Friday 17 February 2012

オランダ語初心者集中コースのキックオフ。

待ちに待ったDelft TU (デルフト工科大学)の5週間集中コースが始まる。本格的な授業は来週月曜日からなのだが、昨日はIntroduction Meetingがあり、はるばるDelftへ。

前にも少し触れたかもしれないが、週4日×5週間のコース。毎日の構成は、毎日2-3章宿題が出て、1時間x2回のConversation主体のクラスと、各クラス後に30分のコンピュータテスト。テストは80%以下だと再テストで居残りという仕組み。また各章の宿題のやり方が厳しく指示されており(前のブログ参照)、今回のIntroductionでも念を押される - 沢山耳から聞いて、沢山リピートして、更にデクテイーションをして、少しの文法問題を仕上げていく。これを忠実に行うと1章あたり2-3時間はかかるとのこと、毎日2-3章宿題なので、授業に出席する他に、6-9時間は自習が必要。先生から「No Party, No Weekend。でも5週間終わったらしゃべれるようになるから!」と言われる。また「沢山インプットを入れて実際に口に出すほど、語学習得が早いと、最近の研究でまた実証されたから、間違いないから頑張って!」と。

一応各クラス12名程度がMaxと書いてあったのだけれど、このIntro Meetingで紹介されたクラスを見ると、今回15名クラスが2つ。つまり同じ期間に30名もEnrollしている!出席者の顔ぶれをみると、アジア系は多分自分と、もう1名中国の女性のみ。他は北欧系、ドイツ系、スペイン系、アラブ系。先生も触れていたが、北欧・ドイツ系の学生は、オランダ語が自国の言葉に近いので、早く習得できるとか。夏には実際、その系統の学生だけを対象にした特別クラスがあるらしい。

全ての授業終了後には試験があり、それに通ると次の中級コースに入れるらしい。更にそれが終わると上級コース。そしてこの上級コース終了すると、永住権を取る際に必要な国家語学テストを受験できたり、オランダの大学に入学が許可されるくらいの語学力となるらしい。つまり、ものすごーく集中して頑張ると、5週間コース×3回(コースの間は1-2週間Break)で、かなりの域に達する目算。ちなみに1コース 750€なので、これでかなりFluentになるのであれば、お得感あり。相当神経が張り詰めそうだけれど、もしかしたら、Job Huntingする前に一気にこれをこなした方が、色々な可能性が広がるかもと思う。でも、コースをパスできる頭と、やりきる神経があるか・・・。。

しっかりこのコースをやりきれるかなのだけれど、色々不安。やっぱり年をとってきたからか体力・能力が劣り始めていること、もともと語学才能が高くないので、頑張ってどれだけついていけるか、そして最後は環境。今も、この怒涛の5週間に向けて、居候宅で勉強しているのだけれど、集中するのが大変。。自室が寒いことと、自室に籠っていると落ち込んでるのではと彼の家族にされるので、リビングルームで勉強をしていると、「どれどれ、どんなテキストをやっているの」と話掛けられたり、お客さんが来て中断したり、大きな音のTVを見ているので集中できなかったり。。更には「勉強しすぎだから、もうやめなさい!」と心配してテキストを強制的に閉じられる。。

孤立したり寂しがらせないように、できる限り(オランダ語で)話しかけたり、英語のできるゲストを家に呼んだり、根を詰めないようにリラックスさせようといった本当に暖かい気持には本当に感謝。ただ本当に勉強が必要な今、どううまく折り合いをつけるか。イギリス留学前~留学中は、これ位時には根をつめて勉強することは苦ではなかったし、一人に慣れているので、本当は自室お籠りしたいのだけれど、それをすると心配されすぎてしまう。できるだけPositive面を見ようと思いつつ、宿題の多さに焦りつつ・・・・さてこの5週間どうなることやら。

それはさておき。最後に、Delftのコースのテキストは、文法の説明が非常に少なく、かなり手探りで勉強していた。そこへかつて日本で買ったオランダ語の本がやっと航空便で届いたので、開いてみると、目から鱗!日本で勉強始めようと開いていた時には、1ページ位でGive Upだったのだけれど、するすると読める。そして色々なことがつながり、なかなか有難い存在になりそう!お薦めです。

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