Monday 25 March 2013

オランダのお茶菓子。

オランダに住まれている方にとっては、さして真新しいことでも何でもなく、面白みがないことではあるが、日本に住む家族・友人に向けて、少しオランダ的なことを書いてみようかなと思う。

以前のブログで触れているかもしれないのだが、オランダ(中南部では少なくとも)では、日に少なくとも3度コーヒー・お茶タイムがある。一度は午前中、二回目は3時前後、そして最後は夕食後の8時頃。家族だけの場合もあれば、友人・知人がこの時間帯のあたりに訪ねてきて、一緒に飲むことも。だからか、このあたりのオランダ人から、「うちに遊びにいらっしゃい」というお誘いを受ける時には、「コーヒーを飲みにいらっしゃい」という言葉で表現されることが多い。

そしてコーヒー・紅茶が出る時には必ずお菓子が添えられる。レストラン・カフェであれば、小さなクッキーやチョコレートなどが一緒に出てくる。また誰かのおうちを訪ねた時にもしかり。但し1杯につき1つ!これがオランダらしさ。 

このため、大体各家庭ではお茶菓子(コーヒーだけど)が常備されている。我がパートナー母は、毎週のお買いもののときに、2-3種類彼女としては定番のお菓子を買い、専用の缶に入れたりしてストックしている。そしてお客様(特に友達の場合)は、そのお菓子専用の缶を直接持ってきて、差出、「どうぞ」と配ったり。


そんな訳からか、スーパーマーケットでは(少なくともうちの近所では!)、ポテトチップスやドロップ、ガムといったお菓子類コーナーとは別に、コーヒー・紅茶売り場の横に、お茶菓子専用ラックがある。それも本当に多種多様!

普通よく日本にもあるクッキー類は勿論のこと、少しどっしり目のお菓子も。例えば、アップルジャムが間に入った小さめなタルトっぽいものや、アーモンドやココナツ風味の小さめタルトのようなもの。

また小さなカップケーキっぽいものの上に、白やピンクなどの砂糖ベースのコーティングをしたようなもの。さらにこのイースター用として、黄色や緑色を使った飾りがついたものまで!


少し甘め(とはいえアメリカのお菓子の甘さ程ではない)なので、沢山食べることはできないが、濃い目のコーヒーといただくと、結構美味しい。ということで、我が家でも、突然のお客様対応用に少し常備中。 :)






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