Friday 7 February 2014

お仕事延長!・・・の予定。

昨年11月に、運良く、国籍(特に欧州出身かどうか否かという点)で判断をせず、力のある人・頑張る人には可能な限り機会を上げよう・機会を見つけるサポートをしようという上司に巡りあい、期間限定でのお仕事をいただいてから早4ヶ月。

当初は年明けまでの契約だったのだが、頑張りを認めてもらえ、また幸いにも契約延長をしていただける糸口が見つかり、2ヶ月延長していただいたものの、今月はとうとうその契約期限の最後の月。そしてその期限が近づいた今週、やっと今後についての通告。さすがに、そもそも自分を短期(1-2ヶ月)という期間で雇う必要性のあった状況が解決してしまっているので、さすがにこれ以上の延長はありえない、これでさすがにお別れかと思っていたのだが・・・、何と再度雇用の延長と口頭で通達をいただくことに!未だ正式文書での通告ではないのだが、本当に嬉しい知らせ。

とはいえ、残念なことも。ここまでこうして、自分に対して機会を捻出してくださったこの上司が、今月一杯で退職し、母国イギリスに戻ってしまうことに。せっかくのBig Supporterとなって下さっていただけに、残念だし、今後もどうなるか心細かったのだが、今回雇用契約延長のお話と共に、これまでの自分の働き方などを見てのフィードバックや今後のアドバイスを下さった。

自分としては意外な内容が多かったのだが、まず欧州をベースに欧米企業で働いてきた彼の目から見ての自分への評価は、「欧州で働くことに全く問題があるように思えない。この会社での経験・評価もできたし、何かあれば自分がReferenceも書いてあげたいと思っているので、あまり心配しなくていいと思うよ」と。また、現在、日本でやっていた仕事のポジションより少し低いポジションのお仕事をしているのだが、「次の仕事を探す際には、少し上のポジションの仕事をできると思う」ということ。ここまでは単純に嬉しいフィードバック。

そして、現在の会社での契約が終わった場合の、アプローチする先としてのRecommendationは、「アメリカの会社で、オランダにInternational本社のある会社」(つまりは今の会社と同じ条件)と。これまでどのRecruiting Agentからも、「日本人なのだから、日本の会社のオランダオフィスに行け」というアドバイスしかもらってこなかったので、少し驚き。本当のことを言うと、アメリカの会社の欧州オフィスで働くということは、ずっと難しいと思っていた。日本でずっと、アメリカの会社で働いていたので、多少アメリカの会社のカルチャーややり方は知っているということはあるけれど、アメリカの会社がわざわざアジア人の自分をヨーロッパで展開しているビジネスにおいて採用したいと思わないのではと思っていた。また自分としても、ローカルの知識のない自分として、力を発揮するのは難しいかなと思っていたということもある。でも、こうして「日本人」の自分ではなく、「自分」個人を評価してくださったという点では、有難いことだ。

そして語学の問題。これまで、日本の会社さんか、オランダの会社さんの中で日本に関連した仕事でないと難しいと考え、オランダ語で仕事ができる経験を積んでいかなくては!と思っていたのだが。何と、オランダ人同僚さんたちからのフィードバックを元に、「アメリカ系の会社で働くのであれば、今のあなたのオランダ語の読み書きレベルで十分。それよりは、英語を何とかせよ!」と。。。そう、日本で英語を使っての仕事はしてきたものの、やはり「日本人英語」に慣れた人たちの中でやってきていたから、多少甘めに見てもらえていたのだなということを痛感する。ただ単なる「英語」という言葉の問題として、とりあえず通じればよいという範囲ではやはりダメ。一人前のプロフェッショナルとして対等に接してもらえ、瞬時に的確に相手を動かすことのできる、英語的な思考力の備わった正しく・的確な英語力をつける必要があるとのこと。またプラスして、言動・振る舞いもしかり。もっと堂々とする必要があるし、日本の中で仕事をする常識の一部(丁寧すぎるなど)は取り去った方がよいとのこと。

・・・など、多少耳の痛いフィードバックもありつつも、今後このオランダで一人前のプロフェッショナル人材として仕事をしていく可能性を探るにあたり、有難い評価やアドバイスをいただくことができ、少し春に向けて、心が軽く・明るくなってきたように感じる。これからまた、延長された雇用期間のなかで、焦らず・腐らずに、例え小さくとも1つ1つ得られたチャンスを大切に、少しでも自分がやりたい仕事ができるようになるために、必要な課題は克服していけたらなと思う。

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