Friday 28 June 2013

オランダでの仕事探しは 'Via Via'が効果的?

ここ最近のブログポストでちらちらと触れているのだが、実はここに来て、急にJob Hunting関連の動きが活発に。

まず最初は、これまでもずっと続けていたLinkdinや各社のWebsiteに掲載される求人広告からのアプライ。投げても投げても全く響かずだったのだが、3月下旬にNon-Dutchを専門とするリクルーター会社のCV講座でのアドバイスを受けて修正したCVを、とあるポジションの公募に送付してみる。ポジション的には、マーケットにあまり多くない経験の組合せを求めており、たまたま自分がこれにあてはまり、経験的には確実にOK。ただ欧州横断のプロジェクト経験者というところがひっかりがあったのだが、欧州経験を少し強調目にした修正版のCVの構成が利いたのか、応募をして30分も経たないうちに、このポジション担当のリクルーターからLinkdein上で、コネクション申請が送られてくる。更には翌日、是非ともインタビューに呼びたいのだが、社内のプロセスがいかんせんスローなため、暫く待って欲しいとのメールが届く。いつもは、却下の応募者に機械で一斉送信するお断りメールばかりだったので、初めての「人間」らしい反応!ただ「非常にスロー」といわれただけあり、いまだWaiting。

そうこうしているうちにオランダ語コースが始り、コースに没頭し始めた頃に、1年以上前に知人に登録してもらっていた日系の欧州就職専門会社の担当者よりコンタクト。ポジション的には、これまでもOverqualifiedで全く相手にされなかったものではあるが、とにかく働き始めてみることも1つかと考え、とりあえず話を進めていただくことに。ただ応募に至るまでに交わされた会話のなかで、様々な観点で愕然とさせられる内容が幾つかあり、日系企業の人材マネジメントのあり方(全企業ではないのは承知)、ヘッドハンターや人材紹介コンサルタントのあり方など、沢山考えさせられる機会になった。それはさておき、これもまた異常なスローペースで物事が進行中で、Waiting。

そうこうWaitingを重ねているうちに、更に新たに出てきた案件。集中コースの授業日の合間に、日本にいる頃に知り合ったオランダ人の友人を介して、「こういう案件に興味ない?」という打診電話が突然入る。少し話を聞いてみると、この業界のダイレクトな経験はないが、少なくとも過去の自分の色々な経験が間接的に活かせ、自分のアイデンティティが活かせる内容。ポジションレベル的には日本にいるときの仕事より低くはなってしまうが、自分の経験を活かしてビジネスに貢献できる一方で、自分にとっては新しい分野のビジネスも学べる。また何より、オランダ企業でオランダの人たちの間に入って仕事ができるので、オランダ企業文化やオランダ語を学ぶ機会になりそうとふみ、話を進めてもらうことに。

その後は驚くべきスピードで、物事が進む。但しこれまた、良いところまで進みつつも、この会社がコントロールできない不確定要素により、ポジション自体が確実にオープンできるかが未だ確定せず、待ち状態。とはいえ嬉しかったのは、インタビューでお会いした方々の反応。これまでこれだけ「却下」メールの嵐だったのだが、実際のビジネスの現場にいるリーダーやマネジャーの方々に実際お会いすると、自分の経験やポテンシャリティに対して非常に敬意を払ってくださり、最初は小さなポジションでのスタートかもしれないけれど、中に入った後で、機会をどんどん広げてみて欲しいという期待を伝えてくださったりと、少しだけ自信を復活させてもらうことができた。

何とかこの会社でお世話なれれば・・・と、あとは神頼み状態だったところ、さらに”Via Via”が入る。こちらは期間限定で、かなりかなり小さなロールで、日本であればアルバイトやインターンシップ的なものではあるのだが、自分の経験を知っている友人から、少しでもこれを機会に何かを掴み取ってもらえればということでの紹介。友人の心遣いを本当に嬉しく感じる。ただこれは、希望されている期間が、他の予定とうまく合わせられるかなど、少し条件面で各方面への交渉が必要なので、受けられるかが未定。

・・・と、これまで打てど全く響かなかったジョブハンティング。ここに来て不確定要素なものが多いとはいえ、バタバタと動きを見せる。奇しくも、オランダ語上級集中コース中&コース終了後という時期。コースリーダの先生にもお話したが、これはやはり神様の思し召し?まずはオランダ語をしっかりと学ぶことが先決ということだったのかな?なんて。

またこれを機会に、やはり”Via Via”(人からの紹介)という手段の有効性を強く感じる。そのような訳で、今入ってきている話がどれも最終的にうまくいかなかった場合には、この形をうまくたぐりよせられる形で活動してみようかな?

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