Monday 4 February 2013

OV Chipkaart の割引適応。

オランダには、「OV Chipkaart」という、日本でいうスイカのような交通機関で使用するチャージ式のチップカードがある。

幾つかDeelがあるのだが、自分はこちらの記事でも少し触れたように、昨年秋に1年有効の「Dal Voordeel」なる通勤時間外に使用すると40%割引されるDeelを購入した。 特にどこか遠くの街にフルタイムで通勤している訳ではないので、比較的時間の融通をつけやすい身、それなりに割引による恩恵を受けている。 

ただ今回の活用度合いはHalf-Half。何故なら実は授業の時間帯が微妙。朝の授業は、8時55分の電車に乗らないと間に合わない。一方午後の授業の終わりは3時半。授業が延長したり、テストに苦戦すると、確実に4時近くまでキャンパスにいることになる。往復共に(特に往路)、9時~16時の割引適用時間帯(その他は7時前までと、18時以降も適用時間帯)に前後して電車に乗ることが多々。よって、日によって、割引特典の恩恵を受けたり、受けられなかったり。

ちなみに、このカードのチェックインタイミングと割引適用される瞬間が、いまいちはっきりしないことが最近発覚。まずケース①16時5分の電車に乗るところ、早めに駅に着いたので試しに15時55分にカードをチェックインして電車に乗り、16時半過ぎに電車を降りて、チェックアウトをした。電車に実質乗っていたのは割引適応外(16時~18時)なので、割引されないかと思いきや、しっかり割引。 

ケース②現在のコースが定刻に終わり、15時58分頃にチェックインして、16時5分の電車に乗り、17時過ぎに電車を降りてチェックアウト。これも、40%割引を受けた。

ケース③朝8時55分の電車に乗るため、ぎりぎりにチェックイン。その後10時半頃電車を降りたところ、フル料金を取られる。

ここまでの経験により、てっきり、朝はチェックインの機械の時計が9時になった瞬間からその後にチェックイン、夕方は16時前になる直前までにチェックインすると、割引適用されると思っていた。よって、現在8時55分という微妙な時間に出る電車については、インフォメーションボードを見て、遅延していないかを確認し、遅延と出ていた時には、電車がくるぎりぎりまで粘ってチェックインしていた。ところが、この日新たな事実を発見。

5分ほど遅延の字が点滅していたものの、時折期待を裏切って(?)2-3分しか遅延せずに出発してしまうことがあるため、電車発着のプラットフォームのあたりに乗客が降りてくる様子を探りながら、チェックイン機械のあたりでスタンバイしていた。すると、同じく機械の近くに怪しげな(!)オランダ人女性を発見。カードを手に持ち、じーっと機械に表示される時計を見ている。そして8時55分になった瞬間に、カードをタッチし、ホームめがけて走り去っていく! そこで、ものは試し、思い切って自分もチェックインをしてみると、「40% Korting」の表示!何と!

ケース③の際、正確にチェックインした時間を残念ながら覚えていないので、もしかしたら駅によって違うのかもしれないけれど、9時~適用の割引は、8時55分からチェックイン可能なのかもしれない。なんて・・・・なんとせせこましい話なのかという感じなのだけれど、長距離乗る場合には、40%は結構大きな額なので・・・これからも賢く活用しなくては!

3 comments:

Mina said...

とにかくラッシュ時間帯以外にチェックインすれば割引というのでしょうか。5分おまけというのはいいですね。

Fyra通勤を3ヶ月ほどしたのですが、遅れるはキャンセルされるはで、特急券の定期はかなり無駄でした。40%は大きいです。私もポールの横でスタンバイしてます:-)

Mina said...

とにかくラッシュ時間帯以外にチェックインすれば割引というのでしょうか。5分おまけというのはいいですね。

Fyra通勤を3ヶ月ほどしたのですが、遅れるはキャンセルされるはで、特急券の定期はかなり無駄でした。40%は大きいです。私もポールの横でスタンバイしてます:-)

りすねこ said...

Mina-san

はい、NSが指定する通勤時間帯以外にチェックインすれば、大丈夫のようです!(私のこれまでの経験上は・・・)

ただ1点、Fyra特急料金は適用外なので、別途切符購入が要です。でも、短い区間ならば2.3ユーロなど安いので、それでもトータルで見れば40%割引の恩恵を確実に受けられます!:)