Saturday 26 May 2012

ガーデニング専門店発見!

【過去分アップデート】

既に過去Postでも触れ始めているのだが、ここオランダはガーデニングが非常に盛ん。どのお家の前を取っても、ぴしーっと綺麗なお庭が並ぶ。あまりに綺麗に手入れされているので、専門家に頼んでいるのかと思いきや、自分たちで手入れするのが大好き。

仕事をしていない人たちは日中、仕事をしている人も、日の長い夕方~夜に、お庭の手入れに励む。新聞にも、毎日のように、どこかしらのガーデニング専門店、お庭の専門店(お庭用の机&椅子&ソファ、BBQセット、飾りものなど)の広告が入っているし、何でも屋さんのようなお店でもガーデニング関連のちょっとしたツールやセットがだいたい取り扱われている。

そして最近、市役所に行く道すがら、市役所のある村に、ガーデニング専門店発見!興味本位に入ってみると、広い広い。そして、鉢植えの緑&お花は勿論、あらゆる種類の鉢植え、お庭をデコレーションするお庭インテリア製品(!?)、ガーデニングのためのツール(草を刈るハサミ・鎌など)、土・肥料・害虫対策薬、などなど。きりのないほど色々なものが!

迷路に迷い込んだ子供のように、ちょっと覗いてみるはずがあっという間に1時間!現在無職の身のため、またどんなお庭にするか我がパートナーともまだ話しをしていないので、買いたい衝動欲を極限まで抑え込み(笑!)、5€ほどの白いアジサイと、白いアジサイ含め、室内に飾ろうと思って他の花屋さんで買ったばかりの小さなお花の鉢植え3つを入れる鉢植えをお買い上げ。そして、早速リビングルームに飾り中。








すっかりご満悦状態で、良いお店みつけちゃったー!と、我がパートナーに報告してみると、花好きに自分がこれからどれだけお花類を増やしちゃうのかと戦々恐々と、「あ、、、見つけちゃったの」とばかりばつの悪そうな顔。はい、残念でした、見つけちゃいました。 :)


Friday 25 May 2012

生鮮食料品の買い出し。

【過去分アップデート】

今回お引っ越ししたDorpje (村)は、前の村に比べて広いので、スーパーマーケット、お花屋さん、美容室、Cafe/Pub、パン屋さん、洋服屋さん、インテリア小物など、ぽつりぽつりとお店がある。 前の村にいた際は、今の村のスーパーまで車で15分かけて買いだしに行っていたことを思えば、気軽に(?)自転車でお買いものできるのは便利で嬉しい。

とはいえ、大きな街にあるスーパーマーケットに比べると小ぶりだし、肉・魚・野菜などの生鮮食料品は、スーパーより、マーケット(決まった曜日に大き目の広場にトラックで売りにくる)や専門店の方が断然種類&質共に、格段に良い(ように感じる)。

ということで、1つの手段は、Den Bosch ('t Hertogenbosch)という古い大きめな街に出るマーケットに出向くこと。Den Bosch行きのバスに乗り、幾つもの村を縫って走ると約45分後に到着。(自分はいつも水曜日に行くのだが、多分土曜日もやっていると聞いたような)

駅から街の中心部に向かう道に、花屋さん、八百屋さん、魚屋さん、チーズ屋さん、何故か布屋さん(それも沢山!)などなどがお店を出している。花屋さんでは、切り花、鉢植えと、種類も沢山、そして何より安い!いつも行くたびに、2-3つで5€ほどのものを買ってしまう。この位の値段だと、買っても罪悪感がなくてついつい手が伸びてしまう。。

そして八百屋さん。沢山出ているものの、きっと一押しのお店が中にはあるのかなと思って、じーっとどれ位それぞれのお店にお客さんが入っているのか観察してみるものの、未だ分からず。(平均してどこにも入っているように思われ・・・) それはさておき、沢山の旬の野菜や果物が、手ごろな価格で売られている。これまでスーパーでしか買っていなかったので、例えば、「オランダの玉ねぎってちっちゃいんだー」と思っていたけれど、マーケットの八百屋では日本の玉ねぎの大きさのものも発見したり。スーパーで見当たらなくて、オランダにはないのかな・・・と諦めかけてた野菜を発見したり。 また当然お買い得。最近は今が旬の、物凄い野太く長いホワイトアスパラをいつも購入。500g 2.5, 3.5, 4.5€とセレクションも多々。

また地元スーパーでは殆どない魚類(大きなスーパーではもっとあるみたいだけれど!)も、ここで入手。未だ鮭しかトライしていないけれど、今度他のものにもトライしてみたい。

お肉はというと、何だかKip(鶏肉)のお店ばかり?探し足りていないのか。ということで、これは時折行く、市役所のある2つ先にある大き目の村のお肉屋で調達。市役所に行くたびに、しっかりとしたお肉屋さんぽく見えてにかかっていたお店、先日初めて足を踏み入れてみる。やっぱり勿論種類も豊富。例えば、我が村のスーパーでは、合びき肉がない!いつも、牛肉&豚肉ひき肉を自分で混ぜて合びきにしていたのだけれど、このお店にはちゃんとあった!(なんてことで驚いたり。。)
それに見栄えからして、こちらのお肉の方がおいしそう。ということで、試しに買って帰って料理してみたら、やっぱりこちらの方がおいしかった。

そんな話を我がパートナーにしてみたところ、このお肉屋さん、過去に賞を受賞したことがあるらしく、地元では信頼されているお肉屋さんらしい。ただ悩みは、自転車で片道45分。今年のオランダの春・夏はあまり天候に恵まれず、しょっちゅう雨が降ったり、寒かったりするので、気軽に買い出しにいけないこと。

とはいえ、少しずつ、どこに行けば欲しいもの・お気に入りのものを入手できるか分かって来たのはちょっと嬉しいかな?



Tuesday 22 May 2012

即席 "Boer"。

【過去分アップデート】

兼業牧場経営中の我がパートナーと家族。ここで詳しく書けないのだが、牧場経営は色々と悩みも多く、色々と方針やら何やらを巡って、ちょっと悶着中。そのような中、巡り巡って(これまた詳細は書けないのだが)、何と我がパートナーが海外出張中に、ど素人の自分が、1週間80頭の牛の面倒を見ることに。。

サポートしてあげたいのは山々だが、相手は生き物。何か合った時にどう対処していいか分からないし、何か間違ってしでかしちゃった時には大変だし、、、とできる限り「お手伝い」もどきにとどめていたのだけれど。。それもまた決まったのが急。2日ほど、牛にあげるミルクの作り方、餌のあげ方のレクチャーを受けただけで、「じゃ、よろしく!」と旅立たれる。 ちなみにミルク、80頭の牛、1頭あたり1.5-2リットルの人肌の温度の温かいものをあげるため、作り方も、上げ方も結構技がいる。うむ。。

また引っ越ししてしまったため、毎日2回、自転車で片道45分ほどかけて、牧場まで「通勤」要。晴れた日ならばいいけれど、、、と思ったら、やっぱり。初めて一人でお世話をするその日、大荒れの天候。暴風&雷雨。厚い雲が途切れなく続き、どうみても長い間止みそうもない。でも他に手段はないしと、雨合羽を着てこわごわ自転車に飛び乗る。無事任務完了するも、初日から何だか嫌な予感。

予感はあたり、更に翌朝。ミルクを作ろうと、お湯を入れようと思ったのだが、給湯器が壊れている!手動で火をつけても、普通なら30分で暖かいお湯がでるはずが、一向に温まらない。大量に注いでいるうちに暖かくなるかもと、何度もミルク釜に水を流し込むが、NG。捨てても捨てても大量の不要な水で溢れだす。

携帯電話で、海外出張中の我がパートナーに指示を仰ぎつつ(・・・「こんな状態で任せるからだ!どうしてくれる!」と殆ど喧嘩をふっかけていたけど。。)、できることをやっていたところ、我がパートナー父が様子を見に現れる。そこからまた新たな火種発火。みなそれぞれこだわりポイントや、何か合った時の対応が違い、「何やってるんだ!こんなんじゃ駄目だ。これをしろ、あれをしろ」と一方的にたたみかけられる。

ということで。我慢も限界。どっかんと大噴火。「1つ1つやるから、放っておいてくれ!」小さな体で仁王立ちして、叫ぶ。あーあ、やっちゃった。これまでどれだけ色々ありつつも良くしてもらってきたのに、、申し訳ないと思う自分と、疲れ果ててどうにでもなれという自分が同居。これでもう追放されちゃうかな、縁切りされちゃうかななんて思ったところ。「強くなったね。オランダで十分生き延びられるね。」と妙に感心さる。がく。

ただ適温のミルクを手際よくあげるために、一定の量のミルクをスピードをもって運ばなければならないのだけれど、身体的に限界があるし、食糧のコーンをリヤカー一杯に入れて運びこむのにも、男性の2-3倍の時間がかかる。農家は大変な仕事をしているのだなぁと身を持って理解できたのは良しとしても、これを職業にするのはちょっと難しいな。

Friday 18 May 2012

庭を綺麗に手入れする母の技、伝授。

【過去分アップデート】

新しいお家へのお引っ越し作業を始め、やることが山盛り。室内のことで手一杯になり気味になっているなか、夕食後の時間に、前ぶれなく一人のゲストが現る。

何と、我がパートナー母が、電動自動車をこいで、30分かかる隣村からはるばる来訪。実はこの借家、随分前に一度我がパートナー弟夫妻が2-3年ほど住んでいたので、大体のお家の構造・特徴はしっかり頭に残っているらしく、「こんな風に暮らしてみたら?」という色々なアイディアが頭のなかにある様子。そんなうちの1つが、お庭の手入れのご様子。

ということで、「元気、大丈夫?」と声をかけつつ、ずんずん進むは我が庭。前住人たちがお掃除しない人達ということも知っているので、お庭の荒れ様子もしっかり想定済みのようで、何やら持ってきたカバンのなかから、幾つかの小道具を取り出す。

まずは窓の周りに伸び放題になっていたアイビー。ガーデニング用のはさみを取り出し、ざっくざっくと切っていく。放置期間が長かった様子を物語るがごとく、見事に茎が太く硬くなっているのもものともせず、力強く切り砕いていく!あっという間に短くカットし、「ね、この方が綺麗でしょ?」と笑顔。

次はお庭の一部に敷き詰められた石のタイル部分。石と石の1センチ位の隙間に、土と雑草がひしめいている。(左の写真) こんなものなのかと思っていたのだけれど、これはどうやら手入れするものらしい。(ってあまりに初心者。。) また次の小道具を取り出し、やおら細い隙間にうちつけ、がつがつと土と雑草を取り除いていく。







瞬く間に、彼女の半径1メートル範囲は綺麗に!「こうやると綺麗でしょ?暫く貸してあげるから掃除するといいわよ」とウインク。とても70歳近い歳とは思えない、若さあふれる力強い動きに頼もしさんを感じるとともに、こうしてはるばる伝授のために訪れてくれる彼女の優しさに感謝。







とはいえ、このお庭、とてつもなく広い。この石畳部分も結構広い。まずは2-3日頑張って大分綺麗にしてみたけれど、、、、これからどれだけ時間がかかるのだろう! ちなみに左の写真は、一部。この見える部分の3-4倍は石畳が続くのである!








さて。更にある日の夕方、懇意にしているオランダ人家族がこれまた突然の来訪。一番の感心は他人のおうちのお庭のよう? ひとしきり見て回り、「美しいわね!」とお庭の広さと、元々設計されていたデザインを思い描きつつ、コメント。その後、沢山虫に食われた後のある葉っぱの茂みをやおらかきあげ、「やっぱり!大量のカタツムリが生息しているわよ。これはちょっとカタツムリ退治の薬を撒いた方がいいわ」とのアドバイス。

更に、石のタイル間を綺麗にした後、「純粋なお酢を掛けるといいわよ」とのこと。何と色々な知恵を持っていることか。

これで毎日晴れている日には、隣人たちがお庭で何やらもぞもぞ作業している理由が分かってきた。どのお家のお庭を見ても、それぞれの個性をもって綺麗にメンテナンスされているのは、これだけ一生懸命手入れしている努力があるからこそ。

これからちょっとずつお庭も綺麗に&素敵にしていけたらな・・・お花も植えたいし、夢は膨らむ。 :)


Tuesday 15 May 2012

おうちの様子(入居前)

【過去分アップデート】

未だ永住の家ではない(借家)なので、改造することも、あまり全てを完璧に根を下ろすことはできない事情がありつつ。

ちょっとだけ、荷物を運びこむ前のお家の様子を公開。古いお家なので、Function的にも、歴代の傷みのあり方的にも、目をつむらなくてはいけないところは沢山あるものの、少しでも「自分たちらしい」居心地のよい空間にできたらな・・・と思っている。

インテリアに関しては、殆ど東京から持ってきているので、あとはどうやって配置するかを考えること、また如何に「きちんと片づけられた状態」を保つかが超課題。気づくとすぐに書類の山が方々にできていた東京生活を、如何に改善できるか。

また最低限の工夫とお金で、どうやったらセンス良くできるか、人のお宅にお邪魔したり、インテリア雑誌を見たり、色々とアイディアをストック中。オランダ人は、本当にインテリア&ガーデニングが好きなようで、その手の雑誌やテレビ番組が多々。

はてさて、どんな形に化けることか。お楽しみ!

お庭の一部。奥の方まで一応このお家のお庭。

 リビングルーム。                      台所。ちょっと狭め。

2階にあるマスターベッドルーム。この他、子供部屋のような小さな部屋が幾つも!

Monday 14 May 2012

"Papieren" ... ちょっとストレス。

先月にIND(移民局)にて1年分の滞在証をもらった際に、「今後のことは全てGemeentehuis(各地の役所)で聞きなさい」と突き放されて早1ヶ月。

1年後にもしパートナービザを延長申請する場合にはどのような手続きが必要か、次はどれ位の期間分の滞在証をもらえるのか、また移民にあったって将来テストを受ける必要があるのかなどなど、国単位で考えていることなのに、何故INDで応えないのかな・・・と思っていたところ。

本日、引越しに伴い、我がパートナーも含めて日本で言うところの「異動届」を出すため、Gemeentehuisへ。(ちなみに月曜日だけ、夜7時半までやっています!)大きな都市では、幾つかの地区に分かれて複数あるみたいだけれど、ここはさすが田舎。1つの役所で複数の村を管轄しているので、車で20分ほどかかる別の村の中に出向かなくてはならない。ということで、今回、折角足を運んだので、必要なことは全て終わらせようと、この異動届のほか、運転免許書の書き換え(日本のもの⇒オランダのもの)や、INDで質問してつき返された内容も携えて、窓口へ。

異動届は、慣れた手つきで対応されたものの、免許書書き換え&移民プロセスについて話が移ると、笑顔なものの少し戸惑われる。このGemeentehuisが管轄している村民(っていうのか!?)にあまりこうしたケースの問合せ&アプライがないようで、何やらコンピューターに向かって調べ始める。担当者が真剣に調べている間、窓口の人は自分の日本語で書かれた免許書を見て私たちとおしゃべりを楽しんでいたけど。。

まずは免許書書き換え(日本人は試験免除!)。何やら健康に関する質問書を渡され、それを記入の上、免許書の抜粋証明書(オランダにある日本大使館に依頼して、免許書の内容を英訳し、オランダ大使館印をつけてもらったもの)と共に、送付するようにとのこと。日本の免許書は取り上げられるよといわれたけど、実際には、外務省のWebサイトによると、大使館経由で返還されるみたい?

そして1年後のビザの再申請と、移民テストについて。これはお手上げ。全然知らない様子。。逆にIND(移民局)に聞いてくれと言われてしまった。他ではよく話を耳にしていたが、あっちいったりこっちいったり、担当者によって対応や言っていることが違ったり、もうちょっと何とかならないかしら。。

でもちょっと嬉しかったのは、頑張ってオランダ語を使ってお話したところ、「10週間でよく頑張ったわね!ぜひこれからも頑張って!」と何度も励まされたこと。丁度今日の朝、ミニバスの運転手(おじいさん)と話したときには、あんまり通じなくてがっかりしていたところだったので、少し励みに。・・・・・でも、早いところもっとスピーキングやその他含めて、頑張って伸ばさないと、そのうち「1年もいて、これだけ?」って逆に言われちゃう。。気を引き締めて、日々少しでもお勉強しようっと。

Saturday 12 May 2012

お引越し、本格化。

とうとう、これから借りるお家の、前の住人の立ち退きが完了し、引越し作業を本格化することに。

沢山の荷物(200パッキング近く!)が待ち構えるなか、まずは一瞬空き家になったお家のお掃除から。日本のように、次の住人が入るまでに、大家さんがハウスクリーニングをして、できる限り綺麗な内装にした上で引き渡されるということがなく、全て自分たちでManageしなくてはならない。(田舎だからかな?)

今回の借家は、古くて部屋が一杯あるお家ということと、前の住人があまり綺麗に家事をしないタイプ&二人の赤ちゃんがいたので、やっぱりちょっと、お掃除する箇所が多め。また引越し業者さんを頼むわけではなく、自分たちでコツコツと荷物を、今の居候宅先から運ぶため、すぐに新しいお家で新生活スタート!という訳にもいかず。掃除箇所も優先順位付け。まずは生活を立ち上げるのに必須のキッチン、寝室、そして余力があればリビングを綺麗にして、荷物を運び込みしつつ、他の部屋を掃除&整理することに。

それから、電化製品やら、新しいおうちのために欲しいものが色々あるのだけれど、今は時間に余裕なし!ということで、まずは電化製品類のお買い物から。やることがありすぎるので、1時間半弱で、洗濯機、掃除機、コーヒーメーカー、他、諸々お買い上げ。ちなみにここオランダの電化製品マーケットでは、ドイツの製品が品質の信頼が高く、人気の様子。でも日本には製品出していない会社なのか、例えば、洗濯機で1-2位の人気のある会社は、初めて聞いた名前!日本の会社では、Panasonic、Sharp、Sony(TVのみ)といった辺りがお店に並んでいた。

お買い物から戻り、掃除開始!思った以上に時間がかかる。ちょっと苦戦中。それから、未だ新しいお家での、TV、電話、インターネット全く契約できていないので、暫くネットアクセスも制限されてしまうかな。でも、これでやっと少しずつ生活を本格化できそうで、嬉しい。ということで、張り切ってお掃除&お片付け中!

Thursday 10 May 2012

オランダのLibrary 比較

オランダ語集中コースに通っていた頃から、快適な勉強場所確保のため、図書館通いを始める。

色々事情があったり、たまたまの事情で、これまで3つの図書館を利用。また何故かヨーロッパの美術館や図書館カフェが好きな自分。これまた1つの楽しみ。ちなみ違う地域にあるためか、それぞれに個性や特徴がある。ちょっとここで感想含めコメント。


まず常連のように行くTilburgの図書館。ここは多分3件の中では一番本の量が多い感じ。勉強専用スペースやちょっとしたグループワークスペースも多め。またCafeは街にも何軒かお店を出している専門店がやっているので、食べるものもそれなりにある。あとここのカフェオレは、大きめのカップに並々と入っていて、つかの間の幸せな気持ちになれる。ただ全般的に建物内のデザインや雰囲気は機能重視っぽく、用を足せてればいいかなという感じ。利点は夜9時までやってることだが、代わりに朝は11時からとちょっと遅いのが難。


次にたまに利用するのがDen Boschの図書館。ちょっとこじんまりしているが、勉強スペースは静かで勉強しやすい。ただ小さいだけに出遅れて来るとスペースがあくまで待たなくてはいけないのが難。ここのCafeもちょっとおしゃれ目かつ、Reasonable。先日、ホワイトアスパラのポタージュとパンで3ユーロなり!またCafeで注文したものを勉強スペースに持ち込み可。また朝9時から空いているのはちょっと嬉しい。建物のデザインは、中央部分が吹き抜けで、全体的に狭いものの、圧迫感はない。でも本の量は一番少なさそう。



そして、たまたまお散歩中に雨にあい飛び込んだのがBredaの図書館。本もそれなりに多いけれど、勉強スペースは大分少なめ。利用者が使用できるパソコンがちょっと多すぎて、スペース使いが勿体無い?なんて。Cafeは、ちょっと駅のKiosk的な感じで、あまりオシャレな感じはなし。でも人は優しかった。



などなど、徒然なるままに図書館比較でした!

Tuesday 8 May 2012

嫁の条件?

ここ2日、諸事情があり、外出をせずに居候宅にて終日時を過ごす。時には、近所を自転車で羊の見回りをしにいくこともありつつ。

そのような訳で、我がパートナー両親と、二人を訪ねてくる近所のお友達たちと、お茶(コーヒー)をしながら談笑する時間が沢山。マダマダ分からない単語だらけなので、普通の会話はついていけきれないのだが、オランダ語勉強中の自分に少しでも話せる機会をと、部分的に質問攻め(日本のこと)にあう。でも良い練習だし、みんなが優しいので、頑張ってお話中。

そんななか、今週末にとうとう引越しを控え、徐々に話のネタも引越し関連のことが増えてくる。そして出てきた質問。
父:「料理はできるのかね?」
自分:「(本当は完璧じゃないけれど、ごちゃごちゃ説明すると返ってややこしくなるぞと思い)はい、料理道具さえ揃えば!」
父:「何を作るのかね?日本料理だけ?」
自分:「いえいえ、西欧料理も作ります」
父:「そうか。ということは、ジャガイモ料理は作れるのだね」
自分「・・・・」

一応、このオランダ家庭で過ごしている間に出てきたジャガイモ料理といえば、「ゆでじゃがいも(丸ごと)」「マッシュポテト」「スタムポンド(マッシュポテトのなかにゆで野菜が混ざっている)」の3種類。うーん。レパートリー、そんなに多いほうじゃないけれど、さすがにゆでて、マッシュすることは、そんなに難しいことじゃないように思うのだけれど、物凄い重大なように聞かれたのは何故だろう・・・・

日本ではかつて、嫁入り時に肉じゃががうまくできるかが大切そうだったけれど(あれ、間違っているかな?)、やっぱり毎晩でるし、ここオランダではジャガイモを茹でるスキルが必須なのかしら。

なんて。甘くみていると、実は何か茹でるのに特別な隠し技があって、後で痛い目にあったりして。

Monday 7 May 2012

世の中便利になったもの・・・

インターネットの発展により、アクセシビリティやコスト構造が変わったものが沢山あるけれど、インターネットを通じて、他国に住む家族・友人とのVideo通話は、本当に貴重な存在。

昨日・本日と、必然と偶然が重なり、立て続けにSkypeのお世話になりっぱなし。まずは日曜日、久しぶりに我が母とVoiceチャット機能で話をする。話し始めると、色々つきず、ついつい長電話。

そして今日月曜日。朝一から、お仕事の面談があり、Video通話。(これはSkypeではないけれど) やはり声だけでなく、相手の顔を見て話す方が、お互いの相手の反応が見えて話しやすい。また相手のことも掴みやすくて、安心感が出る。

インタビューを終えて、暫くネットをつなげていると、英国留学時代のインド人の親友の一人からメッセンジャーでメッセージが飛んでくる。お互い何かターニングポイントがある時には、不思議と縁がつながって、今では普段違う国に住んでいるのに、再会したり、こうしてネットで直接話をしたり。そして今日も、「折角だから、Skypeで話そう!」ということで、彼女が仕事を終えた後に話をすることに。

更には、いつも何か悩んでいる時にお世話になりっぱなしの、頼もしい姉のような存在の友人とも、久しぶりにSkype Video通話!お互い自宅でくつろぎながら話をしていると、何だか日本にいる時に一緒の場所でお話しているような錯覚に。(・・・・と私だけが感じたかな?) ついつい色々とお話しすぎてしまい、日本が少し遅い時間にさしかかっているにも関わらず・・・反省。でも、色々と自分の立ち位置やこれからについて、我に返らさせていただく言葉も沢山いただき、また今取り組まれていることなど話を伺うことで、良い刺激も受け、本当にいつもながら感謝です!(いつも頼ってばかりの情けない自分。。)

そして夕食後は、上記お約束通り、インドとのSkype Video通話。シンガポール出張の際に再会して以来、1年ぶりに話をしたので、お互い積もる話も多く、あっという間に時間が過ぎ去る。彼女とは、国籍・宗教・年齢を超えて、人としてのValueでお互い似ている部分が沢山ある。そしてこれは英国で出逢って以来、早6年近くも変わらない。

インターネットテクノロジー発展に感謝。

Sunday 6 May 2012

言葉の習得は、繰り返しが大事・・・な気がする。

先週でとうとう終わってしまったオランダ語コース。

ここ2日、あれだけ毎日怒涛のようにオランダ語を聞き、声に出して読みを繰り返していたのをぱたりとやめると、目に見えるように後退していくのを実感。 頑張ったご褒美にちょっと自分をふにゃけさせてみたのだけれど、ちょっと焦り。 確かに、日本で、3日英語を聞かないと、リスニング力が落ちると言われたことがあったことを思い出し、妙に納得。

ということで、Keep Upするためにも、引き続き何かしら語学クラスに参加できないかとリサーチしてみると、特に大学の語学スクールは見事に5月に始まるコースがない。そして、大体が8月か9月まで、新しいコースが始まらない。(涙) 大学外の語学学校なども、何故か夏休み近辺はぽっかりとスケジュールが空いている。

その他、通っていたコースの先生から教えてもらった、一部の地域でRetiredしたオランダ人を中心に、外国人のオランダ語習得のために話し相手になってくれる「SamenSpraak」なるグループについてリサーチしてみるのだが、今いちいつやっているのかとか、詳細がつかめない。

でも良く考えると、勿論学校に行くことも1つの手だけれど、今までやったテキスト、未だ未だやり残し感があるし、これを徹底的に飲み込むまでやるのも1つかな・・・・と思い始める。ということで、まずは、多少聞き流し感はありつつも、ちょっとした牧場のお手伝いの合間にiShuffleで音声を聞いてみる。

すると、少し頭が刺激されたのか、現居候先を訪問してくる、我がパートナー両親のお友達の皆さんとの会話、少しだけまたましになってきた気がする。ついつい、他に楽しいことがあって流されてしまいがちだけれど、やっぱり、これは少しでも続けてみるか!なんて。いつまで続くやら!

Saturday 5 May 2012

Bosschebollen - ちょっとした名物お菓子。

昨日オランダ語コースを無事修了できたお祝いに、Den Boschという街で、皆んなが大好きな「Boschebollen」というお菓子を買って、帰宅。想像通り、皆んな一遍で笑顔。

初めてこのお菓子を食べたのは、我がパートナー家を初めて訪れた時。's-Hertogenbosch(現通称 Den Bosch)という、ヨーロッパらしい古い良き街をお散歩した際に、Cafeに入り、彼から「そういえば、有名なお菓子があってね・・・」ということで注文してもらった。

丸いチョココーティングの握りこぶし強のボール状のお菓子で、そして中を切ってみるとたっぷりと生クリームで埋め尽くされている。最初見た時には、「え、これ全部食べるの?甘そう・・・・」と驚いたものの、甘ったるさはなく、ブラックコーヒーと一緒に食べると案外ぺろりと食べられてしまった。 


この時に、自分たちだけ食べたというと、家族皆んなが嫉妬する(!)という言葉を受け、このお菓子を作っているパン・ケーキ屋さんを探し当て、お土産に買って帰ったところ、異常なほどの受け。ということで、今回、オランダ語コース中、色々な形で応援・サポートをしてくれた家族へのお礼には良いかなと思ったといういきさつ。

ちなみにこのお菓子、勿論我が家族だけの人気ではない。街を歩くと、Cafeの前に「Boschebollen met Koffiee」の看板が掛っていたり、先日も朝9時からCafeで実際にBoschebollenを食べているおじさんを見かけたり。。その上、検索してみたら、何とWikipediaにまでページが!さすがにオランダ語のページしかなかったけれど、それほど有名なものらしい。

幾つかのお店しか作っていないと聞いているのだけれど、その中でも1店舗しか知らない自分。今回も駅近くにあるこのお店へと出向く。Windowには、このお菓子以外にも、オランダの国色オレンジを使った色とりどりのお菓子も並ぶ。なかなか綺麗。

これだけ人気があるお菓子、もしかして途中で売り切れになるかも!と、午後3時頃行ってみると、日本ほどではないが常に行列!それも、出てくる人達は沢山購入しているらしく、大きな箱を抱えてお店を出てくる。どうしよう、前の人でSold Outになっちゃったりしたら、なんてあらぬ心配をしていると、お店の厨房から続々とBoschebollenが運ばれてくるのを目撃!良かった!


今回我がパートナー家族&彼の兄弟家族皆んなに購入したので、その数10個! ちょっと自分のなかでは圧巻だったので、平凡な写真だけれど、ちょっと掲載。

ということで、是非オランダ中東部を旅する際には、Den Boschと、Boschebollenをお試しあれ!




Friday 4 May 2012

オランダ語コース、無事修了!

昨日受けた、デルフトメソッドのオランダ語集中コース最終テスト。

最後の最後まで、すっきりと復習が終わりきらない状況。そして試験会場の教室の前に行くと、前の5週間コースから、2度目の試験を受けに来ている人も見かけたので、やっぱり全てのテキストの試験は難しいんだろうななんて思いつつ。ともあれ。色々いつも不安がる割には、最後の土壇場で物凄い開き直れる便利な性格。今回も「落ちてしまった場合には、もうちょっと勉強しなさいっという神様の思し召しなんだと思おうー!」なんてこういう時だけ神様頼り。

試験用紙が配られる前に、先生が妙に席の配置に気を配る。隣の回答が見えないようにという配慮らしく、何人かだけ離れ小島のような場所に座るように指示される。その1人にしっかり入ってしまった自分、みんなとは背を向け大きな机を独り占めした形。ちょっとこれは快適。(・・・っていっている場合かと)

そしてテスト用紙が配られる。ここでもまた仲間外れ。テスト用紙が足りなくて、2名だけ後回し。見事にそのうちの1人ということで、5分強、他の人たちがテストを進めている間に待ちぼうけ。ここまで来ると、ちょっと焦りも吹き飛ぶ。会場に来る前までは、出るか出ないか分からない単語を1つでも覚えようと頭の中に詰め込んでいたのに、どうでもよくなってくる。

そしてやっとテスト用紙が来て、テストを始める。43章のテキストから、10章各10題ずつ、計100問。いつものWeeklyテストと同じく、テキストの一部の文章の穴埋め問題。今回出たところは、大体が頭に残っている部分だったので、さくさくと回答。ちょっとうっと詰まってとりあえず埋めるべき妥当な単語さえ分からないのが1題、スペルが危うい!と思ったところが3題、迷ったのが2題。あとはきっと多少のケアレスミスはあるだろうけれど、75点以上が合格なので、これは大丈夫かも!とほっとする。一応見直しをしても時間が余ったので、教室を途中退室。監視の先生もちらりと回答を見て、笑顔。教室を出た後、暫くクラスメイトの方々と談笑をし、ちょっと日本大使館で用事を足して、帰宅。

帰宅すると、我がパートナー家族みんなそわそわ。開口一番、「どうだった?受かった?」の質問攻め。いつも当日中に試験結果を持って返ってくるので、もう結果が出ているのかと思っていたみたい。残念ながら、メールで翌日までに通知ということで、静かな夜を過ごす。

そして本日。テスト結果が送付。おおざっぱにも、テストを受けた全員のテストスコアと、Speakingに関するRatingと、コメントまで書かれたリストが受験者全員に一斉送付。結果、94点!いつも順調にテストをこなすドイツ人と並んでトップ。でも、、、、授業でも言われた通り、SpeakingのRatingが悪い。9月に始まるIntermediateクラスに出る場合は、その前に先生とアポをとりFluencyのアセスメントを受けるようにと。Sigh(ため息)折角合格したのだけれど、PCの前で途方に暮れる。こんなに頑張ってきたのに、どうしてSpeakingは依然伸びないんだろう。。

でも昨日帰宅する際に一緒にいたクラスメイトを見ていて、反省する点もあり。彼女はオランダ人パートナーと常にオランダ語で話をしているとのことで、途中で電話をしている際にも一切英語を使わずオランダ語で会話をしていた。自分はというと、いつも授業の勉強で一杯一杯でそれ以外は、オランダ語から逃げるがごとく、我がパートナーと英語でしか話をしてこなかった。そのお陰か、皮肉にも、英語は今人生のなかで一番流暢なのだけれど。。(それでも上手な人と比べたら、お粗末な英語。。)

ということで、すっきりしないけれど、10週間全速力で頑張ってきたし、一応移民テストを受けられるCEF(ヨーロッパ言語共通のレベル設定)のA2レベル(TOEICで550点未満レベル)まで来られたし、これだけ頑張ってできない自分の力のなさを嘆きたくなる気持ちを封印して、今晩(正式には明日・・・)はお祝い!Proost!

Wednesday 2 May 2012

オランダ語コースの最終試験勉強。


最後のクラスが終わってから、最後の大試験があるまで5日の中休み。テキストの復習を始めて気づいたこと。毎日テストで覚えたり、Weeklyテストでおさらいをしていたものの、如何に短期記憶に頼って試験を通っていたかをまざまざと感じさせられる。

最初は5日もあるから、折角なので丁寧に復習も兼ねて勉強を始めてみる。ずっと指摘され続けている発音の悪さや歯切れの悪さは、「この単語の発音ってこれで良かったっけか?」なんて始終思いながら発音していることも原因の1つなので、これを機会に文法的なことや、単語の再暗記だけではなく、音もしっかり復習しようと。また、折角「これいい表現!」と思っても、早いスピードでテキストが進んでいくうちにどんどん忘れてしまったり、1つの動詞の活用がばらばらのテキストに散りばまっているため、今一つ「あれこの動詞の過去形はなんだっけか」なんて思うこともあったので、これを機に、全テキストを見直す時に、色々な形で英語のインデックス付きでExcelにまとめ始める。テキストはオランダ語の索引しかついていないので、これで自分なりにたどりやすい形でオランダ語の単語や表現を逆引きもできるし!

・・・・などと、のんびりやっているうちに、あっという間に時間は過ぎる。残り2日となったところで、テキスト後半、当然ながら難しい内容になっていき復習が思うように進まないことに大焦り。よくまあ毎日のテスト、1回でそれも殆どが90点以上で通っていたなと思うほど、単語は忘れているし、再度覚えようと思おうと思うように頭に入らない。何せこの3-4日で43のテキスト・2500以上の単語を頭に再度頭に入れようとしているのだから、無理はない。

ということで、最後の2日は、まとめはお休み。ひたすら全てのテキストを一通り見直しができるように勉強するので精一杯。こんなんで、本当に最後のテスト大丈夫かしら・・・・と心の中で葛藤。そして弱気になっては、「いかんいかん、これまでもめげそうになっても、めげる気持ちを抑え込んだ途端、すっと色々なことが頭に入って最後はうまくいったではないか!」と自分に言い聞かせ。

でもこのテキスト、本当に秀逸だな、、、なんて改めて思う。良く使える単語、表現や、トピックのセレクトまで。大体コース中あった2回のプレゼンとも、テキストの言い回しや単語を本当にフンダンに使い回して、それなりに構成できたし、話ができた(発音は別として)。これ全てを完璧にしっかり頭に入れて(発音、イントネーションやリズムも含めて)、これを元に発展させて使えば、かなりオランダ語できるようになる気がする。

ということで、最後2日間は、結局試験に合格するための勉強に切り替わってしまったけれど、試験が終わったら、また↑のExcelの大作(これ自分で言うのもなんだが、手間はかかっているが絶対便利。売れる!)続きに着手しつつ、もっとオランダ語を普段使いしたいと思う。

Tuesday 1 May 2012

"Koninginnedag" - オランダ女王誕生日


4月30日はオランダ女王誕生日。実際の現女王誕生日は1月らしいのだが、冬は寒すぎるということで、彼女の母ユリアナ女王の誕生日であった4月30日をそのまま「女王誕生日」として祝日にしているとか。確かイギリスのエリザベス女王の誕生日も似たような理由のいきさつで、実際の誕生日と、公式的に「誕生日」としている日が違った気がする。

そしてこの「公式的・国民祝日」の女王誕生日には、毎年女王が違った街を訪問するらしい。でも決して大都市は選ばれないとか。今年は確か、アーネムという大都市の近くにある街だったような。訪問を受ける地もその準備でおおわらわらしく、当日の地方紙には、パレードや、女王が歩くルートを、ダミーの女王と市長が予行演習した写真がぱちり。そして写真上のダミーの女王様は、しっかりオレンジ色の飾り物を身にまとっていた。オランダ王家のオラーニャ家の色-オレンジ。

さて女王様のお誕生日をお祝いする国民もいる一方で、この日をお祭り日として過ごす国民も多々(こっちの方が主流?)。大都市では、本当に大変な騒ぎ。2年前にたまたまオランダに来た際、女王誕生日が重なったので、アムステルダムに行ったのだけれど、驚くほどの人・人・人。大きな通りは、歩くのが遅くなるほど、人でぎっしり。それも圧巻なのは、どこ見てもオレンジ。みな、オレンジ色の巻物をしたり、オレンジ色の服を着たり、帽子を被ったり。そしてかなりの人が結構歩きながら飲んでいる。更に街の中心部の運河には、色々な人達がボートを貸しっ切って、船上で呑んだり、踊ったり。それも、これでもかというほど隙間なく乗り込み、ビール片手にずっと立っていたり、踊っていたり。

最初は物珍しく、色々観察して楽しんでいたもの、午後3時過ぎごろになると、段々と雰囲気が悪くなる。道には飲んだ後のビール瓶がごろごろ転がっていたり、割れて散乱していたり。また悪酔いした人達同士のちょっとしたこっづきあいから、スリ出没まで。ということで、2年前の初めての女王誕生日は、最後は結構疲れて帰って来た記憶がある。

ということで、今年は試験前でもあるし、もう少しいい感じでゆっくりしようと、途中、りんご畑などを通り、春の日差しの下、綺麗に花が咲き始めている光景を写真に収めながら、Nijmehenという、ドイツに近い都市に出向く。ライン川へとつながるマース川がゆったりと流れる街で、第二次大戦中のドイツとの戦いでも有名な橋がある街。ここもやっぱり、それなりの都市だけに人は多かったけれど、皆の飲み方はもうちょっとおとなしい。そして少し本来の女王誕生日でされていることを目撃。



今のオランダ語のコースのテキストにも、"Op 30 april is het Koninginnedag, een nationale feestag. Er gebuert van alles op straat. Overal bieden mensen spullen te koop aan. Kinderen, volwassenen, iedereen doet mee." (4月30日は女王誕生日。ストリートではあらゆることが起こる。そこかしこで人々が様々なものを売る。子供たち、大人たち、誰もが!) なんて記述があったり、我がパートナー弟君からも教えてもらったのが、「フリーマーケットどこでも許可なくできる日」。 今回のNijmehenでは、中心部にある公園のなかで、子供が中心になって、いらなくなった洋服、靴、本、DVDなどから、手作りのプチケーキやコーヒーまで、あらゆるものが売られていた!1部の子供たちグループはネールアート店を出したり。ちらちらひやかしながら歩いてみたところ、残念ながらいらないものの処分場っぽい感じ。。でも、一緒に出店を出しているグループが和気あいあいと楽しんでいたり、売っている人とものを見に来ている人達の間での交流やらで、暖かい雰囲気。

ということで、色々な形の女王誕生日があるのだな・・・と思いつつ、最後はオランダ人定番スナックの1つをつまみながら、ビールとワインで乾杯。試験勉強の合間のちょっとした安らぎの時間。








その他の写真たち クリック