Monday 20 January 2014

オランダにて、インドの観光ビザ手配。

色々なことで手一杯だったり、思わぬハプニングが起こり、一度も日本に戻れず、とうとう2年が経過。そうこうしているうちに(!)、日本ではなく、インド旅行に出ることに。

実は、妙に留学以来、インド縁が強く、英国MBA(大学院)留学をした際に出逢った友人たちのグループに、何名かインド人がおり、彼ら・彼女たちの結婚式にお呼ばれしたり、たまたま仕事の関係で出かけることになったり。これまで、オランダにくる前の3年間で5回ほど訪れることに。そして今年は、大親友の結婚が決まり、結婚式に参列するため、6度目のインド訪問を計画中。

ちなみに、過去インド訪問のたびにビザ申請をしているのだが、初めての申請は、英国留学中で、ロンドンのインド大使館で手配。朝インド大使館に行き、沢山の行列(という雑踏!?)に入り、日にちと時間が書かれた紙をもらう。そしてそのアポイントの日に、改めて大使館に出向き、窓口で書類を提出。その場で審査官みたいな人が書類に目を通し、審査OKとなると、お金を払ってパスポートにビザを発給してもらうといった流れ。ちなみに、料金は国籍によって違うらしく、日本人はかなり格安だった。

そして2回目以降は東京で手配。東京でのプロセスは、書類を揃えて、大使館ではなく、大使館がサービスを外注しているビザアプリケーションセンターに出向き、順番待ち。自分の番が来たら、書類&パスポートを提出すると、担当の人が簡単にチェックをし、お金を支払う。確か、ビザをもらえる日をその場で指定してもらい、その日以降に、再度アプリケーションセンターに出向き、ビザを貼ってもらった自分のパスポートを返してもらったように記憶している。

ただこの過去5回の申請ともに、多少「細かいこと聞くなー」と思う部分はあっても、それほど難しい内容ではなかったので、ま、おいおい手配すれば・・・と高をくくっていたところ。今回ビザ申請について説明されたWebページを見つけて、読んでいくと、少し焦りが生じる。少し手続きの仕方が変わったのと(申請用紙はWebベース)、日本国籍を持ちながら、オランダという第三国で申請することなどもあってか、申請書以外に揃えるものが、思いのほか多い!

何とか体裁を整えて、インド大使館の命を受けて、ビザ申請受付・受け渡しの代行をしているビザアプリケーションセンターへ。少し遅い時間に行き過ぎたためか、思いの他すいていたのだけれど、1件1件の申請書類と内容チェックで時間がかかっている。。さらには、結構厳しくチェックの結果、「出直してください」と言われている人たちも。そう冷たく言われて、頭にきて、申請受付担当者に食ってかかっている人たちもおり、更に時間がたっていく・・・結局待たされること2時間。

あまりに色々もめている様子を見ていたので、少し自分の揃えた書類につっこまれどころがあるかな・・と不安もあったため、ちょっとドキドキ。でも、日本国籍者のビザ申請自体が比較的ゆるいようで、申請チェック担当者は、終始笑顔。「日本人は料金が安いのよね~」などとまで言われ、最後は「通常であれば、あなたのようなケースは2日で発給されると思います」と。Webサイトのステータストラッキングシステムにて、自分の受付番号などを入力し、ステータスが「Approve」となったら、取りに来てねとのこと。

ちなみに、2日といわれたものの、結局3日半かかり、無事承認。来週またはるばると、ビザアプリケーションまで出向くことに。

さすがにオランダで、インドの観光ビザ申請をされる方はそうそういらっしゃらないかもしれないのですが、今回の申請内容・方法などを覚書も兼ねて、以下に書いてみます。万一同じようなケースで申請される方は、年々刻々ルールもプロセスも変わっているので、参考程度に読んでいただければと思います。

今回必要となったことは以下の通り。

①Web上の申請フォームに、必要事項を記入。項目的には少し増えている!?
 過去にとった最新のビザ情報、最後にインドで訪れた場所の住所、過去10年間で
 訪問した国名(文字制限があって全部かけなかった・・・)などなど。

 また、これまで過去にもらった、6ヶ月有効で複数回入国可能の観光ビザを参照して、
 今回申請するビザの要件を入力したのだが、後によくよく項目説明ページを読んだところ (先に読めという感じですが・・・とほほ)
 「6ヶ月のビザを申請する場合、また複数回入国のビザを申請する場合には、
 その必要性を示す書類を提出すること」・・・・と。

 その他、諸々、間違ってしまったところが幾つか見つかり、一度記載完了と押してしまった
 フォームは修正がきかず、結局3-4度申請フォームを書き直す羽目に。。

②誓約書類
 観光ビザで入国した場合に、入国期間中に、自分のビジネスにつながることをしない
 とか、提出した文書・プロセスに関して納得していることなどを、2つほど宣誓をする文書
 が必要。テンプレートは、Web上にあり。

③(ステータス次第だが・・・)最新の銀行の明細書。
 最近の月の入出金の記録と、口座にある金額がプラスであることを示すため・・・とのこと。
 未だオランダでの収入が乏しいので、こんなものを見せたら、かえってNGにされちゃうの
 ではとちょっとハラハラ。。

④(オランダのパスポート保持者以外の申請者)オランダにこの先1年以上滞在許可を
 受けている証明書
 アプリケーションセンターの説明文書では、「市役所にて、これを証明する文書をもらって
 提出すること」とあった。申請する予定の前日にこの文章を発見し、慌てて翌朝、
 アプリケーションセンターに出向く前に、地元の市役所(というか村役場?)に出かけた
 ところ・・・ 出してもらえる書類が、現在の住所に住んでいるという証明書のみ。。
 事情を説明したのだが、「そういう滞在許可の内容を証明する書類は、市役所では
 発行できなくなったので、IND(移民局)に行ってくれ」の一点張り。。

 仕方なく、取り合えず、住所証明の紙と、INDから発行されている滞在許可書のカード
 のコピーを持って出向いたところ。たまたま自分は、オランダに移住して以来、2回も
 引越しをしてしまっているため、思わぬ難しさが。INDからの滞在許可が始めて出た
 日付と、現住所の入居日に大きなギャップがある。アプリケーションセンターの担当者
 曰く、インド大使館担当者から、「このギャップは何だ?」と突っ込まれる可能性が
 あるので、誤解を招く書類は出さないこと!とのアドバイス。結局、IND発行の滞在
 許可カードのコピーだけ受領されることに。。



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