Saturday 12 October 2013

".. Koffie drinken?" オランダのお誘い文句。

オランダの都市部での生活は分からないのだけれど、オランダの田舎で暮らしていて、近所の人たちや親戚・家族の人たちとの間で、初めて話をしたとしても色々と盛り上がった時、また言葉を交わす回数が増えてきて距離が縮まった時に言われる言葉。それが、多少前後に言葉が挟まる場合もあるけれど、「Koffie drinken?」。

マダマダ昔ながらの習慣が残る田舎では、少なくとも、午前中10時~11時近辺、午後3-4時近辺が各家のコーヒータイム。仕事や勉強をしていても、コーヒーを入れ、小さなスイーツ(クッキーなど)をつまみ、リラックスした時間を過ごす。またこの時間帯は、家族だけの時間ではなく、近所の人たちや友人・親戚が訪ねてきて、その家のコーヒータイムに混ざることも。

我がパートナーの両親宅では、昔から同じ村に住んでいたことで友人が多いこと、牧場つながりのネットワークがあること、また大家族で親戚が多いことなどなどから、常に誰かが訪ねてきてコーヒーを飲んでいる。ちょっとした田舎の社交時間の”Koffie driken”。

自分もこの田舎の家に住み始めて、ゆっくりとしたペースながら、彼の両親の親戚・友人の方々から、”Koffee Drinkie”のお誘いを受けたり、近所の人たちから言葉を掛けられ始め、嬉しい気持ちになったものの・・・はたっと、考える。そう、「いつでも来ていいからコーヒーのみに来てね」って言われても、いつが都合がいい・タイミングがいいんだ!?と。

親しくなっていれば気にしない些細なことなのだが、その訪ねるタイミングを何となくつかめず、なかなか実行できずにいる自分を見て、我がパートナーや家族は、「・・・だから~、ここは気軽にドアをたたいて訪ねていい文化なんだから、躊躇することないじゃーん」と背中を押されまくり、「ほら、外で庭仕事しているときに見かけたら、『今日時間ある?』って聞けばいいじゃーん」などの、ありがたーいアドバイスまで。でもこういう時に限って、なかなか偶然「ばったり」会わない。。

そんなこんなうじうじした情けない状態で、こんなこと考えているの自分だけなのかな・・・などと思っていたら、最近より親しくなりつつある、隣村(前に住んでいた村)に住み、オランダ語が流暢だし、フレンドリーですぐに誰とでも話ができる中国人の友人も、「そうそう、いついったらいいかタイミング摑みにくいよね!だから私もなかなか、オランダ人の女性たちと踏み込んで仲良くなれない」と躊躇しているらしきこと発見。

と、同類探しをして、こうして更に、自分から踏み出せずに情けない状態にいたところ、何と今週になって、バタバタと進展!前にお誘いをうけ、そのうちそのうち話をしてみたいなと思っていた女性たちに、偶然ばったりと出会った際、いきなり直球を受ける。「Koffee drinken」と言われるのでなく、約束を決めるために電話番号を聞かれたり、その場で日程即決めになるなど、瞬く間にどんどん予定が埋まる。。どうやら、なかなか実行して訪ねてこない自分の性格を見抜かれたよう?それとも、神様が背中を押すために仕向けたのかな?

何れにしても嬉しい悲鳴。こうして少しずつ自分でネットワークを広げられるといいな・・・なんて思う今日この頃。


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