Saturday 11 February 2012

長距離スケートが強い訳?

自分が持っていたオランダのイメージの1つ。長距離アイススケートが強い。高ーい身長と、長ーい手足を存分に活かし、滑っている姿は美しい。

そして今冬オランダに来てみて、スケートがかなり人々の生活に身近にあるのを実感する。特にここ最近の寒さが大いに関係しているのだけれど。

オランダは元々、海や川を埋め立てて作られた土地の上にあり、「世界は神が作ったが、オランダはオランダ人が作った」と言われているらしい。実際、最近読破中の、日本人の方が書かれたオランダ本に必ずこの一文が紹介されている。この成り立ちや維持の仕方が、オランダ人の気質・特徴に大いに影響しているらしい大きな要因の1つらしい。

とちょっと横道にそれたが、そんな訳で至るところに水(川・湖など)があり、冬にマイナス5度程度の日が1週間位続くと、これが綺麗に凍り、自然のアイススケート場へと変身する。そして大人子供問わず、各所に繰り出し、思い思いにスケートを楽しんでいる姿はほほえましい。ちなみに、ニュースではこうした全国の光景の中継と、スケート事故防止方法の特集なんかも流れている。

そして今日。風車が川沿いに立ち並ぶ世界遺産のキンデルダイクの川で、大勢の人たちが滑っている風景をニュースで発見(クリックするとビデオが見られます!)。行きたかった! またこれ以外にも、見事に凍った川を大勢の人がマラソン的にスケートしている姿も。 

こんな風に育っていれば、自然と有望な長距離スケートがどんどん育つんだろうな・・・なんて勝手に思ったり。



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