Friday 8 February 2013

ついに・・・オランダ語中級コース卒業!

とうとう再履修をしていた集中コースの最終日。

このコースでは、コースが終わった翌週に行われるEinde Toetsという最終筆記テストの他、週2回のWritingアサインメント、Listeningテスト(毎日のコンピュータ上でのDictationテスト)、そしてSpeaking(プレゼン&授業中のしゃべり)の評価を総合して中級レベルの卒業および、次の上級コースに進めるかどうかの判定が下される。前回受講した際には、この4要素中、Speaking部分で「Onvoldoende」(不十分)の評価が下されたため、Einde Toetsにはかろうじて合格したものの、コースを正式に卒業することができなかった。

生徒により、色々と強いところ弱いところがあるし、その対応策も微妙に違うため、NGな生徒は個別にコースリーダーから、次のアクションに関してレコメンデーションをもらう。自分の場合は、前のブログでも触れたとおり、集中コースではなく、夕方の週2回のUpper Intermediateコースを受講し、Speakingを鍛えることを薦められた。前回のクラスでは、自分以外に4名同じくSpeakingで合格をもらえなかったのだが、このうち2名は集中コースをフルで再履修。他の2名はその後どうしたのか分からない。

ともあれ。今回諸事情により、集中コースの後半だけを履修することで、Speaking力を中級卒業レベルまでになるよう目指したのだが、はじまって1週間半は本当に停滞気味。伸びるどころか、ぐんぐん下がっていることが自覚できるほど(涙) 最後には口が開けなくなりかかるほど落ち込んでしまった。ただ、何とか開き直り、自分の力を過信せずに、しつこいほど口に出してプレゼンの練習をしたあたりから、少し状況が上向きに。自然と口が回りやすくなってきたり、何よりプレゼンがとりあえずPerfectとは程遠いけれど、自分ができる限りでうまくいったという成功体験が自信を生んでくれたよう。その効果として、自分から手を挙げて発言できるようにもなってきたし、さらにそのたびに先生から、「Speakingよくなってきたよ!あとは発音だね!」と励ましていただき、段々と悪循環⇒好循環のスパイラルにネジの向きを変えられた感じがした。

それでも「昨日うまくいったのは、たまたまかも。今日はまたうまくいかないかも」と日々多少怖気付けならも、だましだまし最後の週が終了。そして最後のレッスンで、全員のSpeaking評価が発表となる。まずは総評から。一言「このクラスでSpeakingで問題ありと判定された人はなし」と。この一言でクラス全体の張り詰めた緊張がさっと引いて、みな笑顔になる。そしてそこから個別フィードバック。

コースリーダーから発表された評価は、今回のコースで授業を担当した3名の講師が話し合った結果。大体自分が見ていても、「なるほどな」と思う内容ではあったのだが、一部では少し不満があったよう。特に、次のコースに進むことに関して、先生のRecommendationと自分の想いが食い違った生徒は、最後泣き出してしまったり。悲喜こもごも。

そして自分へのフィードバック。Speaking全般評価としては、「Voldoende(Meet expecation)」。但し発音はもっともっとよくすること。一方で、もし発音がよくなれば、実際には内容も文の構成も他の生徒以上にしっかり話せているよと。最後の内容は完全に想定外。何故なら、いつも、「はぁ、何言っちゃっているんだろう、ばかだなぁと思われているんだろうな」とか、「あ、またGrammer間違っちゃった・・・・分かっているんだけどな、未だ口が慣れてないな」と何か物足りない自分を感じていたから。でも少しこれで自信をもらうことができ、一時は中断することまで考えたコースではあるが、本当にあきらめずに通ってよかったなと思う。

そして次について。「次のコースがはじまるまでの10日間の休みで、テキストを音読し、オランダ人に発音を矯正してもらい、次に挑むとよいよ」と一言。他の先生との話では、「気持ち的にも、レベル的にも、少し時間を置いてから挑戦したら」と言われていたので、すぐに上級コースに行くという選択肢が許可されるのは意外だった。ただ即座に、「自分はReadyではないので、もう少し練習してからにしたい」と申し出ると、「それも良いOptionだね。では5月に頑張って!」と。

ちなみにこのAdvancedコース、ここまで進む人は少ないのかと思いきや、既に30名近くエントリー(今の中級コースのEinde Toetsの結果次第の人も含む)と、待ちリストがいるとか。このきついコースにこうして頑張っている人たちがこれだけいるのかと、ちょっと気が引き締まる思いがしたり。

そういった状況もあり、自分に気力が残っていて、体力もあるようであれば、こうして最後の1週間で上向きになってきた勢いを保持して、多少難しいことは分かっていても上級コースに飛び込んで、一気にレベルを上げるというのもありかもしれない。たださすがに、ちょっと地に足をつけて、もう少し自信をつけてから挑むオプションをとりたいと思う。・・・・それに正直なところ、上級コースに進むということは実は全く想定外だった。中級コースを終えたら、移民のための試験勉強に励み、その後万一時間とキモチの余裕があれば、来年あたりにでも行くかななんて思っていたから。

ということで、少し移民権のための試験について調べて、狙いを定めたら、その試験クリアを目指すほかは、またオランダ語学習プランの軌道修正をしようかなと思う。

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