Tuesday 20 May 2014

少々強引?

前回のポストでも少し触れたのだが、前職の上司・同僚から紹介されたリクルーターさんたちや、前職の上司たちからの心強い推薦のお蔭で自分の仕事探しに燃えてくれているリクルーターさんたちも出始めているものの、なかなかすぐに成果の出ない、オランダでの就職活動復活戦。

・・・と思っていたら、何と今週に入ってバタバタっと打診が入る。「こういう求人があるのだけれど、興味ある?」が3件、フリーベースでの仕事の案件が2件。ただこの前者3件なのだが、実は、ポジションの内容や、企業からの希望プロファイル(それ通りであれば勤まらない訳ではないようなことも多々書いてあるけど)を見ると、万一インタビューへ送り込みしてもらえたとしても、無理なんじゃないかな・・・と感じるものばかりなのだが、「「○○がMust」とある部分、今クライアント企業に掛け合っているところ。頑張ってあなたを売り込むから」など。。

そして感じるのは、前職半年のオランダの職歴がつく前に、日本での過去の経験を確実にリバレッジできると感じ、企業側の要求プロファイルにもそれなりにそぐうと感じるポジションに応募してきたときには、全く無視される状態だった。それに対して、今この一瞬は、逆にプロファイルと多少合わない案件でも、ある意味リクルーターに「押し売られている」状況になっている。色々な人に、短期間でも現地の実績がつくと変わると言われたのが、何となくどういうことか理解できてきた。ただ、合わないポジションに押し込むというのも、何だかな・・・という複雑な気持ちも。

とはいえ、過去何となく話が進みかけるものがあっても、結局違和感のある案件は確実にぽしゃってきたので、この断続的になだれ込んできた案件も、また流れてしまうような感じがする。次に「これだ!」と思えるものに出会えるのは、いつになることやら。


Sunday 18 May 2014

Socializing。

仕事に牧場にと手一杯で、家族以外ではすっかりおろそかになっていた人とのお付き合い。ほんの少しずつ時間ができ始めた頃に、タイミングよく、少し離れた場所にいらっしゃる友人・知人の皆さんから、メールや電話で近況お伺いをいただく。自分が素直に安心して心を開ける皆さんは、本当に貴重な存在であり、適度な形でKeep In Touchをさせていただかなくては!と思いつつ、連絡を途絶えさせてしまったこともあり、ちょっと反省。。でも、忘れないで気にかけていただけたこと、本当に嬉しく思う。

とはいえ、是非再会も果たしたいと思いつつ、今月は人生最大のイベント(!?)も控え、最初は何とかなると思っていたものの、準備で何だかだと時間がとられ、なかなか実現できず。。少し情けない。。このイベントが終わった暁には、なんて(ごめんなさい。。)

その他、自分が住む村や近隣の村の方々とも、少しずつ再交流&ネットワークを広げたい!と感じつつ、これまた少しスローペースで、既存の関係性がメイン。自分のことを気にかけて、時間が合うと一緒にお茶をしてくれる、同年代のオランダ人の女性と久しぶりに再会。・・・と、最近自分のネットワーク広げにためにと、「この人なら仲良くなれるのでは?」と彼女なりに感じる人をInviteしてくれ始めている。今回は何と、自分の仕事見つけのヒントができるかもということで、自分と仕事の専門が近い同年代の女性!

全然コネクションもなくて知り合ったら、挨拶する程度の関係性にしかならないかもしれないが、こうして誰かがとりもっていると、とてもスムーズ。自分の発展途上のオランダ語にもお付き合いいただきつつ、笑い絶えずにあっという間に時間が過ぎる。こういう機会のたびに、もっと積極的にSocializeしなくては・したい!と思うのだが、やっぱり躊躇してしまうことも多々。でも、少し人生最大のイベントが終わった暁には、気持ちを仕切りなおして、頑張ってみようかな。


Thursday 15 May 2014

実は忙しい・・・その訳。

細々と続いた、契約ベースの仕事が、契約満了で終了し、「仕事がなくて悲しい」日々に突入に思いきや・・・ 実は、今月は少し慌ただしい。

(自分たち以外の要素で)急な話の進展であり、また一部の場所に公表ができずにいたために、ブログには書いていなかったのだが、移住して3年目にして、最終的に我がパートナーと法律上で結婚するということになった。

ずっと議論はあり、やっとのことで昨年秋は、市役所に結婚願を出したのだが。何と移民があまりおらず、国際結婚組も少ない、我が地域。市役所担当者さんが国際結婚のプロセスがよく分からず、書類が4か月以上放置されていたという顛末。あまりに何も連絡が来ないので、連絡をしてみたところ、「急ぎます?」と。。急ぐ急がないではなくて、そのまま放置したら、永遠にプロセスが止まるのでは(大げさだけど・・)危惧もあり、「とにかく進めてください!」と押しかけでお願いに。

そして、結婚の許可を判断するうちの1組織である、移民局(IND)に提出する書類を、再度市役所担当者さんとこの機に再レビュー。今回提出するものは、結婚願的な書類、両者のパスポートコピー、そして自分の未婚証明となる戸籍謄本(戸籍謄本への日本の外務省の印、英訳文書、英訳文書に対するオランダ外務省の印つき)。たまたまこの放置期間中に、我がパートナーのパスポートが更新されたため、改めてコピーの撮り直し。また1点気になったのが、戸籍謄本。実はこの戸籍謄本、オランダに来た2012年の1月に、この市役所や移民局に提出したもの。通常公的文書は6か月が有効期間といわているので、さすがに取り直ししなくてはいけないのではとの疑問があった。でも取り直すと、日本から取り寄せたり、英訳してもらったり、諸々1か月近くかかる可能性があり、本当に必要でない限り、避けたかった。市役所の担当者さんも少しこの辺りがわからず、とりあえず移民局(IND)に出してしまえー(何といい加減。。)ということで、ダメ元で進めてもらう。

そして移民局から約1.5箇月ほどして、「Approved」との返答。市役所でも、この移民局の承認をもとに、古い戸籍謄本でも良しとして(これまた何と最終的にはいい加減!?)、正式に結婚を進めてもよいことに。但し、新たな情報にこの際に出くわす。何と、INDの承認から半年以内に結婚しないと、また改めて申請をしなくてはいけないとのこと。。元々、大きな式を挙げるつもりは全くないので、それではいっそ、自分が無職でいる可能性の高い今月に、結婚をしようということで、話が急展開。

・・・と承認されたし、希望した日も大丈夫そうだし(さすが小さな村!)ということで、これで落ち着いたかと思いきや、何と新たな小さな問題に出くわす。。市役所がプロセスを進める文書の中に、双方の出生地を記入しなくてはいけないようなのだが、自分の出生地情報がない!と大騒ぎに。確かに、通常行われるように、戸籍謄本から、必要な部分を英訳してもらっているのだが、出生地としては何も明確に場所が書かれていない。。担当者が混乱したのは、自分の場合、戸籍謄本のある区と、出生した場所のある区が違うこと。また、東京都と、各区の区別が理解できず。。この市役所側の書類が出来上がらないと、結婚プロセスが進められない!ということで、また小さな波乱。。解決までに、2週間ほど要する。。(とほほ)

そしていざ、家族だけの「小さな」結婚式をと準備を始めると、小さいながらも結構やはり々やるべきことが出てき始める。。またこの機会に、母と、いとこ家族が代表で来てくださることになり(ありがとう!)、おうちの抜本的なお掃除もしなくては!と、我がパートナー両親がハラハラとしながら出入り開始。

日々、To Do項目の一部が「Done」になったかと思えば、あらたな抜け漏れていたTo Doが増える。さて、あと約2週間。人生最大のイベント(!?)ではあるが、どうなることやら。。


Tuesday 13 May 2014

オランダでの就職活動…復活戦。

仕事の契約が満了し、次の仕事探しを開始。但し、諸々の事情により、多少スロースペースなのだが、現在のアプローチを少し書き留めてみる。

1つ目のソースは、先月まで期間限定で勤めていた会社のボス・同僚が、「無数にいるリクルーターのなかでも、この人ならば・・・」とお墨付きをもらって紹介してもらった、所謂エグゼクティブサーチやリクルーティングエージェンシのリクルータたち。英国MBAを卒業しているとはいえ、日本での職歴がメインで、短いながらオランダでの職歴ができるまでは、こぞって「オランダでの実績がないようであれば、仕事探しは無理」とか、「うーん。難しいね。唯一のオプションは、日系企業のオランダオフィスでの、『英語が多少でも話せる人』募集というのに応募したら」など、こぞって門前払いされてきたのだが。全般的にまだ自分という人材を扱う難しさを感じているようだが、実績付きで強力なプッシュで紹介されてしまった手前、彼ら・彼女たちのクライアント企業に、特定のポジションが明示されていなくとも、「オープンポジション応募」という形であたってくれたりしてくれている(らしい)。また非常に数少ないが、本気で具体的なポジションの検討に入ってくれる人もでてきた。但し、残念ながらまだ具体化せず。

また同じ部類であるものの、紹介者なしで、インターナショナルな大手リクルーティング会社(エグゼクティブサーチ、通常ポジション、短期限定ポジションまで対応)のWebサイトで、プロファイル登録をしてみる。この会社は、ボス・同僚から「あまりに大手で、リクルーターが全般的に高武者。あまり候補者を細かくサポートしない」と評判が悪かった一方で、昨年秋に自分の日本での最後の職場のつながりで会っていただいた、オランダで活躍する非オランダ人のリーダーの方々から「一度あたってみるといい」と言われ、両面の評価があり、少しコンタクトを躊躇していた。でも無視されようが、どこで何が起こるかわからない!と登録・・・すると3日後に、何と先方から電話。「ぜひ、あなたのサポートをしたいので、一度お会いしましょう」と。但し、ミーティングまでに、いくつか書類・情報などを提示することとのこと。その情報の一部は、最低2名の推薦人。前回の職場で、2名の新旧ボスと、US本社にいる大ボス1名から、いつでも推薦人になると言っていただいていたので、「これこれの会社から推薦人を出すようにと言われているのだけれど、本当にいいですか?」と確認をとった上で、推薦人の名前&連絡先を渡す。

そしてはるばる、大都市圏のオフィスにいるリクルーターさんに会いに出かけることに。すると開口一番、「推薦人の情報有難うね!実は、あなたの最期のボスにコンタクトしたら、『オフィスも近いし、直接話する?』と言われて、昨日訪ねてきたところなのよ!とてもあなたの成果、ほめていたわよ~」と。そして、「オランダは不況だったから、大変だったと思うけれど、あなたの過去の実績はとても素晴らしいと思うの。え?これまで他のリクルーターから、日本の実績では無理って言われた?なんておかしな人たちなのかしら」と。。。絶句。自分を履歴書情報だけで興味をもってコンタクトをしてくれた位の人なので、比較的オープンマインド&楽観的な人なのかなと思いつつ。

こうした前向きな視点で会話が進むと、どういうアプローチで仕事探しやオランダでキャリアを再構築したらよいかという、具体的なアイディアに話が進む。すぐにはフルタイムだったり、どんぴしゃで自分が最終的にはやりたいと思っているポジションをトライするのは難しいとは思うので、先月までのような期間限定で人員補填が必要なポジションや、オランダのマーケットでは実は人材薄な自分の得意領域が見つかったので、こうしたポジションを中心に探していただくことに。すぐに見つかるとは思わないけれど、クライアント数の非常に多い大手企業さんであるので、「百万が一」何かにであえるかもしれないという期待を持ち。。

少し1つ目のアプローチが長くなってしまったが、それ以外に仕掛けているアプローチはインターネット。前回の期間限定のお仕事も、実は、Linked-inという仕事に特化したソーシャルネットワークの、自分の専門領域のオランダコミュニティに出たポスティングが元で行きついた。ただ、ボスから、実はLinked-inが網羅している内容は一部と教えてもらう。そして、雑多すぎる情報も一緒に拾ってきてしまうが、各社が求人Webサイト、リクルーティングエージェンシがWebサイト、その他諸々の関連ページまで、オランダ国内の全ての求人情報を検索してくれるサイトを教えてもらう。現在、このページを時間を見つけて探索中。多少狙いになりそうな案件が見つかれば、応募。まだ成功はしていないけれど、情報としてはかなり良い。

など。マダマダ暗中模索で、険しい道だし、前回の仕事にありつけたのが最期になっちゃうのでは・・・と正直不安が一杯。でも、何か少しでも道が切り開ける機会にあたれることを願って。。


Monday 12 May 2014

オランダ語の大復習!

この4月まで、都市部まで通勤していたお仕事が終わり、現在住む田舎の村中心の生活に戻る。

オフィスでは、当初は半々、最後の頃は、10%ほどしか使わなかったオランダ語。通勤途中で、買い物やら野暮用やらの際には、せめてもとオランダ語を使う。習い始めた頃は、都市部にいる人にいくらオランダ語を使っても、必ず英語で答えが返ってきていたのだが、今では100%オランダ語返答。嬉しい反面、例えばパソコン購入にあたり、機種を決めるために、幾つかつっこんだ質問などをしていったときに、専門的な用語も入った早口なオランダ語で説明をされてしまい「えと、、今いったことを全て正確にできるほどの語学力はまだないんだよな。。」と面食らう時もありつつ。

とはいえ、通勤途中の電車の中で勉強しようと思えば、疲れて眠ってしまい、普段の我がパートナーとの生活でも、疲れたことを言い訳に英語ばかり使い、生活全般を占める使用言語率アップにそれほど貢献はできず。見事に、オランダ語力は無様ほど下がる。。焦り。

そして今月。悔やんでいるだけでは仕方がないので、毎朝デルフト工科大学の集中コースのテキストをコツコツ復習することに。それもあえて、初級コースから、CD-ROMの音声に合わせて、一文一文を区切って音読。発音に自信がない単語は、単語だけ発音練習。でもこうして見直してみると、あれだけ聞き込み(特に初級コースは2回受講したので・・)したのだが、「あれ、こんなに便利な言い回し習っていたんだ!」とか、コース通学中には何となく流して理解していた文法的な要素を再発見したり。

時折英語学習のTipsとして、中学校のテキストを音読するとか、NHKの簡単目のテキストを音読するといった勧めを見かける。また英国留学中のインド人の親友の一人が、「自分の友達が英語が苦手だった時に、毎日1つの新聞の記事を音読するというのを1年続けたら、びっくりするほどしゃべれるようになった」と言われたことを思い出す。少量であれど、簡単目なものであれど、意義があるはず・・・と自分を励ましつつ。。

またやはり、勉強だけではなく、普段の人との会話がすべてオランダ語に置き換わると、一番自分的に最盛期のオランダ語にはまだ戻らないのだけれど、オランダ語的感覚・リズムが少しずつ戻ってきたように感じる。そして少し自信が戻ると、「これ言っても通じるかな・・・」と思いつつ、「えーい、言ってしまえ!」とトライ。完璧にわからないものは口にしてはいけないと、口を開かず、使わないから伸びないの悪循環に入っていた、昔のまだ英語学習に苦戦していたころの自分から、多少学習したかな?なんて。

でもこれもそれも、こんな「外国人」オランダ語に対して、辛抱強く相手をしてくれ、「2年でここまでよく頑張った!」と励ましてくれる(サルもおだてれば木に登る!)方々のお蔭。早く、もっとできるようになりたい!と思う、今日この頃。

Thursday 8 May 2014

Ontheffing - 移民試験免除・・・やっと決定。

長々このブログで書きけてきた継続トピック . それは、オランダの永住権・国籍取得のために必須とされる、移民試験かオランダ語国家試験(NT2)について。本日、約2年近い歳月を経て、やっと解決となった。

事の始まりは、移民した2012年の夏に、移民関連のサポートをしている非営利団体の担当者から、「試験と同じレベルの語学力があると証明できたら、免除してもらえる」という発言に出くわしたこと。その後、デルフト工科大学のオランダ語コース(初級・中級)の修了証を手に、市役所の移民担当者に掛け合ってみたものの、あえなく玉砕。ではと、翌年夏前にデルフト工科大学のオランダ語上級コース卒業と共にもらった「NT2と同等の語学力を有する」と明確に書かれた正式なCertificaatを提出して、再度市役所担当者に掛け合う。その結果、市役所担当者は説得できたものの、政府系の移民試験管轄組織のDUOがごねて、議論が一時頓挫。

ただ、市役所担当の方が非常にロジカルで良心的、かつ一度こうと思ったことはトコトン責任感を持って進めてくださる方だったことが幸い。何と、該当する法律を見つけ出し、市長権限で、自分は移民試験を受けなくてよいとの決定文書を発行し、IND(移民局)に通達。これで話が解決したと思いきや、今度はINDからの反撃。。こちらのブログポストにも書いたのだが、2012年の3月に初回のパートナービザが付与されていたにも関わらず、政府で管理する移民関連のDBの自分の情報が誰かによって上書きされており、2013年6月が初回ビザ発給日となっていたらしい。ちなみに、日付的には、デルフト工科大学のCertificaatの発行日とほぼ近いので、このCertificaatを一度受け取っているDUOの担当者がやったのではとにらんでいる。

それはさておき。上書きされた情報が正となるため、INDからの反撃はこう。自分は2013年6月に移民しており、2013年以降に改められた移民者向けの法律が適用されると。この法律では、市役所には移民関連で一切の権限がない。よって市長によって決定した事項は無効だという言い分。でも明らかにおかしな情報をもとにしているため、頼もしいこの市役所担当者が再反撃。「INDが最初にVisa発給を言い渡した文書を送ってくれ」とリクエストを受け、スキャン文書を送ったのだが、その後、3か月以上音沙汰なし。どうしたものかと思っていたところ、本日市役所担当者からメールにて通知。

どうもINDの対応に相当業を煮やし、「何で3か月も調査に時間がかかるの!こちらには文書もあり、事実は事実なのだから、さっさと決定せい!」と、INDにお怒りメールを送付。さすがにIND担当者が驚いたらしく、「事実に間違いありません。移民者の○○は、2012年に移民しており、2007年の移民法が適用されるため、市長の決定に従って、移民試験は免除といたします」と即日返事が返ってきたそのやりとりを添付したメールが、自分たちのところに転送されてきて、「はい、これで解決しました。よかったね」と市役所担当者さんより一言。

移民を厳しく取り扱うということであれば、移民に関する情報管理もしっかりしてやってほしいものだと、当初の怒りは呆れになりつつ。ただ一方で、本当に素晴らしい市役所担当者に巡り合えたことに感謝。これにて移民試験に関わる問題は無事解決!もしかしたら将来「やっぱり昔移民した人も、試験受けてね」と変わる可能性もあるけれど、2年近くも費やしたこの攻防は終わったので、とりあえずよしとしよう。(なんちゃって)






Wednesday 7 May 2014

久々の写真たち(お庭編)。

多忙で、慣れない私たちだけでは、維持しきれず、今や大人3-4人がかりでメンテナス中の、我が家のお庭。。頑張った甲斐があり、見事に綺麗なお花が戻ってきました!

ということで、少し写真を公開。











アジサイ咲きはじめ!

Tuesday 6 May 2014

久々の写真たち(牧場編)。

この春に撮りためてきた写真たちを少し公開!

嬉しそうに芝生の上を駆け巡る子羊たち。

双子の子羊。

飛び跳ねながら走る子羊!

典型的な羊のしぐさ :)

母羊の毛に埋もれて眠る子羊!

ボスざるならぬ、ボス子羊!木に登りかけて、葉っぱを食す!

黒羊の親子たち。

リラックスした態勢で、爆睡中!

Monday 5 May 2014

Patriciaの断髪式?

昨年3月に生まれて以来、暑くてしんどい時期も乗り越え、一度も羊毛を刈らずにきたPatricia。今年はそのうち刈ろう・・・と話があった矢先に、緊急事態発生!

何と、異常な暖かさからか、特殊なハエに狙われて、お尻一体に、卵を産み付けられ、お肌のなかから大量に幼虫が返るという、災難にあってしまった。同じ敷地・条件で一緒に過ごしている黒羊ちゃんは、全く問題がなく、我がパートナー曰く、「狙われやすかったり、特定の虫に耐性の弱い羊がいる」そう。。

でも羊毛でふさふさの中、どうしてこれを発見できたか。これは、毎日見てきて、いつもと違うPatriciaに気付いたため。自分が行くと、いつも駆け寄ってくるPatriciaが座り込んでいる。座り込んだところに寄ると、いつもなら立ち上がるはずが、完全に頭を地面にぺったりとおろし、無反応。さらにやっと立ち上がったかと思うと、壁にお尻を擦り付けて、後ろ足をジタバタ。ちょっと気が狂ったかのよう。。

我がパートナーにSOSを出したところ、典型的な症例だったようで、何が原因かすぐにわかり、即座に専用の薬をあてる。すると、羊毛の合間から見える肌から、薬に参った白い虫の幼虫が大量に這い出てくる!恐ろしい程の量!自然とは本当に苛酷なものだ。。

でも大量に一緒に暮らしている他の羊たちは、なかなか発見が難しい。そもそも、定期的に毎日何度もチェックにいくとはいえ、一匹一匹を見る時間は限られている。また、それぞれの羊全ての性格や、よくある行動が把握しきれないので、今回のPatriciaのように、しゃがんでじーっとしていただけでは、「あ、寝ていたいのね」程度で見過ごしてしまうことだってある。

それはさておき、今後の予防も兼ねて、断髪式!初めての経験のため、バリカンの音におののき、多少ジタバタしたものの、一貫して大人しくしてくれて、うまく刈りあがり!一方、いつも一緒に過ごしている黒羊ちゃんは大変なことに。今回発覚したのは、この黒羊ちゃんは、時折いるようだが、他の羊が一緒にいないと、とてつもない不安になる性格のよう。さらに不安を感じると、ひたすらジタバタ落ち着かなくなる。このため、我がパートナーがかなり抑え込んで毛を刈ろうとしたのだが、何度か擦り傷を作ってしまう。

たかが羊、されど羊。こんなに色々な性格の羊たちがいるとは、本当に面白い。