Friday 3 February 2012

Walk around Den Haag

昨日のBlogに書いた通り、各種書類を揃えるために出向いた日本大使館およびオランダ外務省。折角出向いたDen Haagの町を、ちょっとこの機会に探索。そのちょっとしたシェアを。 :)

オランダにおける政治関連の主要都市であると共に、欧州ひいては、世界的にも重要な拠点も存在するDen Haag。商業都市であるアムステルダム、港町都市(欧州全体としても重要な窓口)であるロッテルダム、そして政治都市のデンハーグと、それぞれの役割を果たす都市が幾つか点在。日本のように全てが東京に集中というのとは違うモデルかなと思う。

政治関連都市ということで、各国の大使館もこの地に集まっているらしく、日本大使館を始め、街を回ると色々な建物にフラグが掛けられている。日本大使館は、国際司法裁判所などが入った平和宮というところの近くの、一軒家。多分昔は人家だったのではと思う。周りにはオーストラリアの大使館も見つけたが、そこは普通のオフィスビルのようなところ。一方で、ショップが幾つか立ち並ぶ小さな通りには、東欧の国の大使館も見つけた。入口に小さく書いてある字を見なければ、大使館がそこにあるのには気づかないほど。などなど。 
ちなみに、この平和宮の前には、「World Peace Frame」なる、約190カ国位がそれぞれ独自の石を置いて、世界平和を祈るモニュメントがあった。日本の石を探してみたのだけれど、何だか小さいうえに、石がはめ込まれた跡のみで、肝心の石はもしかして盗まれている!? ここに来て、色々オランダ関連の本を読んで知ったのだけれど、日本にとってオランダは400年以上も続く友好国にあるように感じるかもしれないけれど、オランダにとっての日本のイメージは、第二次大戦下、オランダ領インドネシアで日本軍によるオランダ人への仕打ちが強いらしく、もしかしたら意図的に取られてしまったのか・・・。(この日蘭感情の話はまたのブログで書きたいと思う)




さて、駅前の大通り沿いには、各省庁のビルがずらりと並んでいる。(霞が関みたいなイメージ) そこから少し町の中心部方面に歩いて行くと Binnenhofというオランダの政治の中枢となる建物群に。あまりに気軽に人々が歩いているので、一緒になって中へ。多分1800年代位に建てられているよう。全体のサイズといい、市民(観光客含む)が気軽に通り抜けている様子を見ると、何だかオランダという国の「寛容さ」を改めて感じる。 ちなみに、このBinnenhofの前に池があるのだけれど、この寒気で、ほとんど凍っている!鳥たちはアイスの池の上を平然と歩いているけど。。


Binnenhofの近くを含め、町の中心部には幾つかの広場があり、そこには感じのよいオープンテラスカフェが沢山あったのだけれど、さすがに当日日中にしてマイナス8度。ほとんどお客さんが入っていない。オランダの人たちはあまりランチで外食しないから、きっと官庁街の人たちも、あまり食べにこないだろうし、こんなにCafeはあるけれど、誰向けなのだろうとちょっと考えたり。自分も写真だけ撮って、歩き去る。 でも夏もしこのあたりに来たら、是非入りたいなと思う。




政治の中心ということは、やはり王族もこちらにいらっしゃるよう。お住まいの宮殿は中心部になかったので、行かなかったのだけれど、執務場所の1つは町のど真ん中に。左の写真は1側面だけれど、これまた市民が前を普通に行きかいしている。ロンドンのバッキンガム宮殿のように、衛兵もおらず(衛兵の場所らしきものはあったけれど、寒すぎてお休み!?)。これまたオランダの王室と国民の距離感や、「寛容さ」を感じさせる。






その他、幾つか美術館も多々。寒い中頑張って2時間以上歩き回ってみたけれど、さすがにこれだけ寒いと手足は完全にしびれる。ということで、1日では回りきれない町だったので、また機会があったら!


以下は上記以外の写真たち:
My Den Haag Picasa Web Album


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