



そして気づく。どうやら、毎日自分や我がパートナーに育てられてしまったがため、人間に対する恐怖心が全くないPatriciaだからこそ、自分が来ると自分から近づいたり、一緒に寝ころんだり(!)の行動だったよう。
そんな平和な毎日が少し続いたある日のこと。我がパートナー父より、「そこまで育っているならば、今不自由にしている手足が直るように試してみたら」との提案。実はこのPatriciaの前足2つともに、本来歩く時に使う爪がある側面が完全に内側に入り込んで、歩いている。このため、毎日少しずつストレッチさせて、内側に入り込んでしまっている部分を矯正していったらと。
助言に従い、一度ストレッチをすると、物凄く痛がる!(当たり前・・・) でも心を鬼にして、Patriciaのためと、ミルクをあげる前に抱き上げて、10回程度ストレッチ。最初はただただ抵抗されていたのだが、段々とストレッチを我慢するとその直後にミルクを貰えることに気付いたらしく、よっぽどの我慢ができないほどにならない限りは、おとなしくストレッチ。
更には食べ物。人間と同じく、ある程度のところで、徐々にミルクを減らし、食べ物にシフトさせ、最後はミルクを全くなくしていく必要がある。人間より早いスピードで成長するので、このシフトも早い。とはいえ、普通ならば、母羊が食べているのを見て、興味を持って自分も試しに食べ始めるのが普通。Patriciaの場合・・・・お手本がいない!さすがに自分が食べて見せる訳にもこればかりはいかず。考えた末、自分にじゃれてきた時に、すかさず口に食べ物を入れ込んでみる。
新鮮な芝生の草は、これを1度しただけで、美味しい!と思ったのか、自ら草をむしってむしゃむしゃと食べ始める!でも、その他の食べ物は、拒絶の一途。それでも暫く続けていたところ、すっかりご機嫌を損ね始める。自分が来ても、逃げてしまうほどに。どうしたものかと、我がパートナーに聞いてみると、「そんなに無理して食べさせなくても、いいよ。ま、気長に」と。 ついつい、牧場にいる他の赤ちゃん羊たちが、既に食べているもので、どんどん成長しているのを見ると焦ってしまったのだが、比べてはいけないな・・・・と感じる。何だか本当に自分の子育てみたいだ。
などなど、毎週のように成長しているPatricia。またその彼女とのInteractionや、成長具合、また他の羊たちの様子などから、自分自身も学ぶことが多い。どこまで育ててあげられるか分からないのだけれど、これから先も暫く、頑張って育ててみたいなと思う。
2 comments:
Patriciaの近況、ニコニコして読みました!
かわいい〜〜〜〜っ!!
ほんと、自分の子どものようですね。
今何週目でしょうか。人間でいうと何歳?小さいうちに一度会ってみたいものです^^ でも、りすねこさんやパートナー以外にはやっぱり人見知りしてしまうかしら?笑
足が徐々によくなってきているようで、よかったです。りすねこさんの愛情と努力のお陰ですね^^
Rimiさん、ありがとうございます :) Patricia日記、楽しんでくださって嬉しいです♪
3月1日に産まれたので、約2か月です。人間だと幾つになるのでしょう・・・大体良く生きて8歳位と聞くのですが。。
私たち以外の反応は未だ見たことないのですが、丁度今週末ゲストが泊まりに来るので、その反応見てみます~ :)
もし誰にでもなつきそうだったら、遠いですがいつの日か、Patricia詣でにぜひ!
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