Thursday 14 June 2012

ヨーロッパカップサッカー。

6月始め頃から、街の様子が少し変わって来た。何故かというと、、、、ヨーロッパカップサッカーが開幕するから。

ここの国の人達は本当にサッカーが好き。イギリスに留学していた時も、それなりに皆サッカー好きな人がいたけれど、ここまで熱狂していたっけというほど。家の周り、家のなか、車など、すっかりオレンジ色のもので飾られている。勿論、全ての家・車ではないけれど、場所によっては、同じストリートに住んでいる家々が共同して飾り付けているようなところも。

さらに今年は、オランダが組み込まれたグループがなかなか強敵揃い。ドイツ、ポルトガル、デンマーク、オランダ。ドイツは歴史的に二次大戦からの因縁もあるし、サッカー大国であることもあり、常にオランダ人が燃え上がる相手。ポルトガルは強い国の上に、オランダがなかなか勝てない相手らしい。評論家たち(オランダだけ?)も、このグループを「死のグループ」と称すほど、甲乙つけがたいチームが固まってしまったらしい。

村の新聞にも、村にある数少ないカフェ・パブが広告を打つ。どこも、全試合、大型スクリーンで中継を流す様子。初戦は先週の土曜日、デンマーク戦。 我が家は、最近ネットはつながったものの、日本から持ってきた我がパートナーのMultinational TVが、契約したケーブルテレビのモデムとつなげられず、未だTVがない(涙) ということで、日ごろ仲良くしてくださっているオランダ人家族からご招待を受け、オレンジシャツを着て、いざ観戦!丁度日本人ゲストも我が家に滞在中だったので、一緒にオランダカルチャー体験。


結果は、、、ご存知の通り、まさかの負け。最初のうちオランダチームが華麗にボールまわしを披露し、ボール支配率が高かった前半、やたらとオランダ人一同「素晴らしい」「美しいサッカーだ」と絶賛していたけれど、何だか嫌われたようにゴールが入らない様子をみて、素人ながら「大丈夫なのかいな・・・」と思っていたら。案の定、数少ないチャンスをまんまと活かしたデンマークの勝利。みんな意気消沈。

そして一番のライバルドイツ戦。強い相手だから難しいと思いつつ、みんな20年以上前に、敗戦が混んだにもかかわらず挽回して優勝(或いは優勝に近い)した時を例に、「未だオランダはいける!」と半ば、Wishに近いコメントが多々。

大きな一線のため、今回は村にある大き目のイベント会場兼レストラン・パブへ。試合開始直前で駆けつけると、既に20-30名ほどの大人たち、見事に全員オレンジシャツ。物凄い意気込み!いざ試合が始まり、思ったより互角に戦っていたものの、ドイツにあっさりとゴールを2つ決められると、すっかり静か。。何となくどこか頭では「ドイツには勝てない」と思いつつも、「でも勝ってほしい!」という気持ちが、すっかりかき消された感じ。

ということで、、、熱狂気味に始まったサッカー、ちょっとビハインド中。でもまだまだ街・村からは、オレンジ色消えてません。さすが!

No comments: