Friday 13 April 2012

自転車大国 オランダ。


ここオランダに引っ越してきて、少し驚いたことの1つ。それは自転車。今まで色々とヨーロッパの国を旅してきたけれど、日本以上に自転車が多いところはここが初めてかもと思う。

まず道路には大抵自転車専用道路と信号がある。これは都心だけではなく、我が村の近くも、自動車道と並行して、走っている。車の運転者も、車対車には容赦ないけれど、対自転車にはとても気を使っている様子。どちらかというと自転車に乗っている人の方が優先されている感じがする。

そして駅。写真はDelft駅前の自転車置き場だが、どの駅に行っても見られる光景。どうも、ここの駅近くに住んでいる人が駅に来るために止めているだけではなく、この駅以外から働き・学びに来ている人達も自転車をここに置いて使っている様子。また駅にはレンタルサイクルのお店も!






更に電車は自転車持ち込み可!追加料金が取られる or/and 一部時間帯は禁止されているようだけれど、電車に乗ると、自転車をかついで乗り込んでいる人たちをよく見かける。普通の自転車もあり、折りたたみ式の自転車もあり。その様子を見ていると、自分もちょっと折りたたみ式自転車が欲しくなってきてしまった!






そして、現在通学時のほほえましい光景として、学校に向かうのだろう、にこにこしながら、友達と話しをしながら等々、毎朝沢山の子供たちが自転車に乗っている場面に出くわす。どうやら我がパートナー曰く、昔はほぼ皆、雪であろうと嵐であろうと自転車通学していたとか。彼も約40分位かけて、中学・高校に自転車通学していたらしい。だからオランダ人は頑丈に見えるのかな?(なんて)

他、週末にはDijke(堤防)伝いの道などなどをサイクリングしている人たちも多い。何しろオランダ国内自転車マップがあったり(買っちゃった!)、自転車用の行先表示棒みたいなものがたっていたり。またサイクリングの人が多いところでは、小さな村々の中に、サイクラー(っていうのかな?)が立ち寄るCafeみたいなものも見かける。先日のイースターホリデーでサイクリングした時に、自分もちょっとトライ。なかなか良い感じ。

こんな風に自転車がなくてはならない存在な国だからか、これは言葉にも反映している。何と、自転車という名詞(Fiets)の他に、自転車に乗る(Fietsen)が一語の動詞になっているほど。

今は未だ肌寒いのだけれど、レンタサイクルも多いし、ぜひ春・夏にオランダにいらしゃる折りには、是非お試しあれ!

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