Friday 30 August 2013

外国語の習得にまつわる努力。

引越ししたものの、マダマダ完全に終わらない新居の環境作り。とはいえ、少しずつ、来訪者をお迎えすることに。まずは、先週末、我がパートナーの日本勤務時代の同僚の皆さんに、オランダ出張を機会に、少し我が家まで足を伸ばしていただいた。

久々の再会で、あっという間に色々な話で、楽しい時間を過ごさせていただく。仕事(それも彼の)という形での出逢いではあるけれど、こうして仕事を離れてもつながり、時間を楽しく共有させていただける関係に、本当に感謝。

こうした再会のなかで、少し真面目な話題・学びも。それは、欧州の方で、日本で長くお仕事されている方からの、日本語学びの経験談。今では日本語で仕事をし(読み書き含め)、カラオケにいけば、日本人並みに感情を込めて演歌を歌うほど、日本語をしっかりと操られるのだが、どうやって学ばれてきたのかお話を伺うと、並々ならぬ努力が背景にあることが発覚。

まず開口一番言われたことは、「こうしてFluentになるまでには、やはりそれなりの時間が掛かっているよ」と。全くの習い始めで、日本に来て日本語学校に通うこと、合計2年少し。その後、日本語をかなり勉強し、仕事で3-4年以上毎日使い・・・という状況になった後も、我がパートナーが、「そういえば、彼は移動中の電車のなかで、よく単語帳を明けて一生懸命覚えていたよ」という努力。そして単語の語形変化、発音などは、口に出して、スポーツのトレーニングのように繰り返したとか。

オランダ語を勉強し始めて以来、大学のコースでも、ここでお話する方々からも、「無理して単語を覚える必要はない」と言われ、一部の数少ない単語以外は、いつも「あれ、この単語習ったよな・・えっと、確かこんな感じのつづりで発音だった!」という状況できた自分を反省。この状況では、自信をもって発音することも、話をすることもできなくても致し方ない。やはり学生時代に英語を学んだときに、単語帳を作って無理やり覚えたように、ボキャブラリーを本気で増やしていくために、そろそろ単純暗記をする部分も増やしていかなくてはいけないかなと感じる。

でも、こうして、20代半ばまでは母国語以外話せなかった方が、いまや、日本語を含めて3カ国語をそつなく操られている状況を見るにつけ、「才能がない」「歳だし」などなどの言い訳はやめてコツコツやっていくしかないなと反省。

言うは易し・・・だけれど、頑張るかな。

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