Saturday 28 January 2012

いろいろつながる。

昨日大使館から借りてきたオランダに関する本たち。現在2冊を読んだところだが、オランダに住んでいる日本人の方々が共著していることもあり、なかなかの情報量。またただの情報一覧なのではなく、歴史的・文化的背景や鋭い洞察力も交えて書かれているので、非常にすっと内容が入ってくる。

例えば、先日のBlogでも書いた食べ物。両方の本ともに、オランダ人は「生きるために食べる」と記述。オランダの気候、オランダ人の人格が影響している。オランダの家庭に居させてもらっているお陰で、私自身もここに来て感じたことなので、非常に納得できる。そういった意味で、単なる留学とか旅行以上な形で、自分とは違う文化圏の家族に迎え入れてもらえていること、本当に感謝です。

ちなみに、「質実剛健(Nearly Equal倹約)」ながら、困っている人たちには手を差し伸べる国民というストーリーも入っていた。そこでちょっと思い浮かんだのが、Visa申請用紙の質問項目。Visa申請のなかの申請目的に、「オランダ人パートナーと住むため」、「仕事をするため」、「留学のため」とかは、普通あるとは思うのだが、「As a victim or witness reporting human trafficking」とか、Domestic Violenceの被害者といった項目があり、どうしてだろうーなんて考えていた。これはもしかしたら、オランダ政府ひいてはオランダ人の上述のマインドが関係しているのかしらなどと、思ったり。とはいえ、移民が引き起こしている問題も多々あり、移民政策が大分厳しくなっているとも聞いているので、だからといって簡単に移民できる訳ではないのかもしれない。

・・・などなど。色々探していると、日本が長く付き合いをしてきているオランダ。オランダおよび、日蘭関係に関する書物が結構ありそう。オランダに来る前に気づいていれば、お引っ越し前に購入して、船便に乗っけられていたのに・・・残念!でも読みたい本がたくさんあるので、仕事がない身としては、いかに低コストで本を調達できるか、ちょっと考えてみよう。

参考:今読んでいる本
その① オランダ大好き!
その② オランダ "何でもあり"の国へようこそ

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