Friday 3 August 2012

夏は激込み?アムステルダム。

(ちょっと遅れてアップデート)
今回母のオランダ初訪問ということで、色々見所がある場所をリストにし、行きたいところを選んでもらう。それにしても、書き出してみると、周りのオランダ人の面々が言った通り、1週間の滞在では本当に短い!

沢山の地を観光バスを貸し切りPop-in/Pop-Outするなど、日本式な(!?)団体旅行であれば十分かもしれないが、じっくりとこの国のこと、人々のことを知るような旅にするには、あまりに短すぎる。日本の人達も、じっくりと腰を据えた旅行の仕方をしたら、色々ものの見方が良い意味で変わるし、吸収できることもあるのにな・・・と思ったり。「暮らすように旅をする」をもっと日本でもはやらせたい!

それはさておき。今回最終的に選んだうちの1つがアムステルダム。やはり首都だし、色々見所は沢山あるので、一度は訪れておいてもいいかなと思いつつ、周りのオランダ人のみんなから「今は混んでいるわよ~」と、暗に避けた方がよさげないい方をされつつの決行。






今回の目標は、ちょっと欲張りなのだが、今年の9月~来年の3月まで改装のため閉館するファン・ゴッホ美術館、レンブラントハウス、アンネ・フランクの家、アムステルダムの川沿いの建築物を見るフェリー、そしてショッピング。特に美術館は混んでいるのを知っていたので、開館前にたどり着きたかったものの、朝出遅れ、ゴッホ美術館前に到着した時には既に10時半過ぎ。建物の前を見て大きくため息。異常な列の長さ!入るのを待っていると1時間以上掛るという長さ。日本では見慣れているけれど、ここアムステルダムで見るとは!ちなみに、事前にチケットをWebなどで購入したり、1年間の美術館パスを持っていると、長ーい列をなしている人達を横目に、さくさくっと入場できちゃうみたい。

折角繰り出したアムステルダムで、美術館入場待ちで終わってしまうのは・・・ということで、諦めてウインドウショッピングをしながら、幾つかの有名な広場を通ったり、花マーケットを通ったり、オランダ定番大きなポテトフライを試したりしながら、レンブラントハウスへ。ここは全く並んでおらず、ゆっくり見られる。中ではレンブラントの作品や、版画のデモンストレーションなどもあり、それなりに楽しめた。

美術館関連は混んでいると踏み、せめても少し街を見るため、フェリーを試みる。・・・しかし、何とチケットがDay Ticketのみで、22ユーロ!Pop-in/outできるので、最初からこのフェリーでアムステルダムを周ると決めればお得なように思うが、20-30分程度乗るには高すぎる!ということで、これまた断念。

トラムにてアンネ・フランクの家を外だけでも見ようと向かうと・・・何とここもまた何と長い列のできていることか。あわよくば中もと思っていたものの、これまた断念。でも面白いことに、丁度近くを歩いていた日本人カップルさんが、「何だろう、スゴイ長い列だね~。並ぼうか!」と、並んだあとに入るところが何かも分からないまま最後尾へ。以前にオランダ人の友人たちが日本に来て、東京タワーの列の長さに、「何だこの列は!あきらめよう」と言っていた時とま逆で、面白い。。



真冬の寒い時に、用事があってアムステルダムに出向いた時には、殆ど人が並んでいるのを見かけなかったので、夏の観光地現象に驚きつつ、密かにずっと行きたかったゴッホ美術館、改装明けの頃にでも見に行くかな~と画策中。

ともあれ、目標としたところは中に入ってみることまではできず。でもオランダの代表的都市の様子が分かっただけでも良かったかな?

No comments: