Wednesday 2 October 2013

最近のオランダ語勉強教材。

今年の6月に、通っていたデルフト工科大学でのオランダ語集中コースの全ての工程を終えた後、引越しの忙しさと、モチベーションの減退と、諸々のため、すっかり手付かずのオランダ語の自習。

現在は週1回のSamenspraakのプロジェクトでの、この1年お相手をしてくださってきているボランティアのオランダ人のご夫人との中身の濃い会話(2時間以上!)と、我がパートナーの家族や古くからの知り合いの方々とのコーヒータイムでの会話が、ひたすら「実践の場」練習。(というより、ただ会話を楽しんでいるだけ?) あまり新しいインプットもなく、昔のおさらいをする訳でもなくのため、単語量が少なく、何となく話せる時にはすっと話せることがありつつも、あまり進歩がない気がしてならなかった。

そこで、少しだけ先月中旬からやり始めたこと。それは、以前にもアドバイスをいただきながら実践しなかった、地元紙の記事読みと、Liberaという婦人向け雑誌の記事読み。地元紙は、全国紙に比べて、読む人のレベルが広いため、比較的誰でもが分かり易いオランダ語で書かれているとか。さらにお徳なのは、州単位の有料の新聞もあるのだけれど、住む地域向けのフリーの新聞もある。そこでいざ新聞記事に目を向けてみていると、話題が比較的身近なことが多いし、近所のことを知るのに役立つので、全ての記事は読みきれないのだが、「これは面白そう?」と思うものを、速読したり、精読したり。そうしていると、「あ、なるほど、こういう言い回しするんだ!」と平易で分かり易く、見てすぐに外国人の自分でも想像がつく言い回しを沢山発見でき、早速それを使って我がパートナーに話してみると、「あ、その言い回し、本当によく使うよ~」と。結構有用なようだ。

また昨年オランダに来て以来、「日中一人でつまらないかもしれないし、オランダ語の勉強になるから」と、会うたびに束のように渡されてきた婦人向け雑誌のLibera. (ただ単に、捨てるのは忍びなくて、渡されていただけかも!?) オランダ語コースに通学中は、結局ページを開く間もなく、コースの合間に多少ページを開いても、さすがに難しく感じて写真だけ見て終わり・・・などという状態だった。

ただ今回のおうちの引越しで、つもりに積もった譲り受けたLiberaの山に困り、1案。ぱっと見で気に掛かったものを切り取り、カテゴリー別にクリアファイルに入れて、切り取った後の雑誌は思い切って処分。そして、出かける時など、電車やバスの中で読んだり、多少おうちで読んだりし始めた。すると、やはり国籍違えど同じような悩みを抱えているんだな・・と分かったり、興味のあったことを少し深めに知ったり、またオランダ語の表現を色々発見したり。

ちなみに、いいかなと思って一番切り抜いたのが、有名人へのインタビュー記事。話言葉が多少散りばめられているし、面白そうな人であれば内容も楽しい。また最近人生・仕事・家族の悩み事などを、心理学アプローチからアドバイスしているものは、身近な話題だったり、役に立ちそうな気がしている(・・まだ読んでいないけれど。。) 一方で、役立ちそうと思って切り取ったけれど、今は未だお手上げ!と思ったのが、コラムニストなど、書くことが職業の人たちのエッセイ。短めだし、書くことが職業な人のオランダ語を読むと、語彙力も上がるし、文法力の強化になるかもと思ったのだが。色々な超上級な言い回しを、これでもか!とふんだんに入れられており、辞書を調べても分からず、文法も難しく・・・ これは少し超上級者向けかもしれない。

・・・と、本当は毎日しっかり時間を決めて読み込むぞ!と思いつつ、結局週に2-3度読めばよい方という、未だ低堕落な状態だが、それでも結構オランダ語脳が刺激される感じで、多少は効果があるかも?と感じる。

思えば、英語を勉強しているときに、英語が第二外国語の外国人たちから、新聞や本を読むことを非常に薦められた。ある程度の基礎が出来てきたら、音読にせよ、黙読にせよ、読むことはレベルアップに役立つのかな? ・・・と分かったところで、毎日少しでも読むようにしなくては。。




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