Tuesday 20 November 2012

オランダ語学習・・・追加教材!

昨日は1週間振りのSamepratenプロジェクト。ボランティアとしてパートナーを組んでくださっているオランダ人の方が、本当に熱心に相手をしてくださるため、毎回沢山の学びや発見がある。今週は今後の勉強方法について。

ここ最近彼女が色々と周りにいる人たちに参考になる話を聞いてくれたとのこと。ダイレクトには言われなかったのだが、彼女のコメントの端々から想像するに、自分のオランダ語はUnderstandableではあるらしいが、オランダ人が話す自然なオランダ語ではないということ、また案外普通は知ってそうな基本的な会話のやり取りを知らないということを心配しているようだ。

まずは彼女の娘さんからのインプット。どうやらオランダ語(彼女にとっては国語)を勉強し、今はアムステルダムで小学校の先生をしているらしい。アムステルダムは移民他も多く、オランダ語が母国語でない子供たちも混じっているからか、多少オランダ語学習という点で知識がある様子。その彼女談は、デルフトメソッドは非常に優れたメソッドで、そこでしっかり学んだことは良いこと。ただ、元々がデルフト大学で学ぶ予定の外国人をターゲットに作り上げられているので、コンテンツがやはり少しアカデミック的であったり、ごくごく普通のオランダ人同士の会話では使わない単語や言い回しも多いし、テキストも会話体とは言い切れないので、今の自分が陥っている状況は想像できるとのことらしい。

ここで思い出したのが、中級コースで一緒だったクラスメイトが、周りにオランダ人たちから、デルフトメソッドのテキストの本文を見て、「言葉の使い方が固い!こんな表現使わないよ~」と言われたということ。コースのテキストで出てきた単語は、TV・新聞でもそれなりに使われているように感じるものの、少しなるほどと感じる。普段の生活場面で村の人たちと話すとき、なかなか通じないのはこれも一つ理由なのかな・・・と。

もう1つのインプットは、とある国から難民としてオランダに移住してきた方の経験談。もうすでに40年近くオランダで生活し、オランダ人と遜色ないオランダ語を話すそうなのだが、その方がスピーキングで伸び悩んでいる自分に伝えてみてと、教えてくださったTips。それは子供向け漫画を使った学習法。漫画で出てくる会話文を1つずつ書き写して、覚えていったことがきっかけで伸びたそう。その話を聞いた、自分のパートナーのご夫人は、早速彼女の子供たちが読んでいたドナルドダックのオランダ語版の冊子を探し出し、幾つかサンプルとして貸してくださることに。

ひとそれぞれ勉強方法の向き不向き、好き嫌いもあるから、強要はしないけれど、もし興味があるなら・・・という彼女、そして彼女を通してじきじきにアドバイスくださった移民の方の気持ちに、思わずジンときてしまった。何だか今の歳になっても、未だ人から助けられるばっかりで申し訳ない、恥ずかしい気持ちもありつつ、いつかは自分も何とか今の状況を頑張って脱して、他の人の役に立てるようになりたいな・・・なんて強く思う。


・・・と少し横道にそれたが、こうした経緯もあり、今日からデルフトの中級コーステキストの復習と並行して、ドナルドダックとお勉強することに!ただ、、、あけてみた1ページ目から、結構難しい!あれだけ頑張ってデルフトコースでインプットをしてきたはずなのに、子供向け雑誌でもこんなに知らない単語があるものなのだと、かなり愕然となるものの、ま、1つずつ焦らずコツコツと!

これからまた少しずつスピーキングの力が上向くことを願って!

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