Saturday 1 September 2012

今を生きる。

イギリス留学時代のクラスメイトから、長期で欧州旅行をしていて、少しアムステルダムにも行くので会おうよ!とコンタクトがあり、本日はるばるアムステルダムまで出向く。丁度同じコースの自分の親友の一人も実はオランダで仕事しているので、彼と奥様もお誘い。

彼女はインド出身だがMBA終了後にオーストラリアで職を得て、永住権も取得。比較的近しい専門分野に携わっていたこともあり、べったり仲良かった訳ではないが、信頼できるクラスメートの一人。今は自分が何をしている訳でもない宙ぶらりんの立場なので、一体どんな話ができるか・・・と思いつつ。

夕方彼女の滞在するホテルを訪ね、再会。卒業以来5年近く会っていないのに、瞬く間に関係性が戻る。コース中は、彼女とは真面目な勉強の話しの方が多かったが、今回は人生についてなどなど、とめどなく続く話・話・話。こうして利害関係を超えて、素の自分を出せる人は本当に大切にしたいなと強く思う。

その後は、仕事を終えて合流した親友夫妻を交え、歩いている時に見つけたイタリアンレストランに飛び込みで入り、夕食。これまたみんな笑顔笑顔で話が続く。また明日以降は暫く離れ離れだし、次いつどこで会えるか分からないけれど、きっとどこかで会える気がして、皆で再会を約束。

少し時間も遅くなってしまったので、親友夫妻がはるばるアムステルダムから、我が村まで車で送ってくれる。(疲れているのに申し訳ない。。。) その車のなかでも話しは尽きず、昔話やら最近の話まで、主には失敗談を話し・聞いては大笑い。でもそんななか、ふと自分が心の奥底で抱えている不安を見透かされる。さすが、MBA時代に沢山の喜怒哀楽を共にし、自分の弱さも強さも知ってくれているだけある。

一言だけ真面目に言われたこと。「Live in this moment」。自分の国を出て、常にある種の自分に強さがあることで成り立つように思う関係性で、第三国に住み、将来を不安に思うことはよく分かる。でも将来のことを気に掛けることも大切だけれど、今を精いっぱい幸せに・意義あるように生きるといいよと。

2か月ほど前に、酒井雄哉さんという方が書かれた「一日一生」を始め、幾つかの著書を読んだことを思い出した。彼が読者に繰り返し語りかけていることの1つも、1日1日を大切に生きることだった。当然のことだけれど、結構難しい。

改めて、大切なことを思い出させてくれた親友に感謝!

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