Friday 7 September 2012

スピーキングテスト→中級コースへ!

2-3日前にアポをとった、中級コースに進級をできるか見極めてもらうためのスピーキングテストを受けるため、久しぶりにデルフト工科大学へ。

新しい学年が始まったからか、以前にもまして沢山の若者が大学に向かって自転車に乗ったり、歩いていたり。何だかこちらまでフレッシュな気持ちになってくる。冬の終わりから春先に、初心者コースに通った時には、毎日ブルーで追い詰められた状態で、ひたすらテキストの音声を耳に、シャドーイングをしながら歩いていた道。でも今日は、同じくテキストの音声は耳に流れるものの、前を向いて歩く。テキストの復習が完全ではないものの、もうここまできたら開き直り。今の自分の等身大の力でできる限りのことをしようと誓う。

・・・と、語学コース棟にある、アポイントの主のお部屋に向かう前に、他の先生にばったり。何と自分がスピーキングテストを受けにくることを知っていた様子で、「頑張ってね!」と声を掛けられる。つくづく、このコースの先生方の連携、熱心さに感心。そしていざ久しぶりの面会へ。相変わらずのゆったりとした包容力のある笑顔と態度で迎え入れられ、テストながらも緊張感が和らぐ。人間力が高い人だなと感じる。そして簡単にカジュアルな会話をしながら、「じゃあ、本題に移ろうか、まずテキストの最初の方からね」と言って、テキストを開く。そこからランダムにテキストを開けては、そのテキストのトピックにあわせた質問がとめどなく続く。何だか心地よいテンポで話が続く。でも後半のテキストのトピックがきたら、ちょっとピンチもあるかもと思っていたところ。「おめでとう。次のコースに進んでいいよ!」と。そして「以前とは別人のようだね、頑張ったんだね」と。やったー!

そして、最後に今回の総括フィードバックとして、テキストで学習した単語をしっかりと使いこなしていること、文法をしっかり理解したうえで口語文章を組み立てられていること、ただ一方でやっぱり未だ発音が少し悪いので、ここは改善した方がよいねと指摘を受ける。その方法として、「毎日テキストを1つずつ、あなたのオランダ人パートナーに読んでみなさい。テキストは彼に見せないように。そして彼が理解できないと言ったところでとまってみること。そこがあなたの発音に問題があるところだから。そして彼に正しい発音をきいて、しっかり発音できるまで繰り返して見なさい」とのこと。そして例として、テキストを開け、「この章を読んでみて」と一言。

以前のコースで苦戦したときに、同じくテキストを読んで見なさいといわれたことがあったのだが、その時には自分でもおかしいと感じるほど、とんちんかんな発音と抑揚。あんなに音声を聞いているのにと悔しかったが、今回は少なくとも頭の中でCDROMの音がよみがえる。そしてその通りに声を出しているつもりだったが、、、、最初の文章から駄目だしを沢山受ける。確かに何となく発音している部分もあり、仕方がないものの、音の掴み取り力が弱いなぁと凹。

とはいえ。またハードな5週間がやってくる。以前は居候の身だったが、今回は家事などもあるので、それと両立させながら、同じように10時間近い勉強時間をどのように確保するのか、また相変わらず他の人よりキャッチアップ力が遅いのでついていけるのか、などなど不安は沢山。でも許可をもらった以上、できる限りの力で頑張ろうと思う。


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