Thursday 1 March 2012

ある種、学習アプローチ違い、発覚。

ほとんどヒステリックな状態で勉強を続けているオランダ語。とはいえ、限界も近づき、あるレベルの選択を迫れる時と思われる。コースを正式な形で修了(全てのテストに合格)することをあきらめないか、できない自分を認めてテストの合否はともかく日々の章についていくことを優先するべきか。

というのは、どんなに頑張っているつもりでも、毎回の授業後に行われるコンピューターテストに受からない状況が続き始める。ルールとしては、80%以上とれるまでは、次の章のテストに進めない。つまり落ち続けると、授業の予習としては新しい章を勉強しつつ、過去の章も常に勉強し続けることに。

火曜日が終わった時点で、1つビハインド。その上、通常は2章が課題なところ、授業のない水曜日があける木曜日は課題が3章。つまり水曜日1日で、落ちている過去の1章+新たな3章の勉強が必須。1章の予習に4-5時間掛っていることを考えると(注:学校からは2-3時間と言われている)ほぼ不可能。。また何故かすんなりと頭に入る章と、どうしても頭に入らない章があり、テストに落ちる章は頭に入らない章。ということで、予習どころでなくなってくる。完全に悪循環。

自分なりに頑張ったつもりだったのだけれど、木曜日にビハインド中の章のテストを受けると、続けざまに、76点、77点と連続して落ちる。更に再々試で78点。授業のペースに追い付くには、当日4つテスト受からなくてはなのに、1つ目から苦戦。完全にメンタル的に限界。ストレスアウト!

鬼気迫られている空気感と、授業で当てられてもなかなか答えられない自分を心配して、先生が近づいてい来る。これだけ切羽詰まっていても、敢えてオランダ語でしか話してくれないけれど、それでも心配してくれていること、何とかサポートしようとしてくれていることに感謝。

状況を説明すると、先生から一言、勉強の仕方が間違っているとのこと。一応デルフトメソッドに沿っているつもりだったのだけれど、聞きとりしきれないところを流しがちで、知らず知らずにコンピューターテストに受かることを重んじて文章を丸覚えしようとしたり、単語のスペル覚えのために間違った発音で覚えてしまっていた。先生曰く、これだけ集中的に短期間で話せるようことを目指しているこのメソッドでは「覚えること」を重視しているいのではないと。日本での語学学習方法は忘れなさいと。1章あたり60行近いセンテンス、かつ未知の言葉でどんどん複雑化しているものを覚えるのは、確かに時間はかかるし、そもそも記憶域的に無茶。

そこでアドバイスは、とにかく聞きとれるようになること、リピートできるようになることに時間を割くこと。音は音としてつかめることが大事らしい。つまりディクテーションで「書き取り」を目指すことは不要と。テストのときには、聞こえてきた音をそのままスペリングに落としていくこと。それを目指せば、予習に4-5時間もかからないし、もう少し授業も理解でき、話せるようになるのではとのこと。オランダ語は一応、音に出されている通りに綴る言語とされているようだから、なのかな。

ただ、自分としては、ある程度のスペリングルールが分からないので、聞いた通りを綴って、正解することはほとんどないんだよなーと思いつつ。ここまできたら、先生のアドバイスに従うしかないかな。とりあえず、新しい章の予習からは、もっと聞くこと&リピートすることに時間を割こうと思う。

それと同時に、実はだんだんとテストにキャッチアップすることに異常に時間が取られているので、授業の予習が追い付かず、クラスにでても途方に暮れる状態が続く。これを続けていると、テストだけ受けにくるような状態になってしまい、しまいにはコース途中フェードアウトすること間違いなし。ということで、非常に悔しいけれど、全てのテストをしっかりパスし、コースの修了証をもらうことより、授業に続けて参加し続けられる状態にしようと決意。

先生にお願いし、この日まで80点に満たなかった2章分はこれでテストを一時ストップし、更にビハインドで手がつけられていない章もHoldしてもらう。気持ちをリセットして、課題とされている章だけ、日々頑張ることに。既にある種のドロップアウトに近いけれど、どこかで自分の力量限界を見据え、自分のペースで走れることをやっていこうと思う。

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