Friday 6 April 2012

デルフトをちょっとお散歩。

2月下旬より、デルフト工科大学語学コース参加のために、通い続けているデルフト。陶器やフェルメールでも有名なこの古き良き街、大学が街と逆方向にあるため、なかなか踏み入れることができずにいた。水に囲まれた古い街好きとしては、歯がゆく思っていたのだが、やっとその機会が訪れる!

今週はEaster Holidayのため、金曜日と来週月曜日がお休み。よって今週の語学コースは、いつものように水曜日に中休みをとらず、月~木曜日に続けて授業。ぶっつづけで授業&テストが続くと、さすがにフラフラになるものの、無事全てのコンピューターテストにパスできたので、ちょっと自分にご褒美として、授業後に3時間ほど、デルフトの街へと繰り出す。

冬の間はお休みだったボートクルーズなどもも4月から再開している様子で、街には少し観光客らしき人達もいつつ、大半は地元の人たちが行き来している感じ。街中には、幾つもの水路&橋があり、幾つかの水路上には船上Cafeみたいなものも! でも残念ながら、未だ観光客が少ないからか、或いは肌寒いからか、Openしていない様子。今度また夏に来て、トライしてみたいなと思いつつ、通り過ぎる。

                          Cafeのテーブルの上には、綺麗な花が飾られて始め、待ちわびていた春が来たことへの喜びを感じる。また花屋さんは元々いつも花が満載だけれど、今週はEasterのため、特別なデコレーションタイプの花も沢山!


街の中心には、2つの新旧の教会がある。まずは旧教会へ。どうやら1246年からここにあるらしい!中から観光客らしき人達がぞろぞろ出てくるので、きっと中はステンドグラスなど綺麗なのかもしれないが、今日は時間が少ないので、教会の周りをちょっとお散歩するにとどめる。ちなみに、外から教会の塔を眺めると、気のせいか、ちょっと塔が左に傾いている気がしないでもないが、、、はて真相は如何に。 




旧教会から中心に向かって歩いて行くと、新教会の広場へ。何と当日はマーケットの日だった!実は、ずっと語学コースの授業で、マーケットの話題が出てくるので、いつか行ってみたいと思っていたので、本当に嬉しい!ということで、広場一杯に出ているお店の間をちょっとお散歩。オランダらしく、チーズのお店、フリーツ(ポテトフライ)のお店。それから八百屋さんに、Vis(お魚)のお店があり、そしてバッグやチープな洋服のお店まで、様々!

左記はオランダ人の大好物の1つ、ハーリング。ニシンのお酢漬けで、でも生に近い。脂がしっかりとのっていて、結構どっしりとした味。これに横にある玉ねぎのみじん切りをまぶし、しっぽをつかんで頭の上にもっていき、上を向いてパクリと1口で食べる!

この市場でも1匹1.5€、4匹5€で売られており、オランダ人の男性がぱくついていましたー :)
・・・と、マーケットの様子を冷やかしつつ見つつ、新教会の中に入ってみる。すると、教会の塔に登れることを発見。昔から、ヨーロッパの街に行っては、ある塔ある塔に登りまくる習性のある私。これはどうしても見逃せない。3.5€を払い、早速少し薄暗い狭い階段に行き、登り始める。時折上から下りてくる人達に出くわすと、ストップして、軽くお互い挨拶をして、降りていけるように道を譲りつつ。登っていくと、3段階ほど途中でドアがあり、各段階で外を眺められる。

塔の周りをまわりつつ、程良い大きさのデルフトの街の全景が広がる。どんな風に水路が通っているのかが見えたり、オレンジ色の屋根のお家が整然と並んでいるのが見えたり。また上からマーケットを眺めるのも、なかなか面白い光景! マーケットはきっと昔から変わらず出ているんだろうなと思い、思わずセピア色のセッティングで写真を撮ってみたり。 壁の穴から真向かいの建物をとってみたり。






さてさて、3時間はあっという間。またここから2時間かけてお家に戻るため、駅に向かい始めたところ、お花のマーケットを発見!綺麗だし、値段もお手頃!、、、毎日彼のお母様に本当にお世話になっているし、と小さな花束を手に掛けたところ、店主から「1つ3€だけど、2つで3€にしてあげるよ~」とのこと。「それとも白の薔薇と赤の薔薇合わせて3つで5€!」とのオファーまで。でも赤の薔薇は柔らかい性格の彼女のイメージに合わないので、「隣のピンクの薔薇と白の薔薇で3€は?」と聞いてみると、「ピンクの薔薇は元々1つ4€だからダメ」と頑なに拒絶さる。涙。ということで、白い薔薇の花束2束3€でお買い上げ。ちなみにオランダ語でやり取りできました! デルフト講座のお陰 :)

ということで、ちょっと短い時間だったけれど、とても気持ちの良いお散歩ができました。今度はもうちょっと長めの時間をとって、Cafeにも行ってみたり、今回は通り過ぎてしまったフェルメールの美術館にも行ってみたいな。

その他の写真たちはこちらから!


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