Saturday 4 February 2012

予報どおり!?欧州に厳寒な冬が来る。

オランダ在住されていた日本人の方が書いたエッセーを沢山読んでいると、日々の生活で私が発見していたことが色々つながり、Blogに書いてみたいトピックが増えてきた。そんな話を今日から書いてみようかと思ったのだけれど、あまりの異常気象が続いているので、ちょっとそのお話を。

元々2011-12の冬に入る前に、この冬はヨーロッパは想像を絶する寒さに直面する(新聞を飾った見出しは「死の将軍が襲う」というネーミングと聞いた)と、我がパートナーから聞いていた。しかし、いざ冬に入っても、比較的温暖だったようなのだが ・・・ 自分が欧州入りしてから、だんだん様子がおかしくなってくる。

ロシア方面から寒気団が入ってきているらしく、日中でマイナス10度近い日々が1週間続く。そして今朝方はマイナス21度!牧場を家族経営している我がパートナー、朝5時起きして一仕事したあと、さすがに寒くてお布団にくるまって暖をとるはめに。

昨日お昼から断続的に雪も降り始め、ニュースではさかんに、電車遅延、交通渋滞の報道が多い。アムステルダム・ユトレヒトなどの大きな駅では、プラットフォームに人が溢れかえっていたらしい。TVのニュースも、こうした駅から中継が出ていて、何だか東京でも見た感じ。(台風直撃後の新宿駅とかからの中継とかに) 


この状態夜遅くなっても解消されず、オランダ鉄道は全員が帰途につけるまで電車を動かすと宣言したとか。理由は、昨冬の大雪の際、電車が動かずちょっとしたパニックになったらしく、鉄道を管轄する省の大臣が、「今年も同じ状態にするな!」と言ったとか? そんな話を聞き、冗談で「でもさ、今晩全員を家に帰すまで電車動かしても、明日は全面ストップしちゃったりして」と言っていたら・・・本日お昼のニュースにて「ユトレヒトで電車が全面ストップ」とか何とか出ていたみたい。笑えない冗談でした。。

そんなこんなですが、実際寒いと、空気も澄んでいるし、雪でとても素敵な景色に。当初マイナス8度位のときには寒がっていた自分も、マイナス10-11度位では「ま、大丈夫かなー」なんてVillageを歩き回る状態。でもこの寒さ、暫く続くみたいだからちょっと覚悟が必要かな。(ちなみに断続的にここまで寒さが続くのは何十年ぶりだとか!)

 雪をかぶった木の実。
 隣のおうちの羊たち。我がパートナーファームは全羊を屋内に避難させずみ。寒さ的には何とか大丈夫なのだそうですが、彼らの食べる草類が雪に埋もれて、食べられなくなっちゃうのは良くないとか。
 歩いているときに見つけた、動物の足跡!多分野うさぎ?
蜘蛛の巣まで雪に!

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