Tuesday 25 June 2013

"Eindtoets" 当日。(ふりかえり)

当日玉砕気味&憔悴していたため、2-3日たった今、少し振り返りで、当日のことをアップ。

とうとう迎えた、デルフトオランダ語上級集中コースの最終筆記テスト。いつもは午後一の時間帯に行われるのだが、今回は9:45スタート。自宅からデルフトに出るまでの通学距離が長いため、1時間半ほど、電車で勉強する時間はあるとはいえども、いつものテストの時のように、最後のラストスパートほどにはならず。さらさらととにかく内容を見直すに留まる。

この筆記テスト、どういう内容かというと、授業でやってきたテキストの文章の一部の単語が空欄になっていて、これを埋めるという形式。今回は、中級コースのテキストから25題、上級コースのテキストから75題。ランダムに取り上げられた各章からは大体10語穴埋め。ただ今までのテスト傾向からすると、あまりスペルが長かったり少し覚えにくい単語を問われることがない。時には、答えが「de」や、「een」だったりすることまで。 もし完全に文章が流れるように頭に入っていれば、少し文章をみただけで、あまり考えることなくするっと正しい単語が何か分かる。ただもしそこまで落ち切っていない箇所になると、やはり大事なのは、文法の理解がしっかりしているか、イディオムや言い回しを覚えているか、そしてその章の内容をしっかり理解するまで学んでいたかがキーになる。

今回とにかく全テキストを見直してはいたのだが、見直せば見直すほど、どれも重要なように見えてくる。そしてその見直した瞬間は分かった気になるのだが、テキストについているモックテストのような全章の穴埋めをしてみると、自分が分かった気になっていたのに分かっていなかった部分が更に洗いだされたり、覚えきれない単語・言い回しが山のように発見できたり。更に、あまりにテキストの内容が多いので、見直した片端から、過去の章のことは忘れて行く感覚。。

当日はあまりに途方に暮れ過ぎて、試験1時間前に大学に到着したものの、何だか集中できず。表面的にさらさらと見直す。もう半ばあきらめ。腹落ちしきっていない内容だし、再試になってもう一度勉強する位の方がいいかもと。 そして試験会場に行くと・・・・何と他の若いコースメイトたち、誰もテキストを広げて見直しなどせず、楽しそうに笑って話をしている。。中には、「このコースに最終合格しようとしまいと、他の大学に行くから関係ないし。この1週間、ほとんどテキスト見なかった」と言ってのける人まで。。。がーん。直前にきて、追いつめられるように勉強していた自分が何だか虚しく見えてくる。。

そして試験用紙が配布され、名前を書いていると・・・・何と今更ながら、上級コースのテストの合格点が高いことが発覚!初級・中級コースまでは75点が合格だったのだが、80点が合格点。。またしても動揺。 少し息を整え、問題用紙を開けると、あれ?何だか今までより易しめ?更に、上級コースのテキストに至っては、自分がある程度集中して勉強できていた頃のテキストからの出題が多め!・・・・それでも、今いちのでき。何より何だか昔のように、ちょっと見れば、さらさらと答えが出てくるという状況になく、文章構造を細かく分析して、この文章の意味はこういう内容だったはずだから、単語としては、こういう意味をなす単語がくるはず・・・などと1つ1つ考えなくては答えられない。コツコツと答えを考えている間に、瞬く間に他の生徒たちは「楽勝」といった顔で、テストを提出して去っていく。

こんな状況のため、何だかすっきりしない形で試験終了。この試験に受からなかった場合には、1か月後に再試。また追いつめられるように勉強するはめになるかもと思うと、少しげんなり気味になりつつも、今までお世話になった先生方のところへ、お礼&ご挨拶のために訪問。

「どうだったできは?」と聞かれ、「試験自体は簡単だったとは思うけれど、私はあまりできなかったので、もう少しまた勉強して出直します~」と答えつつ、今までの「長旅」の振り返り。「そういえば、正式にはいつからデルフトのコースに通い始めたんだっけ?」と。 そして自分が「毎日泣きながら勉強して、いつも『もうこのコースで最後にする!』って言ってたんですよ」などと話すと、思い切りの笑顔で「本当によく頑張ったよ~」と。 最後に、ところでこのコースの後は何をするの?という質問に対しては、このコース中に仕事ができる可能性が出てきているので、このまま話がうまく進めば、働けるかも!と伝え、「1年半打てども全くひびかずのJob Huntingだったけれど・・・もしかしたら神様が『まずはオランダ語を学ぶべし!』と、試練の日々を与えたのかもです」なんて伝えると、「確かに!」なんて妙に納得されたり。

何だか不完全燃焼気味で、再試可能性もちらつきつつ、この日は少し大きな街に出、「Sale」の文字にひかれて少しお買い物をし、帰宅。 少し盛りだくさんな1日。

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