Wednesday 14 March 2012

オランダ語の発音 ルール&ロジック?

ここずっと、語学コースの教材を元に、精密にオランダ語の音を聞きとる試みをしているが、簡単なようで、非常に難しい。

一生懸命耳を凝らしているものの、時には聞くたびに違って聞こえるもの、また「こう言っているのかも」と思うとそう聞こえてしまうもの、、、など。後者は特に、日本語のオランダ学習本に書かれている発音ルールなるものに影響を受けている。例えば、「sch」の綴りは「スフ」と発音とあった途端、何か微妙に違う気もするがそう聞こえてしまうなど。また教材が進むにつれ、音声ファイルのスピードが速すぎて、何度も繰り返し聞かないと聞き落とせない。

そんなこんなで、60行近い章を全て丁寧に聞き、単語単体と、それらがセンテンスになった場合に塊で聞こえる形式とを、カタカナでラフにメモするだけで、2時間近く軽く費やす!また最近の章は、文法もどんどん複雑になるし、文章も長いし、勿論常に新しい単語がでてくるので、その分析に費やしている時間も含まれているのだけれど・・・

ではこれだけ時間を掛けた聞き取り、果たして正確かとういとNG。聞き取り迷ったものを、我がパードナーに聞いてみると、あれだけ苦労して聞き砕いたのに~と嘆きたくなるほど違う。そんな訳で、ネーティブが書いた発音ロジック本みたいなものがないかなと思い、コースの統括者の教授&先生い聞いてみる。すると、答えはNO・・・!

1つの同じ綴り、例えば、「ge」が含まれている単語を幾つか例に出し、如何に発音が違うかを示しながら、一言、「残念ながら、綴りにロジックはないんだよ」と。日本語のオランダ基礎本には、「オランダ語は発音する音と綴りが同一に近い」的な説明があったのだけれど、どうも現実には違うらしい。また教授曰く、10年位単位で発音のされ方も違ってきているらしい。だから、彼も外国人向け教材に大抵発音のベーシックロジックが書かれているのがよくあるのは知っていたが、あまりそれに頼らず、自分の耳で自分で音を掴み取るのが良いとの見解を示される。

ということ、近道はなし。とにかく、頑張って聞きこんで、間違いを恐れずにネーティブの前で直接口に出して、矯正してもらうのが一番みたい。Time Consumingだけれど、やるしかないのかな。

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