Tuesday 28 January 2014

オランダ語・・・・大後退気味。。

「オランダ語で仕事をし始めれば、これまでに学んだことが土台になって、きっとすぐにぐーんと伸びるわよ!」・・・・とは、何人の方に言われただろうか。

しかしながら現状は、大ストラグル中。理由は多々。1つ目は、やはり大学のコースで学んできたオランダ語と、仕事で使うオランダ語が大分違うこと。確かに、英語も、本気で使う英語を学んだのは英国大学院で学ぶための英語。(日本での大学受験までの英語は別として)大学院を終え、その後仕事でネーティブの人を相手に英語を使い始めたときに、「わー、仕事用の英語はちょっと違う!」とぎこちなさを感じたのは事実。でも、そもそもが学習歴が短いオランダ語は、それ以上の、言葉に形容し難い・説明し難い壁を感じる。

もう1つは、「オランダ語以外で物事が成り立たない」という究極な状態でないこと。自分で心を律さない限りは、100%英語で仕事もできてしまう環境。オランダ人の同僚がいるので、オランダ人との直メールではオランダ語を書いたり、話したりしようとはしているのだが、特に「話す・聞く」という面において、やはりぎこちない自分の会話力故に、すぐに折れてしまう自分。。いつも「よし、今日からは心を律して、折れないぞ!」と思うのだが・・・使える機会の6-7割は逃してしまっている。

そしてオランダ語の勉強に時間を割かなくなっていること。このため、これまで学んだ単語は頭から抜け落ち、新しい単語が入ることもなく・・・というひどい状況。これまた「今日からは、電車の中で勉強だ!」と、自分なりに勉強課題リストを作ってみたりするのだが、1日目から守れず。異常な眠気に襲われたり、疲れてボーっとししまったり。

また気を取り直して、家で昔のテキストの音読などを始めると、「あれ、本当に正しい発音ってどんなんだろう・・・間違った発音のままでいると、矯正が難しくなりそうだから、彼(ネーティブだから)に確認してみてから、練習再開だ!」なんて思うと・・・・これまた仕事と牧場で忙しい身、なかなかまともに時間はとってもらえず。。

ということで、このオランダ語習得状況の停滞ぶりに少し焦り気味。焦るのであれば、1日10分でもいいから、音読したり、1つでも単語を覚えなおしたらよいのに・・・・と思いつつ、悪循環の日々は続く。。今のお仕事の契約がひとまず一区切りついたら、またスパルタな学校に通うかな?なんて。

Sunday 26 January 2014

オランダ永住ビザ申請権利・・・ますます混沌。

以前に何度か、オランダ滞在ビザや、永住ビザ/オランダ国籍取得に関して、ブログのポストを書いてきたことがあるのだけれど、ここ最近また結果は出ずとも、出くわしたことがあるので、少し参考までに書いてみようと思う。(02.オランダへの移住 のカテゴリーに過去のポストあります)

移住した年により、適用されるルールが微妙に違うようなので、全員の方に当てはまる訳ではないのだけれど、少なくとも2012年に移住してパートナービザを交付された日本人の方々は(或いは2011年以前も?)、オランダ永住権・オランダ国籍取得の権利を得る1つの条件として、移住を始めて3.5年以内に、所定の試験に合格し、同じ種類のビザで5年以上オランダに居住することというものがあると認識している。(ちなみに、移住してすぐにそれなりの所得の仕事をずっと続けているなど、幾つか違った状況の方は、また違う条件があるので、確認をされるとよいかもと思います)

この所定の試験としてあげられているのが、移民試験(Inburgering examen)という、オランダ語とオランダ社会ルールや文化に関する試験。或いは、この「物議の多い」移民試験以外に(昔に少し関連したポストあり)、NT2というオランダ語の国家試験に合格することでも、代替となる。ただ、この試験は、移民試験よりオランダ語のレベルが高く、レベル1オランダ語で仕事ができるレベル、レベル2はオランダの高等機関(大学・大学院)でオランダ語で学べるレベルの能力を見るもの。

居住地や居住された年によっては、市役所からの援助を受けて、こうした一連の試験対策の学校へ無料で通えることができたようなのだが、自分が住む地域では、2012年に移住した人の大部分(国籍で違うみたい)は、援助が打ち切り。自費で通うことが義務付けられていた。(ちなみにアムステルダムやロッテルダム、その他の都市・地域などでは、2012年までは援助されていた様子)

市役所が援助する場合には、学校が指定されてしまうようなのだが、「試験に最終的に受かるのであれば、ご自由にどうぞ」と放置された自分。どうせオランダ語を本気で習得するのであれば、移民試験の学校(噂によると、コンピューターベースで勉強するとか!?さらに相当高いらしい)に通うより、実のあるコースに通おうと、2012-13年の約1年半、デルフト工科大学のオランダ語集中コースにみっちりと通い、使えるオランダ語を身に付けることに重点を置き(実際どういう結果になったかはさておき)、試験対策は先延ばしにしてきた。

ただ、どうやら移民試験のレベル(A2)を超えるオランダ語のコースを修了したことを証明できれば、試験免除になるらしいという話を幾つか聞きつけ、過去のブログポストにも書いたのだが、デルフト工科大学がコース修了後に出してくれる証明書(注:Certificationではない)を提出してみたのだが、DUOと呼ばれる移民試験関連を取り仕切る組織から、「ダメ!」出し。。

さすがに虫がよい話かもと感じてあきらめたものの、昨年6月無事デルフト工科大学のコースを上級コースまで修了したところ、大学側から、「NT2のレベル2と同等のオランダ語力を要する」と書いた正式なCertificateを頂くことに。そこで、やっぱり試験を受けたくない自分(往生際悪すぎ・・・)、最後にもう一度、これまで多少相談に乗って下さってきた市役所の担当者の方に、このCertificateを送ったところ。「NT2と同等のレベルがあるというCertificateなのだから、試験免除になってもよいのでは?」と、DUOの担当に再審査要請を送ってくださった。

ただその後4ヶ月以上、音沙汰もなく、さすがに何かしらの審査結果が出ているのではと、市役所担当者に問合せをしてみると。「残念ながら、DUO担当者から、『正式なCertificateではない』(何をして正式とするのかいまだよく分からないのだけれど・・・)と、『この証明書では十分でないと、DUOとしてはアドバイスする』と返事があった」と。更には、「我が市役所としては、このDUOの判断に懐疑的なため、もう少し最終結果を知らせるまで時間をくれ」と。

・・・そこで不思議であったのが、DUO側が、「NGで決定」という通達ではなく、「アドバイス」という言葉を使っていること。また市役所側が、その「アドバイス」を疑問視して、市役所内での協議したいということ。というのも、2013年からは、これまで通常市役所が移民に対して1対1で助言・サポートをしてきた業務が廃止となり、移民は直接DUOという組織とやり取りしなくてはいけないことになっていた。市役所担当の方が自分をサポートして下さっているのは、2012年に移民関連業務を外注した団体さんがイマイチ動きが悪くてサポートが十分でなかったことを認めてくださり、業務外のところを敢えてサポートして下さっているという特例状態。このため、DUOが回答した内容が、イコール決定でなく、市役所が最終意思決定を何かできるって、どういうこと!?と少し混乱してきた。

そこで、もう一度改めて、移民関連を扱う政府の機関の公式ページを読んでみたところ・・・少し事情が分かってきた。どうやら、指定の試験を受けなくてよい人たちを「Vrijstellingen」と呼んでいるようなのだが、2013年以前の移住者に関しては、この部類に入るかどうかは、市役所に決定権限があるとのこと。(2013年以降移住の場合には、DUOの判断=決定となるらしい) これでちょっと、今の動きが納得。

そしてこれから。「Vrijstellingen」に入るということは、有利な点と不利な点があるらしく、この市役所担当者の方より、しっかり全てを理解してもらった上で、Vrijstellingenになるか、試験をやはり受けるのかを決めてもらいたいとのリクエストが。ずっと、試験免除されることと、試験合格することは同じ位置づけと思っていたので、少し驚く。さらにどこのWeb上のページを探しても、Vrijstellingenになることのデメリットを書いたページがなく、また頭が「???」。ということで、とりあえず、今後アポイントを取り、市役所の方との面談に望むことに。

ちなみに、2008年頃にとある大きな都市圏に移住した友人(日本人ではない)から以前聞いた話しなのだが、試験を全く受けず・それに類似するCertificateも持たずに、市役所からVrijstellingenのリストに入れましたと通達があったとか。この都市で、移民試験の合格率が低く、ターゲットにする数値にいかず、問題のなさそうな移民と識別されるとリストに載せられていたらしいとか。。国統一のルールがありきと思いきや、移住した都市や年によって、何だかバラバラのよう・・・少し不思議なものだが、「ルールがこうだからダメだ」とあきらめず、地道に道を切り開く余地があるということなのか?(なんて・・)

Monday 20 January 2014

オランダにて、インドの観光ビザ手配。

色々なことで手一杯だったり、思わぬハプニングが起こり、一度も日本に戻れず、とうとう2年が経過。そうこうしているうちに(!)、日本ではなく、インド旅行に出ることに。

実は、妙に留学以来、インド縁が強く、英国MBA(大学院)留学をした際に出逢った友人たちのグループに、何名かインド人がおり、彼ら・彼女たちの結婚式にお呼ばれしたり、たまたま仕事の関係で出かけることになったり。これまで、オランダにくる前の3年間で5回ほど訪れることに。そして今年は、大親友の結婚が決まり、結婚式に参列するため、6度目のインド訪問を計画中。

ちなみに、過去インド訪問のたびにビザ申請をしているのだが、初めての申請は、英国留学中で、ロンドンのインド大使館で手配。朝インド大使館に行き、沢山の行列(という雑踏!?)に入り、日にちと時間が書かれた紙をもらう。そしてそのアポイントの日に、改めて大使館に出向き、窓口で書類を提出。その場で審査官みたいな人が書類に目を通し、審査OKとなると、お金を払ってパスポートにビザを発給してもらうといった流れ。ちなみに、料金は国籍によって違うらしく、日本人はかなり格安だった。

そして2回目以降は東京で手配。東京でのプロセスは、書類を揃えて、大使館ではなく、大使館がサービスを外注しているビザアプリケーションセンターに出向き、順番待ち。自分の番が来たら、書類&パスポートを提出すると、担当の人が簡単にチェックをし、お金を支払う。確か、ビザをもらえる日をその場で指定してもらい、その日以降に、再度アプリケーションセンターに出向き、ビザを貼ってもらった自分のパスポートを返してもらったように記憶している。

ただこの過去5回の申請ともに、多少「細かいこと聞くなー」と思う部分はあっても、それほど難しい内容ではなかったので、ま、おいおい手配すれば・・・と高をくくっていたところ。今回ビザ申請について説明されたWebページを見つけて、読んでいくと、少し焦りが生じる。少し手続きの仕方が変わったのと(申請用紙はWebベース)、日本国籍を持ちながら、オランダという第三国で申請することなどもあってか、申請書以外に揃えるものが、思いのほか多い!

何とか体裁を整えて、インド大使館の命を受けて、ビザ申請受付・受け渡しの代行をしているビザアプリケーションセンターへ。少し遅い時間に行き過ぎたためか、思いの他すいていたのだけれど、1件1件の申請書類と内容チェックで時間がかかっている。。さらには、結構厳しくチェックの結果、「出直してください」と言われている人たちも。そう冷たく言われて、頭にきて、申請受付担当者に食ってかかっている人たちもおり、更に時間がたっていく・・・結局待たされること2時間。

あまりに色々もめている様子を見ていたので、少し自分の揃えた書類につっこまれどころがあるかな・・と不安もあったため、ちょっとドキドキ。でも、日本国籍者のビザ申請自体が比較的ゆるいようで、申請チェック担当者は、終始笑顔。「日本人は料金が安いのよね~」などとまで言われ、最後は「通常であれば、あなたのようなケースは2日で発給されると思います」と。Webサイトのステータストラッキングシステムにて、自分の受付番号などを入力し、ステータスが「Approve」となったら、取りに来てねとのこと。

ちなみに、2日といわれたものの、結局3日半かかり、無事承認。来週またはるばると、ビザアプリケーションまで出向くことに。

さすがにオランダで、インドの観光ビザ申請をされる方はそうそういらっしゃらないかもしれないのですが、今回の申請内容・方法などを覚書も兼ねて、以下に書いてみます。万一同じようなケースで申請される方は、年々刻々ルールもプロセスも変わっているので、参考程度に読んでいただければと思います。

今回必要となったことは以下の通り。

①Web上の申請フォームに、必要事項を記入。項目的には少し増えている!?
 過去にとった最新のビザ情報、最後にインドで訪れた場所の住所、過去10年間で
 訪問した国名(文字制限があって全部かけなかった・・・)などなど。

 また、これまで過去にもらった、6ヶ月有効で複数回入国可能の観光ビザを参照して、
 今回申請するビザの要件を入力したのだが、後によくよく項目説明ページを読んだところ (先に読めという感じですが・・・とほほ)
 「6ヶ月のビザを申請する場合、また複数回入国のビザを申請する場合には、
 その必要性を示す書類を提出すること」・・・・と。

 その他、諸々、間違ってしまったところが幾つか見つかり、一度記載完了と押してしまった
 フォームは修正がきかず、結局3-4度申請フォームを書き直す羽目に。。

②誓約書類
 観光ビザで入国した場合に、入国期間中に、自分のビジネスにつながることをしない
 とか、提出した文書・プロセスに関して納得していることなどを、2つほど宣誓をする文書
 が必要。テンプレートは、Web上にあり。

③(ステータス次第だが・・・)最新の銀行の明細書。
 最近の月の入出金の記録と、口座にある金額がプラスであることを示すため・・・とのこと。
 未だオランダでの収入が乏しいので、こんなものを見せたら、かえってNGにされちゃうの
 ではとちょっとハラハラ。。

④(オランダのパスポート保持者以外の申請者)オランダにこの先1年以上滞在許可を
 受けている証明書
 アプリケーションセンターの説明文書では、「市役所にて、これを証明する文書をもらって
 提出すること」とあった。申請する予定の前日にこの文章を発見し、慌てて翌朝、
 アプリケーションセンターに出向く前に、地元の市役所(というか村役場?)に出かけた
 ところ・・・ 出してもらえる書類が、現在の住所に住んでいるという証明書のみ。。
 事情を説明したのだが、「そういう滞在許可の内容を証明する書類は、市役所では
 発行できなくなったので、IND(移民局)に行ってくれ」の一点張り。。

 仕方なく、取り合えず、住所証明の紙と、INDから発行されている滞在許可書のカード
 のコピーを持って出向いたところ。たまたま自分は、オランダに移住して以来、2回も
 引越しをしてしまっているため、思わぬ難しさが。INDからの滞在許可が始めて出た
 日付と、現住所の入居日に大きなギャップがある。アプリケーションセンターの担当者
 曰く、インド大使館担当者から、「このギャップは何だ?」と突っ込まれる可能性が
 あるので、誤解を招く書類は出さないこと!とのアドバイス。結局、IND発行の滞在
 許可カードのコピーだけ受領されることに。。



Sunday 12 January 2014

我が村の、冬の風景。

昨年年末に通った、週1回で2ヶ月間の写真コースは終わってしまったのだが、これからも試行錯誤しながら、引き続き写真を撮ってみようと、気になった光景に出くわすたびに、少しずつ写真を撮りためはじめた。

マダマダアマチュア写真だけれど、少しここでまとめて掲載。

 我が家の羊さんたち。
 朝日が昇った後の、我が家の羊さんたち。

 とある都市部の小さな川沿いにて。
 夕暮れの、我が家の羊さんたちと、教会。

冬に起こりがちなのだが、近くを流れる2つの大きな川の水位が上昇中!木や草が水に埋もれてしまっています。

Saturday 11 January 2014

小さな地域での人間関係の難しさ。

(少し振り返りでアップデート中)

オランダに移住してきて以来、自分の基盤作りへ最大限の力を注ぎつつ、牧場・家族のお手伝いが次の優先順位となってきていた、これまでの生活。そのため、家族以外の人間関係は、オランダの家族のお友達、オランダに来る前からお付き合いをしているお友達たち、自分のことをよく知っている家族・お友達のご紹介で知り合ったり&自分が一生懸命に力を入れるために通った学校でできたお友達たち、そしてこのブログを通じて知り合った皆さんが主だった。このため、国籍・置かれている環境・立場・歳は違えども、警戒する必要もなく、嫌な思いをすることもなく、楽しいお付き合いばかりであったのだが・・・

少しずつ定住をしてくると、自然と人との知り合いの機会が増えてきて、段々と人付き合いの難しさを感じることが出てきてしまった。特に国籍や出身地域が近いと、時折、少し過度かなと思える「期待感・幻想」を抱かれて、同じような言動や思考をするように期待されたり、近くに住む故に過剰にべったりと一緒にいたがられたりするケースに遭遇し始める。日本人らしい部分もありつつ、日本人女性的でなく、少し男の子的な性格も見え隠れする自分にとっては、少しつらく感じることも。。人を悪く思ってはいけないし、つっぱねてはいけないと思いつつも、少し降参気味・・・難しいものだ。

またこうしたやり取りを通じて感じたことなのだが(自分がたまたま出くわした少数派かもしれないのだが・・・)、何故同じ・類似するバックグラウンド出身者で固まりがちなのか・・・1つには、居住している地域にいる現地の人たちの中にうまく入っていけない或いは、その現地の人たちとの付き合いに楽しさを感じないからのよう?

勿論、全く入りこむ気持ちがない、関心がないのであれば、その意志を貫くのも一つ。ただ、地元でお友達や知り合いができない状況を、「自分は外国人だから差別されている」とか、「オランダ人はつまらない」など、理由を人に転嫁してしまっている場面に何度か遭遇。

でも果たしてそうなのだろうか。実際、昔のブログのポストでも触れたのだが、自分の出身地以外の地域から、全く新しい場所に引っ越してきたオランダ人でも、新しく住む始めた場所で人間関係を築くのに苦労するという話は、色々なところでも聞く。また例え他の欧州の地域出身の人であっても、同じ苦労話を聞く。ということは、少し被害者意識が強すぎたり、相手の土壌に飛び込む勇気・意志が少々薄かったり、同質性のもの以外は受け付けないという性格や気概の部分が邪魔をしたりしていないかな・・・なんて感じ始めた。

また、同じバックグラウンドの方々とばかり時間を過ごしている様子を見た現地の人たちから「彼女・彼は、自分たちといるより、同じ国籍の人たちといる方が好きみたいだから・・・」と、逆に遠慮をして近づかれていないというケースも見かけきた。何となく、勿体ないことをしていないかな・・・なんて感じる。

自分はというと、マダマダオランダ語も怪しいし、こうした時には日本人的な性格が顔を出して人との付き合い方がオランダ人的でなかったりする微妙さがあったりするのだが、有難いことに近所の方々から色々とお声がけいただく機会が増えてきた。誘いを受けても、少し弱気な一面が顔を出し(!)、「うーん、やっぱりオランダ語未だ下手だし、お茶のみにお邪魔しても、会話が途切れてばかりになって、相手が面白くないかも・・・」なんて思いつつも、最後は「えーい、行ってしまえ!」と行動を起こす。すると、想像に反して、お互い楽しい時間を過ごし、「また来てね~!」なんて笑顔でお別れ。

多分、1000人前後の村にポツリと移住してきた日本人という特殊な自分に敢えて声を掛けてくれるぐらいなので、相手の方の度量や関心が高いからという面に救われているという部分があると思う。ただ、差し出された手に乗ってみるという、身軽さ・勇気も必要なのかなと思う、今日この頃。

Monday 6 January 2014

とうとう写真コース終了。。

11月から通っていた写真コースが、本日で終了。

毎週違った写真手法・技法を学び、学んだことを試す・練習する宿題をし、お互いの作品(というほど大げさなものではないが!)を見て、先生・クラスメートからのコメント・アドバイスをもらいと、カルチャースクール的なものながら、沢山の学びと楽しみがあったコース。少しずつ年上のオランダ人クラスメイトさんたちとも打ち解けて、話ができるようになってきた途中なだけに、少し残念。

今週の宿題は、パノラマ写真と、最後のレポータージュ。マダマダ思ったように撮れない部分もありながらも、「Mooi!(美しい)」とお褒めの言葉をもらうと、ちょっと嬉しい。

ということで、最後の作品(!?)を少し掲載。

我が村にある堤防沿いの夕方の風景。まっすぐな地平線、堤防・風車・教会などが入り、オランダ人から「忘れがちな、典型的な古きよきオランダの綺麗な風景!」と褒めていただく!



レポタージュ 自分で選んだ活動・イベントを、最大5枚の写真を使って表現するという最後の締めとなる宿題。今回、「羊のお引越し」をテーマに提出 :)


Thursday 2 January 2014

家族でのお誕生日会。

年が明けて2日目。日本に居た頃は、いつもお正月で学校や仕事は必ずお休みだったはずの誕生日だが、今年は人生初めて(大げさ!)会社で普通にお仕事。

とはいえ、特に誕生日を大事にする(?)オランダ人同僚たちからの「誕生日なんだから、早く帰っていいよ!」の声を後押しに、少し早めに帰宅。そして、何と同じ誕生日の我がパートナーの弟との、家族プラスアルファで少し落ち着いた形での合同お誕生日会!

オランダでの誕生日パーティーは、自己開催が基本。でも、合同ホスト(!)の我がパートナーの弟君は仕事がオフ。そして会場も彼の自宅ということで、買出し&準備を進めておいてくれ、結局はホストというより、多少もてなされる側へ。

2-3週間に1度位は、たまたまタイミングが重なり、両親+3兄弟+各パートナーが一同に介する時間も少しあるものの、こうして落ち着いて全員が最初から勢ぞろいするのは久しぶり。何となく、そのそろい振りを見て、彼の両親が嬉しそうにしている様子を嬉しく感じる。またそれと同時に、異国の地から来て、言葉もまだ難があり、コミュニケーションが難しいこともありながら、温かくいつも迎えてくれるこのオランダの家族に本当に感謝の気持ちが一杯に。

また友人たちから、メールや電話でのお祝いをいただき、年始の忙しいなか、本当に嬉しく感じる。本当に有難うです! :)


Wednesday 1 January 2014

2013⇒2014年への年越し。

ここ最近、いつも旅先(ゴア、八甲田山、ニュージーランド、アムステルダム!)で年を越してきたこともあり、たまには自宅でしっぽりと年を明かそうと計画した13-14年の年越し。

年を越すカウントダウンの少し前までは、同じ村に住む我がパートナー家族・親戚とワイワイと話をし、11時半を超えたところで自宅へ戻る。そして、静寂のなか、シャンパンをあけて新年を迎える・・・・はすが!

12時をまわったところで、同じ村・隣村、あちらこちらどの方面からも、物凄い爆竹のような音が鳴り響く!そう、オランダでは12月31日~1月1日の一定の時間まで、個人で花火を購入し、楽しむことができる。ただ、日本のような「可愛らしい」花火ではなく、それぞれが規模も音も大きい。。最初の1-2つは、「きれい!」と言っていられるのだが、あまりに四方八方であがり、20-30分ほど鳴り止まない。更にはこの音にびっくりした犬たちが、方々で吼え始める。さながら戦争のよう。。

更にはニュース番組では連日、決められた日以外に花火をやってしまっている状況、種類によってや過激化している花火目や手を怪我する人が増える話、車や警察官に向かって花火をあげて逮捕者が続出する話まで、花火関連のニュースで持ちきり。そしてこうした話は他人事ではなく、昨年も今年も、村の悪がき少年たちがグループになって、村中を練り歩き、ターゲットを見つけては、爆竹を投げつける光景。自分も昨年は、歩いていただけで「中国人~!」と花火を投げつけられ、今年はパートナーが運転する車に向かって爆竹を投げつけられ(運転者が誰であろうとも無差別にやっていたからだけれど・・・)。少し度が過ぎているように感じるのは。。(歳?)

ただ欧州に滞在する友人たちのアップデートを見ていると、過激さは違うかもしれないが、いくつかの欧州の他の国も同じ様子?ということは、ほんの少しでも静かに過ごすためには、欧州以外の海外に逃げるしかないのかな?なんちゃって。