Thursday 4 July 2013

引っ越しパッキング中の掘り出し物。

1カ月以内に自力で引っ越し・・・ということで、少しずつ準備を始めなければと、重い腰を上げて、パッキングを開始。

一部、昨年引っ越し時に持ち込んだものの、永住する家に移るまでは不要と、段ボールに入れたままになっているものを、少し確認のため開けてみていたところ、面白いものを発見。昔買ったAERA Englishの雑誌たち。表紙に踊るメインテーマが「発音」。ここでの話しは、英語の発音に関することではあったが、読み返してみると、オランダ語学習にも通じるものがあったので、ちょっと覚書に、自分にひっかかりのあった部分を書いてみる。

まず、日本人の英語の発音の悪さは、どうやら世界的な調査でも明示されているようだ。どこの機関が行ったものか分からないが、世界13カ国の英語教師に行った調査で、日本人の英語が分かりにくさで最下位。「ほとんど理解不能」とか、「拷問」という評価だとか。。この雑誌では、推測される問題点として、個々の発音の他、リズム、ストレス、イントネーションなどが問題点として指摘されている。 他、日本語には音の種類が少ないといった視点も。何となく、自分がオランダ語コース中苦戦し続けた発音・スピーキングの問題点と重なるような。

では、ネーティブと全く遜色のない発音を見つけるべきか・・・という点では、NOというのが論調。日本人の訛りや癖がある位の方が健全だとも。きちんと区別しなければいけない幾つかのキーとなる発音を身につけ、イントネーションやリズムを身につければ、完璧な発音を目指さなくても、十分コミュニケーションができると。確かに、最後のコース中に、先生と1対1で、キーとなる発音の矯正と反復練習をし始め、テキストの音声を何度も真似ているうちに、多少「オランダ語的」リズムが少し出てきたのか、多少通じやすくなった気がするのも、このあたりに通じるのかなと感じた。

また著名な方々の経験談を見ていると、「一生懸命に話をしても、相手に通じなくて、しょげた」といったような話しも多く、誰もが最初からすんなりとスピーキングで成功している訳ではないのだと、少し励まされる。 ただやはり、ブレークスルーをしている人達は、それなりの努力をしている。例えば、日本人が間違いやすい発音を、ネイティブの先生と1対1で1年半練習を続けたところ、突然発音がブレークスルーしたとか、発音記号を真面目に勉強して1カ月ほどして、変化が出たとか。完璧にする必要はないが、少なくともクセをとり、通じる英語を目指すアドバイスが満載。

これを見ていると、オランダ語も同じなのだろうなと感じる。少し初心に戻って、初級コースの頃の易しめのテキストで、丁寧に音読をする練習でもしようかな?

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