Monday 31 December 2012

2012年の最後の日。

早いものでクリスマスが終わり、とうとう2012年の大みそか。

ここオランダでは、やはり年の区切りということで、TVなどで「De laatste dag」という言葉をよく耳にする。またこの31日の指定時間のみ、一般の人が花火をやってもいいという決まりがあるらしく(破っている人もいるけど・・・)、一部のライセンスのあるお店が花火を売り出している。また31日に食べる「オリボール」なる丸いドーナツみたいなもの、家庭で手作りするところもあるようだが、パン屋さんやスーパーマーケット、臨時出店などで売り出しているところも。ということで、クリスマスとは多少違った盛り上がりも多少見え隠れだが、日本ほどではないような。

自分はというと、結局何となくバタバタと忙しくて、今年の振り返りやら、来年に向けての抱負を考えるゆっくりとした時間がなく来てしまった。情けなさし。。とはいえ、少し隙間時間で見かけたBlog記事のなかに、自分が無意識に感じていたことを言葉にされていたものを見かけたので、少しここで備忘録も兼ねて書いてみる。

以前のポストでも触れたことのある、日経新聞のビジネスリーダーによるブログシリーズのなかに、女性起業家の方のブログがある。残念ながらこの方のシリーズは終わりになってしまうよなのだが、最後の2つの記事から心に響いたこと。(彼女の言葉は起業・経営を通じて実践していることなので、今の生活立ち上げ期にある自分とはレベル感がかなり違い、こうしてブログに引用させていただくのは少し気が引けるが・・・・)

1つ目の記事は、新しいことへのチャレンジについて。自分の場合は、大それたことはできなかったけれど、今回オランダに移住してきて、今までのキャリアを積み上げるなかとは違った側面で、きついなと思うチャレンジ場面に幾つか出くわしてきた。まさにその時、「Excuse」探しを仕掛けたものの、結局踏ん切りをつけて、飛び込む・続けるということをしてきたことが多かった。最後は完全な形で成功したことばかりではなくても、やはりやった意義は感じられただけに、とても共感する言葉(以下)。これは来年以降も心がけていきたいなと思う。

「新しいことを始めることは案外おっくうですし、やらなくて済ませる理由は山ほど見つけられます。それでも、挑戦は常に新しい発見や学びを私にもたらしてくれますし、仕事にも生きることをたくさん得られるので継続できる。小さなことでいいので、おっくうがらずに、まずはやってみるということをお勧めします。」

そして最後の記事で心に響いたことは2つ。まず1つ目は、先だってのブログでも書いた前職の会社のお友達との再会時にも、改めて目を開かされたことにつながる言葉。特に今年オランダ移住にあたって、そして移住後に、幾つも想定外のハプニングが続き、何度か折れそうな局面があった。その時に前に進むかどうかの決断の時には、当然ながら失敗したら、その後はどうなるのか・・・ということばかり考えてしまう。でも、心があって歩み始めていたこと、先に進められる道を探す・心持でいく方が後悔がないように感じる。

「行く末、つまり未来に不安はつきものですが、立ち止まって悩むより、心を定めて道を切り拓く方が良い結果につながると、自分の経験、特に起業を通じて確信しています」


そして最後は年始の誓いという考え方について。ここ最近自分の力や努力で何とかならないものが幾つかあり、ついつい「神様へのお願い」になりがちだったのだけれど、少し心を強く持って、「誓う」という心がけにしてみようかなと感じた。
「『神様や仏様にはお願いするのではなく、自分はこうしますので見ていてください、と誓うものなのよ』と教えられました。経営トップとして、事業目標の達成に邁進することは当然のことながら、思うようにならないことが続き、先の見通しも立てづらい時でもひるんだり、ぶれたりしないで、目の前の現実と飽きもせず格闘するエネルギーレベルを維持することがここ数年来のテーマです。来たる2013年には、そのエネルギーレベルをさらにアップさせるような具体的な挑戦を誓ってみるつもりです」

こうした出逢った言葉・考えを頭におきつつ、年明け時に2013年のチャレンジ・過ごし方について改めて考えてみようかなと思う。

最後に、この1年間、もがきどおしだった自分を支えてくれたオランダ・日本の家族、メール・スカイプ・Facebookなどを通じて直接・間接的な励ましをくれた友人たちには本当に感謝の気持ちで一杯です。その存在なくしては、小さな前進でしかなかったけれど、こうして前を向いて歩いてこられなかったかなと思います。ありきたりの言葉になってしまうのが歯がゆいですが、本当に有難う。これからもよろしくお願いします!


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