Friday 27 September 2013

消防車が3台!村中の噂に。。

オランダに移ってきて以来、色々と少しずつ落ち着いてきたかに思うと、想像もしなかったような出来事が起こり、暫くその対応におおわらわ!といった状況が続いてきたのだが・・・ またしても、その「何か」が起こってしまった。

我がパートナーの牧場の一角にて、とある次の計画に向けて、一部中を改装工事してもらっていたのだが、そろそろ作業が終わるかな~と思った頃、作業をしていた若者がすごい形相で、走って我が家に駆け込んでくる。何と「火事!火事!煙が・・・」と言って、指をさした先を見てみると、牧場内にある1つの建物から、勢いよく茶色煙がモクモクと立ち込めているではないか!

最初は、その事態が飲み込めず、ええ、我が家ではないよね、実は隣の家からじゃないの?と、じーっと煙の元を見ていると、やはり彼が言った通り、彼が作業していた場所から煙が立ち込めている。やっと異常事態だと気づき、近くまで駆け寄ると、既に近所の人たちが集まってきている。あまり未だきちんと挨拶もしていなかったので、誰が誰だかわからないなか、話かけてきてくれた人の話を聞くと、とりあえず消防車は呼んだから、まずはそれを待つべしとのこと。その言葉から、5分程度すると、遠くからサイレン音が近づいてきて、あっという間に3台の大きな消防車が到着。物凄い厳重な防具を着込んだ消防士さんたちが、続々と牧場の敷地に入り、火の出荷元と思われるところに、これまた物凄く大きなマスクを装着し、探知機のようなものを手に入っていく。え、私たちマスクしていないけれど、この煙吸ったら危ないの!?なんて少々怖くなったのだが、後々聞くと、「念のため」だったらしい。。

ともあれ、とりあえず状況をつかめたらしい消防士さんたちが、今度は火と煙が広がらないように消火活動に入ろうとしたところで・・・・色々と聞かれるも、さっぱり分からない。日常牧場を手伝っているとはいえ、知らないことが沢山ありすぎだったことに痛感。。そのような中、何度かかけてもつながらなかった我がパートナーが運良くつかまり、状況を説明し、消防士さんに代わってもらい、直接話をつけてもらう。そして、何とか収まり、一安心。そして色々状況を聞いているうちに、どうやら原因は、作業をしていた若者が、火花がでる器具を使っていたところ、その火花が可燃物に移り、瞬く間に全てをもやしてしまったらしい。

この間、さすがに小さな村。また消防車がここまで沢山来ることは早々ないようで、沢山の人たちが様子見をしに来たり、「あなたのお隣さん、火事になっているわよ!」と電話をうけて外出先から急遽戻ってきたお隣さんが訪ねてきたり。。また当日の午後・夕方には、噂はすっかり広まっていたよう。会う人会う人から、「大丈夫?」と質問されるはめに。

さて、火事は収まったものの、出火した場所を除いてみると、屋根の内側が全て焼け、溶け出したものが床に散らばり、片付けて何とかなる範囲を超えてしまっている。我が家側に過失はないものの、消防士オフィサーによる検証や、保険関係の人たちの検証やらで、ワサワサ状態が暫く続きそう。でも、みんな案外サバサバ。パニックしても仕方なし、なるようにしかならないし、最後は”Komt goed”(良い方向になんとかなる)だそう。

とりあえず、オランダ式に、できることを淡々とやり、何とか事態が改善することを願って!

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