Friday 18 May 2012

庭を綺麗に手入れする母の技、伝授。

【過去分アップデート】

新しいお家へのお引っ越し作業を始め、やることが山盛り。室内のことで手一杯になり気味になっているなか、夕食後の時間に、前ぶれなく一人のゲストが現る。

何と、我がパートナー母が、電動自動車をこいで、30分かかる隣村からはるばる来訪。実はこの借家、随分前に一度我がパートナー弟夫妻が2-3年ほど住んでいたので、大体のお家の構造・特徴はしっかり頭に残っているらしく、「こんな風に暮らしてみたら?」という色々なアイディアが頭のなかにある様子。そんなうちの1つが、お庭の手入れのご様子。

ということで、「元気、大丈夫?」と声をかけつつ、ずんずん進むは我が庭。前住人たちがお掃除しない人達ということも知っているので、お庭の荒れ様子もしっかり想定済みのようで、何やら持ってきたカバンのなかから、幾つかの小道具を取り出す。

まずは窓の周りに伸び放題になっていたアイビー。ガーデニング用のはさみを取り出し、ざっくざっくと切っていく。放置期間が長かった様子を物語るがごとく、見事に茎が太く硬くなっているのもものともせず、力強く切り砕いていく!あっという間に短くカットし、「ね、この方が綺麗でしょ?」と笑顔。

次はお庭の一部に敷き詰められた石のタイル部分。石と石の1センチ位の隙間に、土と雑草がひしめいている。(左の写真) こんなものなのかと思っていたのだけれど、これはどうやら手入れするものらしい。(ってあまりに初心者。。) また次の小道具を取り出し、やおら細い隙間にうちつけ、がつがつと土と雑草を取り除いていく。







瞬く間に、彼女の半径1メートル範囲は綺麗に!「こうやると綺麗でしょ?暫く貸してあげるから掃除するといいわよ」とウインク。とても70歳近い歳とは思えない、若さあふれる力強い動きに頼もしさんを感じるとともに、こうしてはるばる伝授のために訪れてくれる彼女の優しさに感謝。







とはいえ、このお庭、とてつもなく広い。この石畳部分も結構広い。まずは2-3日頑張って大分綺麗にしてみたけれど、、、、これからどれだけ時間がかかるのだろう! ちなみに左の写真は、一部。この見える部分の3-4倍は石畳が続くのである!








さて。更にある日の夕方、懇意にしているオランダ人家族がこれまた突然の来訪。一番の感心は他人のおうちのお庭のよう? ひとしきり見て回り、「美しいわね!」とお庭の広さと、元々設計されていたデザインを思い描きつつ、コメント。その後、沢山虫に食われた後のある葉っぱの茂みをやおらかきあげ、「やっぱり!大量のカタツムリが生息しているわよ。これはちょっとカタツムリ退治の薬を撒いた方がいいわ」とのアドバイス。

更に、石のタイル間を綺麗にした後、「純粋なお酢を掛けるといいわよ」とのこと。何と色々な知恵を持っていることか。

これで毎日晴れている日には、隣人たちがお庭で何やらもぞもぞ作業している理由が分かってきた。どのお家のお庭を見ても、それぞれの個性をもって綺麗にメンテナンスされているのは、これだけ一生懸命手入れしている努力があるからこそ。

これからちょっとずつお庭も綺麗に&素敵にしていけたらな・・・お花も植えたいし、夢は膨らむ。 :)


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