Thursday 9 February 2012

言葉習得・・・もどかしい。

色々なことができるためにも、早く言葉を習得したいと思い、幾つかリサーチの結果、Delft工科大学の初心者向けIntensive 5weekコースを申し込む。早く話せるようになるなら、ビザ審査待ち期間は仕事も旅行もできないし、ハードには越したことはない!と思ったものの・・・

学校見学時に一緒に購入したテキストを自習し始めたのだが、これが本当にハード。Delft methodという方式で、会話中心のテキスト。予習として、各章、大体以下を必ず行うようにと指示がある。

①テキストを見ながらAudio CDを一文一文止めながら聴き、全て理解できるまで繰り返す。また一文一文口に出して読む。
②テキストを見ながらAudio CD止めずに聴き、全て理解&口に出せるようにするまで繰り返す
③テキストを見ずにAudio CDを聴く。一文一文止めがら、内容が理解できていることを確認。また口に出して読んでみる
④テキストを見ず、途中で止めずにCDを聴く。理解できているか確認。また実際に発音してみる
⑤ディクテーションをする
⑥練習問題を解く

ただ、各章の内容、結構しっかりとしたセンテンスで、文法も習っておらず、単語も知らない身としては、最初の章から軽く2-3時間かかる。各章での文法説明もほぼないに等しく、読み説くのはパズルみたいな感じ。オランダ語って、こういう構造なのかな?とGuessしながら。また単語を見ても発音の仕方が未だつかめない。(独特の読み方が多い・・・)

ちなみに、第一章から「先生の名前は○○で、オランダ出身です。△△はオランダ出身ではなく、中国出身です。彼はデンハーグに住んでいます」という内容が、会話とサマリーで構成されている。二章では何年オランダに住んでいますかとか、誰と住んでいますか?子供はいますか? etc etc、第三章は、何故オランダ語を学んでいるのですか、どうやって学んでいますか? などなど、各章30行くらい。

日常我がパートナーの家族と話すときにも、応用できそうな良質なセンテンス満載なのだが、各章を勉強しているときには覚えたつもりでも、他のインプットと共に、流れるように忘れる始末(笑)!またCDの音をまねているつもりでも、微妙に違うみたいで、実際に家族に話しかけてみると、「その発音はね、・・・・・」と沢山なおされる!Sigh。。

ちょっと圧倒されぎみなことと、彼の家族も勉強し始めているからこれくらい分かるのではと思って話しかけてこられることがほとんど分からず、途方に暮れかかる。。自分では笑顔にしているつもりだったのだけれど、大分思いつめていたみたいで、お部屋で自習中に、我がパートナーが部屋に戻ってきて、顔をみるなり、開口一番「何があったの、どうしたの!」。

そんな言葉に、つつっと涙が止まらず、「くやしーよー」と日本語でちょっと小さな嗚咽。語学習得は長い道のりなことは分かっているから大丈夫だよ、焦っちゃだめだよと慰めらる。思えば、前職の会社で、「将来リーダーたるもの、失敗や嫌なことがあっても、1秒で立ち直り、次に向かえ!」と諭され鍛えられているうちに、いつのまにか全般的に、落ち込み気分コントロールは比較的できるようになっていたのかもしれない。でも乗り越える壁が異常に高ーく感じるときには、未だ未だ難しい。でも、ちょっと周りの優しさに支えられ、もう一度肩の力を抜いて、一歩ずつ頑張ろうと思う。

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