Tuesday 6 November 2012

Samenspraak 久々の復活。

以前のポストでも何度か触れているのだが、この夏の終わりにSamenspraakというプロジェクトの枠組みで、週1回2時間一緒に話をしてくれるオランダ人ご夫人をアサインしてもらっていたのだが、約1ヶ月強、オランダ語集中コースのためお休みしていた。そして今日、久しぶりの再開/再会。

当初、ボランティアのオランダ人が、移民の家に出向く形と説明を受けていたものの、自分が対象地域外の住人にも関わらずアサインしてもらったので、彼女が我が家に出向くには少し遠く、暫くはお互いが出易い少し大きな街の駅のCafeでお会いしていた。ただやはり駅前Cafeということもあり、周りが騒がしがったり、話の途中で店を追い出されたりと、少し落ち着かなかった。それを痛感し、今回彼女からの提案で、彼女の自宅にてお話をすることに。

いつもの待ち合わせの駅にて、お互いキョロキョロ。そしてお互い見つけあい、久々の再会!いつもと変わらぬ笑顔で、ぱっとこころが暖かくなる。簡単に近況を話しながら、一緒に迎えに来てくださった旦那様含め、ご自宅へ。

今回は久々であること、また自分が通っていたコースおよびその成果に興味があられたようで、主には今回のコースのこと、コースを終えて今後どうやって勉強していこうと考えているか、また幾つかテキストにあるトピックで雑談が発展するなど、いつものごとく、あっという間に時間は過ぎる。そして今回も、2時間という約束を超えて、3時間近く話しこむ。

今思うと、集中コースでは、生徒たちが話すよう先生が促してはくれるものの、発音・文法、また「オランダらしい」文章で話しているかを常にチェックされるため、いつもびくびくしていた。そんな訳で、元々スピーキングが弱い上、拍車が掛かって、たどたど話す状態。語彙やリスニング力といった点では多少伸びを感じたものの、スピーキングでは伸びた気がしなかった。

でもこのプロジェクトで自分のパートナーになって下さっている彼女は、これまでも沢山、このプロジェクトのボランティアをし、色々な移民のパートナーになったり、色々なケースを見聞きしてきているからか、自分のマダマダつたないオランダ語をしっかりと受け止めて聞いてくださる。そして、やはり相手が分かってくれる、聞いてくれていると感じると、話しやすいもので、ついつい調子が出てきて、いつも以上にオランダ語がスムーズに口をついてでてくる。更に自分でも脳が活性化されてきていることが意識でき、徐々にここ最近5週間のコースで習った単語が、蘇ってくる。不思議な感覚。

更に有難いことには、発音が下手な悩みを伝えていることもあり、自分の話を聞きながらも、ここは直した方がよいと思う部分は、丁寧に発音を直してくださったり、単語が分からないために複雑に話してしまった部分を、どういう風に話すともっと分かり易いか教えてくださったり。このプロジェクトは言葉を教えるものではないとは言われているものの、ちょっとした個人レッスンのよう。

コースの先生からは、コースに通わずにスピーキングは伸びないのでは・・・と懸念されたけれど、また同じように詰め込み型でやるよりは、少し自分のペースでテキストをしっかり復習しながら、実際にしっかりと話す場を増やす方が、今の自分には必要なことかも、、、と感じたり。

ということで、あっという間の3時間。実践の場であり、色々な気づきの場であり(言葉だけではなく)、こうして素敵な方とめぐり合えたことに、改めて感謝!




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