Saturday 1 June 2013

オランダ語の発音大特訓中。

いままで散々先生方に発音の悪さを指摘され続け、ほんの多少の改善はあれど、飛躍的な改善までいかずここまできてしまった。さすがに自力では難しいのでは?と思われたのか、現在クライテリアが高くなった上級コースのなかで、毎日短いパラグラフをサンプルに、先生と1対1での発音特訓中。

そのなかでの発見、感じたことなどを、自分の覚書として、またもしかしたら多少オランダ語の発音で悩みを抱えられているかもしれない方の参考になる部分もあるかもと思い、少し書いてみたいと思う。

まず発音の悪さに関して感じたこと。発音が悪い部分は、幾つかに分かれることを自覚。
①自分でも発音が違うことは「なんとなく」或いは明確に分かるけれど、どうすれば正しい発音になるか分からない。ただ口の形などを教えてもらうと、発音できるようになる。
②自分でも発音が違うことは「なんとなく」或いは明確に分かるけれど、どうすれば正しい発音になるか分からない。ただ口の形などを教えてもらっても、同じような音を出せない
③発音の違いが全く分からない

①については、ただ地道に矯正していくのみなのだが、②③は結構大変。ただ②は、ある種口のトレーニングをして、今までの人生で使ったことのない口や舌の使い方などをマスターできれば、もしかしたらできるようになるかもと思われる。③については、途方に暮れ中。とにかく口や舌の動かし方を聞いて、多少それちっくな音になっていると思うのだが、「違う」とばさり。そして何度か微妙に変えて発音をしていると、時折「それ、その音!」といわれることもあるものの、自分自身何が違うのかさっぱり分からない。

小さい頃からピアノを習い、絶対音感もあるし、左右の手で弾いているピアノを譜面に落とすこともできるので、決して音にめちゃくちゃ鈍感なわけではないはずなのだけれど・・・、一方で絶対音感がある故にこれが邪魔しているのかなと思うことも。たぶん自分的には全ての音が頭のなかで文字化されてしまうので、聞こえる音は無意識に無理やり日本語の音(文字)に当てはめてしまうのかもしれない。一方オランダ語には、日本語にない音が沢山ある。よって、矛盾が起きてひどい発音になるような気もする。何れにせよ、それでも聞こえる音をクリアに正しく再生できない自分に少し落ち込み気味。

ただ自分だけかと思っていたこの③について、昨日クラスメイトが口走った言葉で少し安堵。ギリシャ人のクラスメイトが、プレゼン時で小さな発音ミスをして、先生から「これはこういう発音よ」と説明されたのだが、「ええええええ!全然違いが分からない!違いが分からなければ、正しく発音できるはずないよ!」と。更には少し逆切れ気味に、「確かにできる限りオランダ語の正しい発音・リズムを身につけることは大事だけれど、やはりそれぞれの国の言葉なまりを完全に取るのはそうそうできることではない。パーフェクトは無理だ!」と言い放つ、ギリシャ人・イタリア人まで!それに対して、いつも「え、そこまで厳しいの」と言われる我が先生、一言。「そうよね」・・・・がく。自分にはめちゃくちゃ厳しいのに~!と思わず物を言いたくなるところを我慢。

ともあれ。少し前置きが長くなったけれど、今回自分が矯正を受けている発音がどんな部分かを、昨日の特訓で使ったテキストを使って示してみると・・・(タイポがあったらゴメンナサイ)

Het Groninger museum staat er nog maar net, dat zie je zo. Het gebouw trekt nog meer de aandacht dan de kunst die er staat of hangt: scheve muren, vloeren van glas, en overal vreemde uitsteeksels. Wanneer we toch in het noorden zijn, dan kuunen weook wel even bij Jopie Huismans langs gaan. Jopie Huismans was voddenman van beroep, en hij had dus heel wat oude spulletjes staan. Hij schilderde graag, dus maakte hij van die spulletjes ook schilderijtjes. Een naam was snel bedacht: het Jopie Huismansmuseum, en Nederland was weer een museum rijker.

(出典:デルフト工科大学上級コーステキスト)

上記赤字になっているところが、発音を矯正された部分。共通しているのは、「R」、「Sch」、「N」、「D/Te」、「G」(「Ge」というオランダ語特有の音は大丈夫のようなのだが・・・)

「R」は、英語(特にオフィシャル)の「R」とも違う。何とよくよく聞くと、先生自身小さな頃、洗面台のところで顔を上げて、うがいをするような感じでこのRの発音をお母さんと特訓したとか。更には、ネットでたどり着いたページのコメントに、やはり小さな頃に特訓して、出来るようになったときには感動したことを覚えているなんてものを見かけ、ネーティブでも特訓してできるようになっていることが発覚。(って今更?) そして、今回アメリカ人の女の子が、自分なりの認識を共有するビデオも発見(リンクあり)。完璧ではないけれど、何となくどう発音の特訓をしたらよいのか、ヒントになっている(気がする)

次に「Sch」。日本語の文字にすると「シュ」という感じの音のなのだけれど、発音する時に音の勢いを喉の方向にもっていくといわれたときもあったり、いや前に音を出せといわれたり。一方で、ついつい間違う音だと思って力むせいか、強く発音してしまうと、「軽く発音せよ!」と。マダマダ何れにせよ、正しい発音を含めて、開発中。

「N」は、ついつい「M」のように口を閉じて発音してしまいがちな自分。これも「R」と「L」と同様、確かに、「N」と「M」も日本語の音に落とすと、同じ音だから、無意識に差別化していなかったよう。。でもネーティブからすると、結構気になるらしい。よって、舌を上の歯の後ろにあて、口は閉じないように!と。

他は・・・・説明できるほどにないので、割愛。

ちなみに上にはないのだけれど、昨日の夜、たまたま我がパートナーに笑われながら、彼から特訓を受け、未だ合格点のでてない単語・・・「Bron」(英語で「Source」という意味)微妙に「B」の音と、それに続く「R」そして、「N」と、短い単語ながら非常に難易度が高い。。

ということで、日々続く、オランダ語発音特訓。実際には音だけでなく、オランダ語のテンポとリズムも特訓を受けているので、結構しんどいけれど、少しでも綺麗なオランダ語を話せるようになるために!

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