Sunday 21 April 2013

悶々、そして不安一杯。オランダ語の学習進捗。

デルフト工科大学での、デルフトメソッドによるオランダ語集中コースの中級コースをやっとの思いで卒業して、早2ヶ月。最後の上級コースに通うまで、結構時間があるので、じっくりと腰を据えて復習&少し難しい内容を取り組んでみるか!と思っていたのだが、追い詰められないとやらない性格。結局、ずるずると毎日を過ごす。

過去のテキストで覚えられていない構文・言い回し・単語・熟語を徹底的に暗記してみよう!と、毎日1章ずつにあえて限定して試みるも、何だかだと時間が取れなかったり、音読のし直し&見直しはできても、いまだ頭にこびりつかず。

かろうじてできていることは、Samenspraakプロジェクトでお相手をしてくださっているオランダ人ご婦人のお陰で、週に4-5本、新聞 or 雑誌 or インターネットで記事を読むこと。結構固い内容だし、オランダ人でもしっかりと勉強していないと読めないと言われる構文&単語が満載だし、こうして頭を使うことは良いことなのだが、頭の刺激にはなっても、オランダ語の言語習得としてはプラスに働いているのだか、何にも貢献していないのか分からない。

前回のコース中に、最後の週で曲線を描くように一瞬伸びた(ように思う)スピーキング力に至っては、後退している気がしてならない。。Samenspraakでは、沢山のトピックの話をするので、「初めて会った昨年の夏ごろを思い返してみて!今ではこんなに多様なトピックを深いレベルで話ができるようになっているのだから、自信をもって!」と励ましてくださるものの、何だかしっくりとこない。多分、これは彼女の優しさと、毎週話しの相手をしてくださっているため、自分の英語なまり・日本語なまりなオランダ語の発音になれてくれてしまっているし、オランダ語的な表現・話しの展開ができなくても、「きっとこういうことを言いたいのね?」と解釈してくれてしまっているからなのではと。つまり、自分の力というよりは、相手の方の度量・優しさに助けられているという方がしっくりくるような。

そして、前回のコース中のようなハードさで勉強できていないため、自業自得なのだけれど、こうした状況のなかで、上級コースに通うことに段々と不安を感じてくる。折角伸びてきてたのに、また後退しちゃった自分を見て、先生にがっかりされちゃうのじゃないかとか、そもそもコースについていけるのか、卒業できるのだろうか・・・など。

英語を学んだときのことを思い返すと、「上級」は本当に遠い存在だった。大学への受験勉強のお陰でかなりしっかりと英語の文法と単語・熟語量はあったため、読みについてはめちゃくちゃ強かった。一方で、聞く話すは壊滅的。めちゃくちゃなアンバランス。よって、学んだ期間は長いのに、英国MBA留学準備を始めた頃から、実際に留学するまではずっと、中級の中~上のあたりをうろうろ。そしてやっと、日本に帰国した時に、再び通い始めたブリティッシュカウンシルでやっとジャンプアップし、上級の上のクラスへ進めた。

でも今のオランダ語は、何だか地盤がゆるいというか、未だ未だ文法でも不明瞭な部分もあるし、完全にものになっている単語量&熟語量が圧倒的に少ないのがよく分かる。英語のように、かなりの文法レベルと単語量があり、地盤がある程度しっかりした上で、上を目指して頑張っているときと、かなりの落差があるような気がして、いつも不安だらけ。

早くこの状態を脱するべく、頑張らないとな・・・と思いつつ。また今日も日が暮れていく。情けなさし。。

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