Tuesday 13 May 2014

オランダでの就職活動…復活戦。

仕事の契約が満了し、次の仕事探しを開始。但し、諸々の事情により、多少スロースペースなのだが、現在のアプローチを少し書き留めてみる。

1つ目のソースは、先月まで期間限定で勤めていた会社のボス・同僚が、「無数にいるリクルーターのなかでも、この人ならば・・・」とお墨付きをもらって紹介してもらった、所謂エグゼクティブサーチやリクルーティングエージェンシのリクルータたち。英国MBAを卒業しているとはいえ、日本での職歴がメインで、短いながらオランダでの職歴ができるまでは、こぞって「オランダでの実績がないようであれば、仕事探しは無理」とか、「うーん。難しいね。唯一のオプションは、日系企業のオランダオフィスでの、『英語が多少でも話せる人』募集というのに応募したら」など、こぞって門前払いされてきたのだが。全般的にまだ自分という人材を扱う難しさを感じているようだが、実績付きで強力なプッシュで紹介されてしまった手前、彼ら・彼女たちのクライアント企業に、特定のポジションが明示されていなくとも、「オープンポジション応募」という形であたってくれたりしてくれている(らしい)。また非常に数少ないが、本気で具体的なポジションの検討に入ってくれる人もでてきた。但し、残念ながらまだ具体化せず。

また同じ部類であるものの、紹介者なしで、インターナショナルな大手リクルーティング会社(エグゼクティブサーチ、通常ポジション、短期限定ポジションまで対応)のWebサイトで、プロファイル登録をしてみる。この会社は、ボス・同僚から「あまりに大手で、リクルーターが全般的に高武者。あまり候補者を細かくサポートしない」と評判が悪かった一方で、昨年秋に自分の日本での最後の職場のつながりで会っていただいた、オランダで活躍する非オランダ人のリーダーの方々から「一度あたってみるといい」と言われ、両面の評価があり、少しコンタクトを躊躇していた。でも無視されようが、どこで何が起こるかわからない!と登録・・・すると3日後に、何と先方から電話。「ぜひ、あなたのサポートをしたいので、一度お会いしましょう」と。但し、ミーティングまでに、いくつか書類・情報などを提示することとのこと。その情報の一部は、最低2名の推薦人。前回の職場で、2名の新旧ボスと、US本社にいる大ボス1名から、いつでも推薦人になると言っていただいていたので、「これこれの会社から推薦人を出すようにと言われているのだけれど、本当にいいですか?」と確認をとった上で、推薦人の名前&連絡先を渡す。

そしてはるばる、大都市圏のオフィスにいるリクルーターさんに会いに出かけることに。すると開口一番、「推薦人の情報有難うね!実は、あなたの最期のボスにコンタクトしたら、『オフィスも近いし、直接話する?』と言われて、昨日訪ねてきたところなのよ!とてもあなたの成果、ほめていたわよ~」と。そして、「オランダは不況だったから、大変だったと思うけれど、あなたの過去の実績はとても素晴らしいと思うの。え?これまで他のリクルーターから、日本の実績では無理って言われた?なんておかしな人たちなのかしら」と。。。絶句。自分を履歴書情報だけで興味をもってコンタクトをしてくれた位の人なので、比較的オープンマインド&楽観的な人なのかなと思いつつ。

こうした前向きな視点で会話が進むと、どういうアプローチで仕事探しやオランダでキャリアを再構築したらよいかという、具体的なアイディアに話が進む。すぐにはフルタイムだったり、どんぴしゃで自分が最終的にはやりたいと思っているポジションをトライするのは難しいとは思うので、先月までのような期間限定で人員補填が必要なポジションや、オランダのマーケットでは実は人材薄な自分の得意領域が見つかったので、こうしたポジションを中心に探していただくことに。すぐに見つかるとは思わないけれど、クライアント数の非常に多い大手企業さんであるので、「百万が一」何かにであえるかもしれないという期待を持ち。。

少し1つ目のアプローチが長くなってしまったが、それ以外に仕掛けているアプローチはインターネット。前回の期間限定のお仕事も、実は、Linked-inという仕事に特化したソーシャルネットワークの、自分の専門領域のオランダコミュニティに出たポスティングが元で行きついた。ただ、ボスから、実はLinked-inが網羅している内容は一部と教えてもらう。そして、雑多すぎる情報も一緒に拾ってきてしまうが、各社が求人Webサイト、リクルーティングエージェンシがWebサイト、その他諸々の関連ページまで、オランダ国内の全ての求人情報を検索してくれるサイトを教えてもらう。現在、このページを時間を見つけて探索中。多少狙いになりそうな案件が見つかれば、応募。まだ成功はしていないけれど、情報としてはかなり良い。

など。マダマダ暗中模索で、険しい道だし、前回の仕事にありつけたのが最期になっちゃうのでは・・・と正直不安が一杯。でも、何か少しでも道が切り開ける機会にあたれることを願って。。


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