Wednesday 5 December 2012

Sinterklaasからの贈り物。

(過去分さかのぼりでアップデート)

つい先だってのブログでポストしたばかりのシンタクラースネタではあるが、また少しこれに関連したお話。

今日12月5日はシンタクラースがプレゼントを持ってやってくる日。11月末に村にやってきたシンタクラースは、今日もまたやってきていた!朝方に、Openbare School(小学校みたいなもの?)の近くを通ると、何やら人だかり。ふと目を向けると、何とシンタクラースがマイク持ってしゃべっている!

少し遠めだったのと、未だオランダ語が完璧でないのもあり、何をしゃべっているのか分からなかったのだけれど、子供たちと、子供たちのお母さんたちがじーっと静かにお話を聞いている様子。普段オランダの子供たちはどちらかというとおしゃべりで、いたずら好きな印象なので、何だかほほえましい。

・・・と、子供たちがプレゼントをもらうのがメインのようだが、今回自分もプレゼントをいただいた。昨日、毎週恒例のSamenspraakのため、パートナーを組んで下さっているオランダ人ご婦人を訪ねた時のこと。シンタクラースのこと知っている?という話から始まり、このトピックの話をしている間に、"シンタクラースからのお手紙"とプレゼントを手渡された。

プレゼントは、最新版のドナルドダックの小マガジンと、手のひら以上の大きさで愛きょうあるシンタクラースの顔がついた自分のイニシャルのチョコレート!(この時期、色々なところでこのようなイニシャルチョコが売られている) そしてお手紙は、「子供たちはシンタクラースを信じているけれど、残念ながら大人たちは信じていないの。でも今回シンタクラースはあなたにプレゼントを用意してくれたよう、何故ならあなたが頑張り屋であることを認めてくれたから」と始まり、励ましの言葉が続く。

短いながらも、とても暖かい言葉の数々。読んでいるうちに、これまで頑張りすぎて張り詰めていた心がふっと溶け始めた感じで、涙がこぼれそうになる。そして色々なことがうまく行かず悩んでいる自分、もがいている自分に対し、忙しいなか時間を作り、励まし、力になろうと支えてくださる彼女に、何という言葉で感謝を表していいのか分からず、途方に暮れてしまった。

さらに振り返れば、ここまでつたない自分のオランダ語での会話に一生懸命耳を傾け、コミュニケーションを試み、サポートしてくれているオランダの家族・友人たち、そして日本・その他の国にいても励ましをしてくれた家族・友人たちに、どれだけ支えられてきたか。

未だ未だこのオランダで、本当の意味で自立した大人として生活できるには程遠い状態であるし、色々な方からいただいた励まし・サポートに対して自分ができたことのなさが情けないのだけれど、いつか違った形で恩返しできるようになりたいと強く思う。

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